ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-11

[全般] ユーロ不安払しょく出来ず

週明けのシドニー市場ではEUがアイルランドに850億ユーロの支援策を承認した事でユーロは上昇して始まった。ところがその後東京市場が始まるとファンド勢の売りなどで下落に転じた。しかし、東京時間の終わり近くには再び買いが強まりショートが炙り出されるなど投機的な動きが目立った。月末からのファンドのポジション調整と一時は見られたがただの投機筋の動きとみられ結局欧州時間に入るとユーロ売りドル買いが強まった。アイルランドの信用不安がスペインやポルトガルに波及する懸念が強まるとの観測が市場では根強く、簡単にユーロ下落は止まりそうにない。北朝鮮による地政学的なリスクはあるものの、市場の中心はユーロの下落がどこまで続くかという事に尽きる。リスクの高まりはクロス円の上値を重くするものだが、それにしてはドル円は底堅い。それだけ円絡みのクロス円のポジションは軽くなっているという事だろう。ドルの上昇は継続とみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 連続の陽線

(米ドル円日足)



北朝鮮がこの日曜日から始まった米韓合同訓練に対し反撃があるかと思われたが何も起きなかった。しかし、いついかなることが起こるかは分からず日本の地政学的リスクは依然くすぶり続けるだろう。また、アイルランドへの支援策が承認されたものの、信用不安がスペインやポルトガルに波及しつつある事からユーロへの不安も市場のリスク回避の動きを強めている。結局市場は最も信用力の高いドルを買う動きとなりドル円も上昇トレンドに変化はないとみてよい。これまでリスクが高まるとクロス円の下落がドル円を押し下げていたものの、ここにきては程大きな売りがみられない事もドル円は上に行きやすい。
4日連続で陽線が続き雲の上限に顔を出した事や、90日移動平均線を上抜けた事で買い安心感は強い。東京市場で一旦84円を割り込んで83円83銭まで下落した事でロングが振り落とされたのか寧ろ上昇力が強まったようだ。今日は84円60銭に抵抗線があるものの、今日は85円付近を試しに行くとみる。

米ドル円予想レンジ:84円80銭~84円00銭


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[豪ドル円] リスクと高金利で乱高下

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

AUDJPY20101130_jikanashi.jpg


週明けのシドニー市場では先週末のNY終わりから窓が空いて上昇で始まった。
アイルランドの信用不安が後退した事や北朝鮮の動きが今のところみられないという事でリスク志向からの買いと見られた。しかし、その後東京市場でユーロを中心にファンドなどの売りが強まった事で豪ドルも81円ミドルから80円ミドルまで1円近い下落となった。
しかし、その後は売られ過ぎからの買い戻しが入り朝方のレベル近くまで回復したが欧州時間で再び下落。NY株式も下落して始まりリスク懸念が高まったが、その後は急速に株価が戻ると豪ドルも攣られて上昇。まるでジェットコースターのような動きだ。これら一連の動きは実需や長期的な投資の動きではなく短期の投機筋が振り回しているとみてよい。
結局日足で見るとレンジ内の動きが続いているだけだ。一目の雲が日足の底をサポートしており時間足も三角持ち合いが収束してきている。今週は雇用統計までは80円ミドルから81円ミドルのレンジ内でのもみ合いとみる。

豪ドル円予想レンジ:81円50銭~80円50銭


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[ユーロ米ドル] ユーロ圏の信用不安

(ユーロ米ドル週足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD20101130_hiashi.jpg


EUがアイルランド支援策を承認した事で週明けからユーロは上昇して始まった。しかし、その直後ファンドなどの売りが出た事で下落すると、再びユーロへの懸念が広がった。市場はポルトガルやスペインへの波及を警戒していた事から売りが出るたびに恐怖感からユーロ売りに傾きやすい。結局、その不安があるという事はそれだけユーロへの信頼がなくなりつつあるという事だろう。不安がスペインなどの国債利回りの上昇を招き、それが更に財政負担を悪化させるといった負のスパイラルに陥っているとみる。ユーロ圏の今年のGDP見通しも財政赤字の削減により今年は1.7%11年が1.5%、12年が1.8%と紙経済成長率鈍化する見通しとなった事もユーロ売りに拍車をかけた。週足の雲の下限を下髭が割りこんできたが、辛うじて終値は雲の中で終わった。今週の終値が雲の中で終わるかどうかで来週も下落が続くか判断したい。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3170~1.3030


