ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-10

[全般] ドル全面安の後に全面高

東京市場ではドル安の流れが強く始まった。ドル円は前日に80円41銭と史上最安値79円75銭直前まで迫った。当局の介入警戒感が強まる中で、東京市場ではドル売りが進んだもの欧州時間が始まったところで突然ドル円が上昇。日本からの資本の買いという話もあったようだが覆面介入が入ったに違いない。9月15日の介入のタイミングと一緒だ。その後1時間後には英国の第3四半期GDPが市場の予想を大きく上回った事でポンドが上昇。また、S&Pがこれを受け格付け見通しを引き上げた事でこれまで大きく上昇したユーロポンドの巻き戻しが入りユーロが下落。これによりドルが全面高の展開に変った。NY時間に入ると米10月消費者信頼感指数や住宅価格指数、そしてリッチモンド連銀製造業指数が軒並み予想を上回る数字が発表された。数字は良いものの依然として雇用や住宅価格には不安が残るものだが、これを受け長期金利やコモディティー価格は上昇し、ドルを押し上げる要因ともなった。ホーニングカンザスシティ連銀総裁が追加緩和に対してネガティブな発言をした事で来週のFOMCでの緩和実施に対して不透明感が広がってきている。ドルはかなり織り込んでしまった事から買い戻しの動きはもう一段あるとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 日銀介入か

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY20101027_hiashi.jpg


東京時間の終わる16時半にそれまで下落が続いたドル円は一気に上昇。日本勢の資本の買いが入ったともいわれたが、介入の可能性が高い。80円を割らせると一気に円高が強まるレベルに迫っているなかで何も当局がしないはずもない。覆面でドルを吸収してきたに違いない。介入で上昇させたものは必ず時間が経てば再び下げてくるものだ。ところが、今回はホーニングカンザスシティ連銀総裁が追加緩和は危険なかけと非難した事で来週の追加緩和への不透明感が広がり長期金利が上昇した。少なくとも来週の発表までは80円台を売り込むのはリスクが高過ぎる。

米ドル円予想レンジ:81円90銭~81円05銭


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[ユーロ米ドル] ユーロポンドの下落

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD20101027_hiashi.jpg


欧州時間に発表された英国GDP速報値が予想を上回る好結果となり、英国の格付けもネガティブから安定へ引き上げられた事でユーロポンドが下落に転じた。これによりユーロは対ドルでも下落。カンザスシティー連銀総裁の追加緩和策への否定的な発言が出た事で米国金融政策の行方も不透明。ECBとの政策の違いからユーロ買いの動きが見られただけに、その反動の売りとみる事もできる。ユーロは1.4ドルを挟んで方向感の定まらない動きが続いており、まだ下落が決定的ともいえない。1.37ドルを下回らない限りまだもみ合いは続くとみる。ボリンジャーの中心線が1.38ドルでサポートとして位置する。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3900~1.3800


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[ポンド米ドル] 英国GDPと格付け

(ポンド米ドル時間足)


(ポンド米ドル週足)

GBPUSD20101027_syuashi.jpg


欧州時間に発表された英第3四半期GDPは前期比プラス0.8%と予想のプラス0.4%を上回る結果となった。また、格付け会社S&Pが英国の格付け見通しをネガティブから安定へと引き上げた事もポンドの買いを誘った。これにより、これまで上昇してきたユーロポンドの巻き戻しの買いが一気に出た事でポンドを更に押し上げた。時間足のフィボナッチ50%戻しレベルである1.59手前で一旦抑えられており、ここを抜けるのはもう一つ材料が欲しいところだ。週足の一目の雲の上限の1.59で見事に抑えられてしまい、ここから抜け出すかどうかも微妙なレベルで終わっている。1.59ドルを超えれば1.61ドルを目指す。

ポンド米ドル予想レンジ:1.5000~1.5750


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