[全般] 欧州への懸念からユーロ下落
NBY時間に発表された米国の8月中古住宅販売件数が予想の2.8%を上回る4.3%となった。しかし、雇用や消費の伸びが見られないことから住宅市場の改善を示す強い兆候とまでは見られないといった悲観的見方が支配的となった。また、8月製造業受注は予想の-0.4%を下回る-0.5%となった事も嫌気しNYダウは下落に転じた。これによりリスク回避の動きからクロス円の売りが強まり長期金利も2.5%を下回り1.48%となった。NY株価もユーロもこれまでの上昇への反動と思われる売りが強まったが、あくまで調整の域を脱しないとみて良いだろう。今日は日銀の具体的な追加緩和政策が出るか注目したい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円] 当局は83円を死守

週明けの東京市場では先週の流れを次いで83円手前でスタート。日銀が83円割れを意識し介入を行ったレベルである事から介入警戒感が強まっていた。そこにいきなり介入と思われるドル円の上昇があり目先のショートは一気に買い戻しに入った。しかし、前回24日に上昇した動きと全く同じように戻したところでは実需も含め売りが見られ再び下落。結局前回同様に6時間くらいの寿命で終わった。しかし、これにより当局の83円をわらせないという意思は強いとみて良いだろう。逆に見れば、このレベルが完全に破られれば介入自体の効果は短期間でしかないという事を市場は確認してしまうだろう。今日は日銀金融政策決定会合の発表があり、ここで市場にインパクトのあるような具体的な対策が出ればドル円は底堅いものになりそうだ。また、同時に介入を行うかどうかも注目したい。当面は83円付近を売らずに上昇したところで売りを出す事にしたい。
米ドル円予想レンジ:84円00銭~82円90銭
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[ユーロ米ドル] 利益確定の売り


週明けの東京市場では日銀の介入と思われる動きがありドル円が上昇。しかし、その後は再び売りが強まり往って来いとなった。これに攣られてクロス円の売りが強まるとユーロ円を中心に本邦からの実需売りも散見された。これにより高値警戒感が燻ぶっていたユーロドルも利益確定の動きが見られた。欧州時間に入るとアイルランド中銀の2010年と2011のGDP見通しを共に下方修正した。また、ムーディーズがスペインを格下げされた事に対してノーベル経済学賞の受賞者がスペインは投機筋に攻撃される恐れからユーロの将来は厳しいとの発言もユーロの売りを誘った。週足のユーロドルを見るとボリンジャーの上限を付けた事で跳ね返されているのが見られる。また、日足でもボリンジャーバンドの上限で跳ね返された事でもう暫く調整の売りが続くとみる。パラボリックが1.35前半に位置しており、その近くまでの下落もありそうだ。ただ、このレベルを抜けてしまうと本格的な調整からの下落が始まる可能性もあり注意したい。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.3730~1.3570
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[NZドル円] 金利据え置き期待高まる

イングリッシュNZ財務相はNZのリセッションに陥る可能性は小さいものの、見通しについては下振れリスクがあることを理由にRBNZは当初の計画ほど金利を引き上げないだろうとし、金利据え置きに対して前向きに評価。NZドルに関しては「これまで対米ドルでは大幅に下落してきたことで輸出の拡大を支援してきたが、今回は起きていない。」とした。米ドルの下落が主な要因としながら、今後はNZドルの金利が魅力を高めていることで大きく売られることはないとした。市場は通貨高に対しては受け入れる姿勢を示したものと受け止めたがNZドルは下落。成長減速からの利上げ期待が遠のいたことを材料にNZドル売りを仕掛けていると見る。日足チャートではボリンジャーの中心線である61円50銭に近づいてきており、このレベルはサポートになっている。その下の61円10銭付近のパラボリックを下抜けするとボリンジャーの下限バンドである60円を目指してさらに下落の可能性が高まると見る。
NZドル円予想レンジ:61円90銭~61円05銭(9/30日安値)
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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