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[全般] ドル全面高

アジア市場でドルは堅調な地合いで推移。北朝鮮が米韓合同軍事演習により朝鮮半島は戦争に一歩近づくと表明。また、延坪島周辺で砲撃音が数十回聞こえた事で緊張感が高まる事から円は下落傾向が強まった。通常は有事のドル買いと同時に円買いも進むが今回は日本も北朝鮮の射程距離内に入るという事もあり円は有事の売りに動きやすい。
ユーロもこの日は上値の重い展開が続いた。FT紙は「ポルトガルに対しユーロ圏諸国とECB、EUに支援を要請するよう求める」と報じた。また、S&Pがアングロアイリッシュ銀行の格付けをジャンク級に引き下げた事でポルトガル国債の利回りは上昇している。ドルの上昇と欧州懸念が強まりユーロは対ドルでこの日も大きく下落した。
今日のNY市場は午前中で終了。NYダウの下落と長期金利の上昇に伴いドルは更に上昇して終了。このドル高の流れを引き継ぎ、今週は米韓合同練習に対して北朝鮮が強硬姿勢をとれば円売りドル買いの動きが更に強まるとみる。


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[米ドル円] ドル円84円台に上昇

(米ドル日足)



月末要因から実需の買いも出たことでアジア時間からドル円は堅調な地合いで始まった。北朝鮮からの砲撃音が延坪島周辺で数十回聞こえたという報道で韓国ウォンが大きく下落し円も売りが進んだ。有事のドル買いと同時に日本へのリスクの高まりからドル円は84円付近まで上昇。この動きは欧米に入っても変わらなかった。NY市場に入ると欧州の株価下落の影響などでNYダウも下落して始まり、長期金利が上昇。これにともないドルは全般的に底堅く推移するなかドル円は84円を突破し84円19銭まで上昇し84円台でNY市場を引けた。日足チャートでは一目の雲から浮上して実体の長い陽線が現れた事で今週は更に上値を試す展開とみる。米韓合同訓練に対し北朝鮮が強硬姿勢を示せば円は思った以上に下落する可能性もあり、ドルロングは当面キープする。

米ドル円予想レンジ:84円60銭~83円80銭


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[豪ドル円] リスク回避や金融政策で

(豪ドル円日足)



東京時間の早朝から豪ドルは軟調な地合いでスタート。
RBAのスティーブンス総裁は「来年の中旬での利上げを市場が織り込む事は合理的ではない」と発言した事で当面利上げはないとの観測が広がった事がきっかけとなった。更に、朝鮮半島の緊張が高まりや欧州への懸念などでリスク回避の動きが強まった事も豪ドル売りを加速させた。ただ、豪ドル円の売りはそれ程みられずNY時間に入ると寧ろ買いの勢いが強まった。基本は豪ドル買いの意欲は強く下げたところでは中期的な買い仕込みが入る。一目の厚い雲が底をサポートしている事も安心感を与える。80円60銭付近にある基準線でこの日は跳ね返された。80円ミドルから雲の上限の80円にかけては買い下がりで臨む。
ドル円が更に上昇すればリスク回避の動きもあるがそれ以上に上昇力は強まるとみる。政策金利もインフレが3%を超えていくようであれば利上げの可能性も今後十分考えら、総裁発言は一時的なものになるとみる。

豪ドル円予想レンジ:81円60銭~80円50銭


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[ユーロ米ドル] ユーロ安第2段の始まり

(ユーロ米ドル週足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD20101129_hiashi.jpg


週足で見るとローソク足は雲の下限をぎりぎりで下回って終わったことで第2段の下落が始まったとみる。日足のフィボナッチ61.8%の1.32ミドルを下抜けた事も売りのサインとみる。アイルランドの債務問題一先ず後退したもののポルトガルなどの国債利回りが高まるなどユーロ圏の財政問題に波及し始めている。また、ドルの長期金利の上昇によるドル買いも強まる中もう一段のユーロ売りが始まったとみる。下値サポートフィボナッチの76.4%戻しでもあり、大台変りでもある1.3ドルを目標にユーロショートをキープ。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3290~1.3060


