ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-10

[全般] ドル安の流れ再び

G20明けのアジア市場ではドル安の流れが再び強まった。G20ではドル安阻止を謳ったもの具体的なものを出す事が出来なかったと受け止めた。また、日本の主要輸出企業が社内為替レートを引き下げるとの見方も聞かれ、月末からのドル売り期待が高まった。先週末にドルショートカバーを入れていた事から再びドルショートを作る動きが目立った。ドル円は80円ミドルまで下落し、ユーロドルも1.4ドル後半まで上昇するなど、金曜日のドルの安値を更新した。G20が当面のドル安を止める唯一の頼みの綱が終わった事で、ドル買い材料は特になくなった。昨日発表された米9月住宅販売件数は453万件と予想の430万件を上回った。また、ダラス連銀製造業も2.6と事前予想のマイナス8.5を大きく上回る結果となった。しかし、市場の反応は鈍く来週の追加緩和に変化はないとみているようだ。従って、これからの米国指標の発表が予想を上回ろうともドル買い繋がり難いだろう。来週のFOMCまではこのドル安の動きは恐々と買い戻しを入れながらも継続するとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 80円割れは時間の問題

(米ドル円日足)



G20ではドル安に歯止めをかける事は難しいとの判断で週明け東京市場ではドル売りが先行。ドル円も81円30銭付近からじりじりと下げが続き欧州時間の入る頃に一時最安値の80円41銭を付けた。日本の輸出企業が社内為替レートを引き下げるとの報道もあり、月末に近い事から実際に実需の売りも散見されたようだ。その後、一部の報道で28日の日銀決定会合でのレポートに2012年の消費者物価上昇率が1%未満にな留まるとの見通しが伝わると、ドル円の買い戻しも見られた。たいしたニュースとは思えないが、流石にこのレベルでは介入警戒感は高まる事からポジションの回転が速まっている。木曜日の日銀決定会合では低い格付けの社債も日銀が買い入れを行うという話もあり、その発表までは80円割れはお預けになるとみる。

米ドル円予想レンジ:81円00銭~80円20銭


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[ユーロ米ドル] ドル売り強まる

(ユーロ米ドル日足)



G20でのドル安阻止に対する具体策が見られずドル安は再び強まった。先週末にかけてドルのショートカバーが強まったものの、G20というイベントリスクが過ぎた事でドル売り安心感が強まった。しかし、相変わらず1.4ドルを挟んでの攻防は続いており往って来いのパターンがここでも起きた。パラボリックの1.4090までは届かず手前の1.4078ドルを付けてから1.39ミドルまで押し戻され上髭の長いローソク足が現れた。結局方向感はまだ掴めずボリンジャーバンドの幅も徐々に狭まってきた事で横這いの動きは続くとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4020~1.3920


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[豪ドル円] 利上げ期待の高まり

(豪ドル円日足)


(豪ドル円週足)

AUDJPY20101026_syuashi.jpg


アジア時間に発表された豪州第3四半期生産者物価指数が前期比+1.3%(予想+0.5%)、前年比+2.2%(予想+1.4%)と事前予想を双方共に上回った。これでスティーブンRBA総裁はこれ以上の高いインフレを容認しないとコメント。来週の政策会合での利上げ期待が高まったことで豪ドルはアジア時間に80円53銭まで上昇した。しかし、その後はドル円の下落が止まらない事から利食いの売りも見られた。また、NY時間にはファンド勢の売りも散見されるなど、結局上髭の長い陰線で引け往って来い。週足の一目の雲の中で依然としてもみ合いが続いている事や、日足もこの先一目の雲がそびえ立っている事から当面横ばいの動きが続きそうだ。利上げ期待もドル円の下落懸念の高まりからクロス円では上値は限られているとみる。

豪ドル円予想レンジ:80円30銭~79円70銭


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