ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-10

[全般] G20前のポジションカバー

本日から始まるG20を前にドルのショートカバーが強まった。G20では各国が通貨の切り下げ競争を控える事を表明する見通しであることを当局者の一人が匿名で明らかにした。また、ブラジルの財務相はガイトナー長官との電話会談で「米国はドル下落を容認しない」と述べたと伝えたという。ガイトナー長官はアジア時間の早朝に「ドルが対ユーロ・円でこれ以上下落する必要はない。ユーロと円はほぼ整合的な水準である」と述べた事でドルが大きく買い戻される場面もあった。もしG20でこれ以上のドルの下落を容認しない様姿勢が明らかになればドルは大きく上昇する事になる。そのようなリスク懸念からかドルのショートカバーが先行。一時80円台に下落したドル円も81円台に押し戻されている。
ユーロドルは欧州時間の始まる時間にユーロポンドとみられる纏まった買いが入った。ドイツ経済省が今年の経済見通しをプラス3.4%と従来のプラス1.4%から大幅に上方修正した事が背景とみられた。しかし、その後のドル買い戻しから再びユーロ売りが強まるなど、不安定な動きが続いている。G20を前に今日は更にドル買い戻しの動きが強まるとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 80円台はドル買い

(米ドル円)



今日から始まるG20を前にガイトナー長官のドル安阻止の発言が市場に大きく影響した。
通貨安競争を止めるには最初にドル安の流れを使った米国自信が止める以外にない。ドル円はその中でも最もドル売りが進んだ通貨であるだけに、買い戻しの動きが本格的になれば真っ先に買いが強まるだろう。ただ、FRBが依然として追加緩和の手を緩まる事がなければ、いくら財務長官の発言があっても市場はドル売りを続けるだろう。
しかし、G20前ではドル上昇のリスク回避がまだ続くだろう。ドル円は昨日のガイトナー発言の時に高値を付けた81円後半を再び試す展開とみて80円台では買いを入れてみたい。

米ドル円予想レンジ:81円80銭~80円90銭


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[ユーロ米ドル] 悩ましい展開

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル週足)

EURUSD20101022_syuashi.jpg


アジア市場でガイトナー財務長官発言からドルが上昇し、ユーロは1.3080ドル付近まで下落し、前日の上昇は騙しの動きかと思われた。しかし、欧州時間に入るとドイツの経済省が2010年のGDP経済見通しを1.4%から3.4%に上方修正すると発表したことや、スペインの入札が好調であった事を背景にユーロ買いが一気に強まった。ユンケルユーロ議長の懸念する1.4ドルをすんなり抜けて1.4048ドルまで上昇。しかし、NY市場に入ると一転してユーロ売りが強まり1.39ドル付近まで押し戻された。米国新規失業保険申請件数が予想の45.5万件を下回る45.2万件となり前回の47.5万件を下回った事から来月の雇用統計に期待感が高まったためとみられる。しかし、ユーロドルの動きは余りに騙しが多く、ショートもロングも双方振り回されやすい。今日はG20前のドル買い戻しの動きは更に続くとみてボリンジャーバンドの中心線である1.37前半までの下落を予想する。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3980~1.3730


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[ポンド米ドル] ユーロポンドの巻き戻しを期待

(ポンド米ドル日足)


(ポンド米ドル週足)

GBPUSD20101022_syuashi.jpg


欧州市場の始まる早い時間帯にユーロポンドの纏まった買いが入りポンドは下落。ドイツの今年のGDP伸び率を3.4%と上方修正すると発表。一方で、英国のボーゼンBOE副総裁が英国の景気回復に懸念を示すと同時に11月のBOE政策会合では更なる緩和策の可能性を示唆したことなどが影響。ユーロポンドは一気に0.8780付近から0.89台へと上昇。その後は押し戻されて0.88ミドル付近でNY市場が引けているものの、3月の高値0.91台を試しに行く可能性が高そうだ。
ポンドドルは三日連続で大幅な実体部分の陽線と陰線が出ている。前日の安値1.5650ドルを下回ればボリンジャーバンドの下限1.5580ドル付近を試す展開とみる。G20を前にドル買いが先行しやすく、ユーロポンドの上昇が上値を抑えそうだ。

ポンド米ドル予想レンジ:1.5730~1.5580


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