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[全般] 感謝祭明けの市場を睨む

本日はNY市場が感謝祭という事から休場となり参加者の少ないなか動意の乏しい動きとなった。全般的にはクロス円は底堅く推移し、ドル円も83円後半を試す動きも見られた。アイルランドの債務問題も一先ず決着したことや、北朝鮮の攻撃もこの一回限りという米国務省の発表もあったことでリスク回避の動きが後退。
欧州時間にはウエーバー独連銀総裁が「ユーロは安定した通貨の一つ」「欧州基金は十分にある」、メルケル首相の「ドイツは強いユーロを望む」といった発言などからユーロもしっかりとした動きがみられた。本日もNY市場は半休となることや週末という事もあり動意の乏しい動きが続くとみるが、ブラックフライデーということで小売店の売り上げの動向ではドルの上昇が強まるとみる。


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[米ドル円] リスク回避の後退から底堅い動き

(米ドル円日足)



アイルランドの財政再建案も発表されるなど材料出尽くし感が強くこれといった動きはみられなかった。欧州時間にムーディーズがアイルランドの格付けを1月5日までに結論を出す見込みとした事や、スロバキア中銀総裁がユーロは過大評価されているといった発言を受けユーロが下落。同時にドル円でもドルが上昇する場面もあった。材料が乏しいことからなんでも反応しやすい状況ではあったが、それだけドル高に反応しやすいという事だろう。
日足の雲の上限ぎりぎりまで上昇しており、週末という事もあるが流動性の低いなか84円を試す展開とみる。

米ドル円予想レンジ:84円10銭~83円40銭


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[南アフリカランド円] 何もない時はランド円

(南アフリカランド円日足)



昨日は南アの生産者物価指数が発表され予想の0.0%を下回るマイナス0.4%となった。これによりインフレ懸念がかなり抑えられたことで先週0.5%の利下げが当面の底とみる事が出来る。ランドは利下げ後もしっかりとした動きが続いていたが、アイルランド問題により一時リスク回避から売りが強まった。しかし、この二日間でその下落幅を取り戻し一目の雲の上限を抜いてきた事で底堅さを確認。市場が静かになれば高金利通貨である南アランドは自然と買いが強くなる。米国追加緩和により市場には余剰資金が滞留しており、投資としての資金が流れ込みやすいとみる。

南アフリカランド予想レンジ:12円00銭~11円85円


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[ユーロ米ドル] アイルランド問題も一服

(ユーロ米ドル日足)



欧州時間にLCHクリアネットがアイルランドの国債取引の証拠金を30%から45%に引き上げる事を発表しユーロは下落。しかし、既にこれまでも引き上げを行っていた事から影響は一時的で終わった。その後ウエーバー独連銀総裁が「ユーロは安定した通貨の一つ」「欧州基金は十分にあると発言。また、メルケル首相の「ドイツは強いユーロを望む」といった発言などでユーロの買いが強まった。ただ、全般的にはドル買いの動きが強くここ数日の下げを埋めるほどの買いはみられなかった。一目の雲の下限が上値を抑えており雲の厚さもあることから、当面は下限に沿って横這いとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3380~1.3280


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[全般] 米国経済の回復基調

北朝鮮による朝鮮半島の緊張も一日過ぎてくれば大分落ち着きを取り戻した。ドル円はアジア時間に一時83円割れも見られたがその後はじりじりと回復。欧州時間に発表されたドイツの11月IFO景気動向は109.3と事前予想の107.6を上回り東西ドイツ統合以来最高を記録した。この発表前にはアイルランドの債務問題はポルトガルなどへの波及懸念から大きく売られていた事から買い戻しの動きが活発となった。その後も欧州委員長の「ユーロは問題ない」といったコメントなどに支えられユーロは上昇。NY時間に入ると米国の新規失業保険申請件数が改善した事や個人支出が予想を下回るものの4カ月連続増加した事、など全般的に堅調な地合いが見られた。これを受け米国長期金利が上昇するとドルは堅調に推移する中ユーロは押し戻されている。ドイツの景気の強さや米国の景気回復ペースへの期待感の高まりは市場のセンチメントにも影響してくればリスク回避の動きは後退させる。北朝鮮の問題はそれ程長引くものではなく、いずれリスク志向の動きは戻るとみる。


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[米ドル円] 朝鮮半島の緊張も緩む中再び堅調

(米ドル円日足)



