ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-10

[全般] 気迷い相場

前日のドル高と打って変わってドルは再び下落に転じた。
米国の追加緩和規模が予想より少ないとの観測からドルは買い戻しの動きを強めたが、昨日は再び振り出しに戻ったように長期金利が下落しドルも売られた。一部のメディアによると「FRBがかなり大規模な資産買い取りを行う」と報じた事が切っ掛けとなったようだ。この様なよくわからない報道で一喜一憂するという事自体市場が方向感を決めかねて迷いがあるということだろう。
東京市場では日銀が展望レポートを発表。ゼロ金利を2012年まで継続する姿勢を示すとともに来年までに5兆円の資産買い取りを行うとした。また、次回の会合を11月4日に前倒しする事を発表。サプライズではあったが市場の反応は殆どと言ってよいほどなかった。それだけドル売りの圧力がこの日は強かったとみる事が出来る。ただ、長期金利自体も0.24%程度の下落である事から、ドル下落もそれ程長く続くとも思えない。今日は強弱入り混じる中でドルの買い戻しの動きが優勢とみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 日銀れ―ポートも反応薄

(米ドル円日足)



日銀が発表した展望レポートでは2012年の物価上昇率を0.6%とし、少なくとも2年間はゼロ金利継続の姿勢を示した。また、5兆円の資産買い取りを行うと発表するとともに来月の政策会合を11月4-5日に前倒しをすると発表。FOMCが2-3日に行われる事から、もし円高が進んだ場合に備えたものとみられる。しかし、市場は殆どこの発表には反応せず寧ろドル安が強まる皮肉な状態となった。NY時間には一部メディアが来週のFOMCでは大規模な資産買い入れを発表するのではといった憶測記事でドルが更に下落した。円高阻止の手はこれで出尽くした事となり、あとは介入が80円前半でどの程度出てくるかという事になりそうだ。今日は週末と月末が重なることから実需などの動きが活発となる。どちらかと言えばFOMCの前に輸出筋は少しでも多くドルを売っておきたいところでもあり、東京市場では下値を試しそうだ。ただ、NY市場の引け値では81円を何とか保った事で、80円台では覆面介入も含め底堅い動きを見せればNY市場ではドル買いが最終的につよまるとみる。

米ドル円予想レンジ:81円50銭~80円50銭


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[ユーロ米ドル] 移動平均線がゴールデンクロス

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD20101029_jikanashi.jpg


天井付近で十字線が出た後で二日連続陰線が続き、1.37ドルを抜ければユーロ下落が決定するかと思った途端押し戻されてしまった。結局1.37から1.41のレンジから抜け出せなかった。今日は移動平均線の200日線を90日線が下から上に抜け出るいわゆるゴールデンクロスがみられる。ユーロが上限の1.41ドルを試す展開も考えられるが、その前にフィボナッチ76.4%戻しの1.4ドルとその上にはパラボリックのSAR1.4050付近で頭を抑えてきそうだ。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4050~1.3000


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[豪ドル円] 豪ドル過大評価

(豪ドル円日足)


(豪ドル円週足)

AUDJPY20101029_syuashi.jpg


IMFはこの日「豪ドルは5%~15%過大評価されている」「豪ドルの過大評価は一時的なものである可能性」との見方を示した。既に先月IMFは豪ドルが中期的に過大評価されているとの報告を出していたため、それ程驚きはなかったが具体的な数字を出してきた事が注目され、豪ドルは更に売りが強まった。日足では11月に入ると一目の雲に突入する動きがみられる。また、週足では半年近く雲の中をさまよっていて、これからは横這いが予想される。暫くもみ合いのレンジ相場が続くとみる事ができそうだ。

豪ドル予想レンジ:80円00銭~78円75銭


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