ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-10

[全般] ドル買い戻し後の動き

昨日の週明けのアジア市場では先週末の動きを引き継ぎドル全面安の動きで始まった。
東京市場が休場という事から市場参加者は少なく、ドル円は81円前半まで下落。ユーロも対ドルで1.4ドル台に乗せるなどドル売りの動きが目立ったが、その後は買い戻しの動きが中心となった。週末のG7では特に為替に関して目新しい材料は見られなかった。また、日米財務相会談で日本の介入規模が限られていると説明。結局介入に対して米国からは否定的な発言が聞かれず、今後は過度な為替の動きを回避する事で合意。今後も介入に対する警戒感は残るものの、特にドル安を止める材料とはならなかった。NY市場はコロンバスデ―という事から為替市場は特に目立った動きはなくアジアから欧州市場のドル買い戻しの動きが中心となった。市場は先週末発表の米雇用統計の悪化から来月のFOMCでは追加緩和策が打ち出されるとの期待が強い。しかし、昨日はFRBイエレン副議長が追加緩和に消極的な姿勢を示すような発言をした。彼は元々緩和策を支持していたとされ、市場では驚きもあった。また、ホーニングカンザスシティー総裁も量的緩和は有益とは思わないと前回の発言を改めて示すなど追加緩和への動きが一枚岩でない事がドル買い戻しの動きを強める結果となった。今回の通貨安の主役はドルであり、そのドル安を誘導するのが追加緩和の動きとなっている。追加緩和の動きはほぼ市場が織り込んでいる事から、その動きに否定的な材料に市場は今後反応しやすいとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] ドル円81円台前半から82円台へ

(米ドル円日足)



先週の流れを引き継ぐようにドルは全面安の展開で始まった。ドル円は一時NZ市場で81円前半を付けたもののその後は買い戻し動きが強まった。G7では特に目新しい材料は見られなかったものの、日米財務相会合では過度な為替の動きに対しては今後も介入の可能性を示した。その規模に関しては限定的でドルを押し上げる程のものではないとみられる。市場は、急激なドル安に対しては介入が入る可能性があるがゆっくりとして動きであればドル安を受け入れると受け止めたようだ。一旦は買い戻しがあったとしても高値ではドル売りの動きが出る事になる。ここまで来ては80円割れを試しに行かないと収まりがつかないだろう。今日は日米が連休明けとなることから戻しの高値を確認した後は再びドル売りが強まりそうだ。

米ドル円予想レンジ:82円50銭~81円50銭


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[ユーロ米ドル] 1.4ドルを意識

(ユーロ米ドル日足)



週明けのアジア市場ではユーロドルはいきなり1.4ドル台を付けて始まった。日本祝日ということから市場参加者が少ないなかでの動きであった事からその後はドル買い戻しの動きが強まった。G7では予想通り特に目新しい材料は見られず、中国人民元に対する圧力をかける発言が目立った。トリシェ総裁はG7後の記者会見で為替レベルに関しては特に言及はなかったものの、介入に関しては外貨準備が蓄積する事を否定。米当局者は強いドルを望んでいると発言。1.4ドル付近を超えていくとドル安に対しての反応は強まるように見える。これまでは円高に市場の目が集中していたが、今後はユーロ高に対する抵抗が強まれば、ドル全面安の動きに歯止めがかかりそうだ。当面は1.4ドルを超えていくと欧州サイドからの通貨安の発言が増えていきそうだ。日足のパラボリックが1.3825ドル付近まで上昇してきたことで、このレベルを下回るか注目。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3950~1.3830


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[ポンド米ドル] 追加緩和の可能性

(ポンド米ドル日足)



先週末にオズボーン英財務相はBOEが量的緩和を認める可能性を示唆した事でポンドは軟調な動きが続いた。この日はキャメロン首相が「成長への支援には財政政策よりも金融政策の方がより効果的であるだろう」と発言した事でポンドは更に下落。先週は米雇用統計でポンドが上昇したが、今回の発言でポンドはその上昇分を押し戻す効果があった。これは自国通貨を安く誘導しようという意図があると思うのは考え過ぎだろうか。パラボリックのSARが日足のチャートを見るとこのところずっと下値をサポートしている。今日は1.5820に位置し、このレベルを下回ると売りに転じるとみる。

ポンド米ドル予想レンジ:1.5950~1.5830


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