北朝鮮による緊張も一日過ぎたことでリスク回避の動きは徐々に緩み始めた。アジア時間は上値の重い展開が継続し一時83円を割り込む場面も見られたが直ぐに買いが出るなど、83円付近の買いの強さをあらためて確認した。欧州市場ではドイツのIFOが予想を上回るなどアイルランドの問題で弱気のユーロに朗報となった。また、NY時間でも新規失業保険申請件数や個人支出の回復によりNYダウも前日の下落を取り戻す動きとなったことで長期金利も上昇。これによりドルも堅調な地合いを取り戻しドル円は83円ミドルまで回復した。市場は米国の悪い数字よりも良い数字に反応するような地合いになってきた事はそれだけ景気回復への期待が高まりつつあるのだろう。ボリンジャーの上限に再び向かい始めている事から、更に米国景気指標の改善が見られればドル円は84円台を試す展開もありそうだ。しかし、依然として一目の雲を抜け出あらずに喘いでおり不安定な動きは今日も続く。

米ドル円予想レンジ:83円80銭~83円20銭


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[豪ドル円] はらみ線

(豪ドル円日足)



前日の北朝鮮の砲撃により一気にリスク回避の動きが強まり豪ドルやNZドルの売りが強まった。しかし、それも一日明けてみると再び買い戻しの動きが活発となりほぼ前日の下落を取り戻した。チャートを見るとはらみ線が現れておりこれは売り買いが拮抗しているという事を表す。それと同時にこのはらみ線の後はどちらかに新たな動きが始まる事も暗示するものだ。一目の雲が下値をサポートしている事からどちらかといえば上に振れやすくなった。

豪ドル円予想レンジ:83円00銭~81円70銭


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[ユーロ米ドル] ユーロ不安は残るもののドイツの景気に支えられ

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル週足)

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アイルランドは4カ年財政再建計画を発表し、その中で法人税率を維持するとした事で懸念が残った。S&Pがアイルランドの格付けをAAからAに引き下げた事もユーロの上値を重くした。しかし、欧州時間に発表されたドイツのIFOが109.3と予想の107.5を上回り東西統一以後最高を記録。これで欧州株が上昇したことバローン欧州委員長が「ユーロは問題ない」などの発言からユーロは上昇。しかし、その後NY時間に発表された米国経済指標が堅調な地合いを示した事で米長期金利の上昇からドルも上昇しユーロは再び押し戻された。日足の一目均衡表を見ると雲の下限を割り込み終値でも下回った。週足では辛うじて雲の下限の手前で引けているものの、微妙なレベルにいる事は確かだ。今日はNY市場が感謝祭で休場という事から大きな動きはないとみるが、薄商いの中で下攻めをしやすい状況にある事も確かだ。このレベルを抜けると1.3ドルを目指す展開とみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3420~1.3270


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[全般] 朝鮮半島の緊迫とアイルランド危機

日本の祝日に予想外の事件が勃発した。北朝鮮が韓国に砲撃を仕掛けたことで一気に朝鮮半島に緊張が高まった。それまで全くといって良いほど静かなマーケットが一気に有事のドル買いに走った。特に朝鮮半島に近い日本の円に売りが強まった。しかし、欧米市場に入ると徐々にその緊張感も緩み始め、寧ろ有事の円買いの動きに変り始めた。欧州市場ではアジアのリスクが高まった事に加えてアイルランド政権の問題が再び拡大した事でユーロが下落。NY市場では朝鮮半島危機とアイルランドの混乱から発表されたGDPが予想を上回っても反応せず、寧ろ悪材料に対して極端に反応しやすくなった。また、先ほど発表されたFOMC議事録では一部のメンバーが国債の買い取りに反対意見を述べていた事がわかったが特に市場の反応はなく、この日は北朝鮮の衝撃に振り回され、結果的にリスク回避の動きが中心となった。今日もその余波が続くとみるが、大波は超えた事から徐々に下落し過ぎたものへの買いが強まるとみる。

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[米ドル円] 朝鮮半島の緊張から円買いドル買い

(米ドル円日足)

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(米ドル円時間足)

