ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-10

[全般] バーナンキ議長発言で一喜一憂

バーナンキ議長は先週金曜日のNY時間にインフレ率の低さと高い失業率は更なる追加緩和策の可能性を示唆するものだとするスピーチを行った。これを受け市場は次回のFOMCでは追加緩和を実施する可能性が高いと判断しドル売りに傾いた。しかし、その直後に発表された9月の小売売上高やNY連銀製造業景況指数がともに予想を上回った事からドルは一転して買いが強まった。9月の小売売上高は0.6%(予想0.5%)とそれ程予想とは変わらなかったものの、10月のNY連銀製造業景況指数が予想の6.0を大きく上回る15.73となった事が影響。特に構成項目のなかの雇用指数が21.76と前回の14.93を大きく上回った事がドル買い戻しのきっかけを作った。週末という要因もさることながらドルは主要通貨に対して安値圏から一転して上昇に転じたことで、相場の踊り場となるのか或いは単に調整の買い戻しなのか判断の難しい岐路に立ったとみる。今週はその行方を見極める週となりそうだ。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 80円88銭

(米ドル日足)



NY時間に行われたバーナンキ議長の講演で低いインフレ率と高い失業率により追加緩和の可能性を強く示唆した事でドルは全面的に売られた。これを受け、ドル円は81円を再び割り込み80円88銭と前日の安値と同レベルを付けに行った。しかし、その後の米経済指標が予想を上回る好結果となった事でドルは上昇。ドル円は急速に値を戻しこの日の始値とほぼ同レベルの81円45銭で値が引けた。結局前日と同様に下髭の長いローソク足が二日続いたことになる。介入警戒感はあるものの市場は既に80円割れを視野に入れており、史上最安値を更新を目指す動きは変わらないとみるが、目先は買い戻し中心の展開を予想する。日足のボリンジャーバンドではバンド幅が拡大に向かっていることから値動きが激しくなるとみる。

米ドル円予想レンジ:82円00銭~81円00銭


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[ユーロ米ドル] 再び1.4ドルの大台を割り込む

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル週足)

EURUSD20101018_syuashi.jpg


ユーロドルは前日終値ベースで1.4ドルの大台に乗せて引けた事から上昇トレンドに再び入ったかと思われたが、その次の日には再び終わり値が1.4ドルを下回る1.3970で引けた。この動きは正直非常に悩むところであり、上昇か下降か五分五分の確率に立ったといえる。ローソク足も大陽線の次に大陰線が出て、それもかぶり線ともはらみ線とも言えない微妙な形が見られる。天井圏で現れた事で流れが転換するとみるか、それとも次のトレンドが始まるのか迷うところだ。週足も一目の雲のど真ん中で十字線が現れた事で、これもどちらの動きになるか全く五分五分の確率と言える。判断はもう暫くこの動きを見極めてからにする。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4050~1.3870


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[豪ドル円] 横ばい継続

(豪ドル円日足)


(豪ドル円週足)

AUDJPY20101018_syuashi.jpg


豪ドルは対ドルで83年の変動相場制以降初めて1.0のパリティーを達成した。これにより達成感も出たのかファンド勢の利食いの売りに押され再び1.0を割り込んで0.9860付近まで下落するなど荒っぽい動きが見られた。しかし、豪ドル円ではドル円の下落と相殺される格好でレンジの横這いの動きは継続。
先週にはスワン財務相が強い豪ドルは強い豪州経済を反映していると発言した事で豪ドルの上昇を容認と市場は判断し買いが強まった。しかし、ドル円の上値の重さから81円台乗せの時間は短く再び下落。80円~82円のレンジ取引は既にひと月になる。これは今年の4月にも全く同じような動きが見られた。こちらも87円~85円のレンジでちょうどひと月間もみ合いのレンジ取引が続いたが、その後は急落した。今回もそろそろレンジの終わりが近ずいていきたとすれば、どちらかに大きく放れるとみる事が出来る。ドル円が80円を割り込み、豪ドルが1.0を天井に下落に転じるとすれば下放れする可能性の方が高そうだ。
今週辺りにはその結果がみられるとみる。

豪ドル円予想レンジ:81円00銭~80円00銭


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