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日本が勤労感謝の日で祝日であった事からアジア市場は流動性が低く、静かな動きが続く中ドル円は一気に上昇。北朝鮮が韓国へ砲撃した事が伝わり日本のリスクが高まった事で円売りに反応した。しかし、徐々に韓国の被害なども明らかになるにつれ緊張が緩み始めるとドル円も上昇前のレベルに戻った。NY時間に入ると欧州の株価下落に続きNYダウが下落。GDPが予想を上回るもののクロス円も含め円買いのう動きが活発になりドル円は83円を割り込み82円80銭まで下落した。その後はFOMC前に短期のドルショートの買い戻しが入り結局83円台でNY市場を引けた。リスク回避の動きはもう暫く続くとみられドル円の上値は昨日の高値が当面の天井になったとみる。明日は米国感謝祭で祝日のためポジション調整の動きがみられるだろう。時間足では50%戻しの82円80銭でちょうど跳ね返された事でこのレベルは強いサポートとみる。日足は雲の真ん中で上下に長い髭を伸ばした十字線が現れ、上下に5分5分の確率で迷いを示している。今日は83円前半でのもみ合いとみる。

米ドル円予想レンジ83円50銭~82円80銭

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[豪ドル円] リスク回避から下落

(豪ドル円日足1)


(豪ドル円日足2)

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中国の利上げで豪ドルの上値が重くっていたところで今回の北朝鮮の砲撃。俄かに高まった朝鮮半島の緊張は世界的なリスクに対する意識を再び目覚めさせてしまったかのようだ。
特に高金利で資源国通貨という豪ドルに対してはリスク回避の動きが強まった。この通貨は黙っていると買いがわいてきて、今回のような状況では一気に売り圧力が高まる傾向があり、しばらく落ち着くのを待ってから再び買いをいれよう。
今日は売られ過ぎからの買い戻しが出てくると見るが戻しは半値がいいところだろう。日足のパラボリックを下回ったことで売りサインに転換したが、一目の基準線がある80円ミドルで下げ止まったことからひとまず売りは一巡したと見ると。

豪ドル円予想レンジ:81円40銭~80円50銭


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[ユーロ米ドル] ユーロは異例な程深刻な状況?

(ユーロ米ドル日足1)


(ユーロ米ドル日足2)

EURUSD20101124_hiashiashi(2).jpg


北朝鮮の砲撃によりリスク回避の動きが早まりユーロ円の下落につられてユーロドルも下落。その後は買い戻しが入るものの欧州時間にはアイルランドの政治リスクへの懸念が高まりや、ポルトガルなどの問題が残りユーロ売りが強まった。ドイツのメルケル首相は「ユーロは異常なほど深刻な状況にある」と懸念を示したこともユーロ売りを強める要因となった。1.33ミドルというのはフィボナッチの38.2%戻しであり、一目の雲の下限が位置するところで、ここで止まったということはテクニカル的にはかなり強いサポートが確認されたことになる。逆にこのレベルを今日下回るようであれば、もう一段の下落が始まることになり、次の大きなサポートレベルは1.3ドルの大台とみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3440~1.3250


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[全般] ユーロ懸念燻ぶる

アイルランドはEUやIMFからの支援を要請するとの事から週明けの東京市場ではユーロが堅調な地合いで始まった。しかし欧州市場に入ると一転してユーロは下落。格付け会社ムーディーズはこの日アイルランドの格付けを複数段階引き下げる可能性がある事を示唆した事やアイルランド政府の連立野党である緑の党が予算成立後に離脱の構えを示している事などがユーロ売りを強めた。支援を受けた後の財政再建の道のりは一層厳しいものとなる事からアイルランド問題はこれから寧ろ始まるといってもよい。また、アイルランドの影響は一国に止まらずポルトガルやスペインまで波及する可能性が高く、この日のPIIGSの株価は軒並み下落した。ユーロへの不安は今後も燻ぶり続けるものの、逆に言えば今すぐに急落するものでもなく、ほとぼりが過ぎるのを待つ他なさそうだ。
この日はNZドルもアジア時間に急落した。S&Pがニュージランドの各付けを引き下げたためで、リスク選好の動きに水をかけられた格好となった。今日は日本が祝日で、明日の未明にFOMC議事録の発表を控えている事から値動きは乏しくなりそうだ。明日に備えて休むのもよいかもしれない。


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[米ドル円] アイルランド問題の後退で円安

(米ドル時間足)


(米ドル日足)

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アイルランドの国際的な支援受け入れを要請した事で朝方からユーロ円などの上昇にともないドル円も底堅い動きで始まった。先週は83円前半を2度試したものの83円付近の厚い買いに支えられた事で底の堅さを確認。しかし、84円を試すほどの勢いもなくもみ合いが続いている。ボリンジャーバンドの幅も極端に狭くなり、円のボラティリティーもここにきて一ケタ台まで下げて来た。今日は勤労感謝で祝日という事からアジア市場は静かな動きになるだろう。また、明日の未明にはFOMCの議事録が発表される事から薄商いの中で内容次第では荒っぽい動きになる可能性が高い。次の木曜は感謝祭でNYも休みとなりポジション調整の動きもありそうだ。日足の雲の中でどちらにも行きやすい状態だが、次の注目は追加緩和策への修正がみられるかどうかだろう。

米ドル円予想レンジ:83円60銭~82円80銭


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[NZドル円] 格付け引き下げで急落

(NZドル円週足)


(NZドル円日足)

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(NZドル円時間足)

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アジア時間に大手格付け会社のS&Pがニュージランドの格付けを安定からネガティブに引き下げる事を発表。これによりNZドルは一気に下落に転じた。朝方からアイルランドが国際的な資金支援を要請した事を受けリスク選好から豪ドルやキウイなどが堅調に始まり上昇過程にあったところでの発表という事でかなりサプライズとなった。それも当面のレジスタンスでもあった65円前半を抜けた事で買いを先行した直後でもあった。64円ミドルで一旦押し戻されたものの、その後再び売りが強まり欧米市場では下落が止まらずこの日の安値64円25銭を付け安値引けとなった。このレベルは時間足からフィボナッチの50%戻しにあたり強いサポートとみる。抜けたとしても64円ちょうどには61.8%戻しのレジスタンスが控える。週足の一目の雲から抜けだしたおり、昨日の下落でも雲の上に位置しており下値は限られているとみる。また、日足のボリンジャーバンドでは中心線が上昇トレンドを堅持しており下げたところでは買いを入れたい。

NZドル円予想レンジ:64円50銭~64円00銭


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[ユーロ米ドル] アイルランドへの不安は払しょくされず

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

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アイルランドの支援要請が週末に決定し週明けのアジア市場ではユーロは堅調なスタートとなった。しかし、欧州時間に入ると格付け会社ムーディーズがアイルランドの格付けを複数段階引き下げる可能性がある事を示唆。更に、アイルランド政府の連立野党である緑の党が予算成立後に離脱の構えを示している事などがユーロは下落に転じた。NY市場ではその売りも何とか止まったものの今後のアイルランド政府が資金を受け入れたとしても財政再建の道のりは厳しくなるとの見方が強まっている。また、ポルトガルやスペインの株価が一緒に下落するなど今後もユーロへの不安は付きまとうとみてよい。
日足チャートで一目の雲に再び潜り込んでしまった。雲の上限に沿ってこのままじりじりと上昇するか、或いは雲の下限に向かって下落が続くのかは明日のFOMC議事録をまってから判断する事にする。時間足からみると昨日の安値1.3578は61.8%戻しにあたり、これで目先の底値を見たと言える。ここを抜けると1.35ドルの大台付近までサポートはなく短期的には抜けたら売りで攻める。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3660~1.3500


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[全般] ユーロ懸念後退

アイルランドは来週EUやIMFとの協議で支援を受け入れる可能性が高まった事からユーロは底堅い動きが続いた。しかし、アイルランド以上にポルトガルなどの財政問題が取り沙汰されるなど今後もユーロへの懸念は残る。一部のメディアで先日利上げを行った中国がこの日政策金利を更に0.5%引き上げと発表された。この報道で中国経済への不安が高まった事で豪ドルなどが売られた。しかし、結果的にこの報道は預金準備率の0.5%引き上げと訂正された事で買い戻しの動きが活発となり往って来い。これらの動きを見ても依然市場は方向感の乏しい状況であり、本格的なトレンドはみられない。アイルランド問題の後退はリスク志向の動きを強めたが、中国の利上げによりリスク回避の動きもみられるなど市場は依然混沌とした動きが続く。
今週はFOMC議事録やGDPなどが発表される。市場の注目は米国経済指標の改善が見られれば追加緩和に対する避難的な意見が強まりドル買いがどこまで進むかという事になりそうだ。


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[米ドル円] クロス円次第で更に上昇も

(米ドル円日足1)


(米ドル円日足2)

USDJPY20101122_hiashi(2).jpg


東京市場では中国の利上げの噂や香港の不動産価格上昇抑制策を発表するといった噂話で日経平均が下落。これに合せるようにドル円も軟調な地合いとなり83円前半へ下落したが83円15銭付近では買いが並んだ。前日も結局83円を割り込めなかった事もあり底の堅さを確認したことからNY時間には再び上昇。この日は高安同値引けとなり下髭の長い十字線が現れた。前日の高値83円79銭はフィボナッチの61.8%でもありこのレベルを下回った。また、一目の雲の上限で頭を抑えられた事で短期的に天井感が強まった。もう一度83円を試して抜けなければ上昇に転じるきっかけになるとみる。

米ドル円予想レンジ:83円80銭~82円80銭


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[豪ドル円] 中国利上げの影響

(豪ドル円週足)


(豪ドル円日足)

AUDUSD20101122_hiashi.jpg


中国の利上げ騒ぎで豪ドルは乱高下。アジア時間に中国の利上げの噂が流れると最も影響が強い豪ドルの売りで反応した。しかし、15時を過ぎても利上げの話が出なかった事で買い戻しが強まった。ところが、欧州時間に入ると政策金利を0.5%利上げしたとの報道が流れ豪ドルは急落したが、外貨準備率の誤りであった事が解り買い戻しが強まるなど荒っぽい動きとなった。しかし、アイルランドのEUからの支援受け入れの可能性が高まるとリスク選好の動きが強まり再び金利の高い豪ドルに買いが集まった。週足の一目の雲からやっと抜け出した事で上値を抑える動きが弱まり上昇に転じる可能性が高まった。また、日足のパラボリックも上昇サインに転換した事で買いは強まるとみる。ただ、利食いの売りも上値レベルでは出やすく今日は一旦前日の安値近辺を試す展開が予想される。

豪ドル円予想レンジ:82円80銭~81円80銭


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[ユーロ米ドル] アイルランド問題の後退から底堅い動き継続

(ユーロ米ドル日足1)


(ユーロ米ドル日足2)

EURUSD20101122_hiashi(2).jpg


アイルランド中銀総裁の発言などでアイルランドがEUの支援を受け入れる可能性が高まった。今週中にも債務問題が解決する可能性はある事からユーロ買い戻しの、ポルトガルやスペインへなどの財政問題が今後続いて取沙汰される事になるとの懸念は常に付き纏いユーロの上値には限りがある。ただ、ユーロの出口戦略の期待が強まれば一時的にユーロ買いの動きに勢いが付く事もある。日足の一目の雲を上抜けて雲の上限を辿り始めており当面底堅い動きになりそうだ。上値目標はフィボナッチ38.2%の1.3770付近を抜けてくるようであれば50%戻しでもありパラボリックの1.38ミドルが意識される。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3770~1.3660


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[全般] 世界的な株高とリスク志向

アイルランドが支援の可能性を示した事でリスク志向の動きが強まった。中国の株価は前日の落ち込みから再び上昇に転じ日経平均も1万円台を回復。更に、NY市場ではGMの再上場の初値が売り出し価格を上回りダウは大きく上昇に転じるなど世界的な株高が為替市場でも安心が広がった。米国追加緩和に対する風当たりは強く共和党からも批判の声が上がった。それに対してバーナンキ議長は必死にその効果を示すが債券市場では長期金利の上昇が止まらない。この日発表されたフィラデルフィア連銀指数が22.5と市場の予想5.0を大きく上回ったことも債券売りを促した。
世界の余剰資金がリスクを求めて動き始めている事から南アランドや豪ドルなどクロス円全般に対して買いが強まる。ただ、長期的な買い出動はまだ時期尚早で短期的にはまだ調整がありそうだ。


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[米ドル円] クロス円が下支え

(米ドル円日足)



アジアから欧州にかけてドル円は83円前半でのもみ合いが続いた。しかし、NY時間に入ると動きが一変する。12時ちょうどのロンドンフィキシングではいきなりドル円が上昇。ファンド勢の買いも見られ、83円40銭や55銭付近にあった損切りなども巻き込み一気に83円80銭まで上昇した。オプションの期日があり,そのためにまとまった買いが入ったという話もあるが、クロス円などの買いが強まったことなどが大きく影響したとみる。
チャートで見るとフィボナッチの61.8%戻しのレベルにあたり、更には一目の雲の上限も上値を抑えている。雲を上抜けしてくれば上昇スピードは一気に強まるとみる。
今日は金曜日だがポジションの偏りはそれ程みられず、寧ろ83円前半を固めた後だけに84円台を見に行くとみている。

米ドル円予想レンジ:84円60銭~83円40銭


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