ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-11

[全般] FOMCを控え神経質な展開

東京市場では9時ちょうどにドルが一気に上昇。ドル円は80円前半まで売り込まれた直後だけに勢いが早かった。日銀の介入の噂が流れたが、ドル円だけではなくユーロやポンドに対してもドルが上昇した事からシステムの誤作動か或いは実際の買い需要があったのだろう。結果的に短時間で押し戻されてはきたものの、その後は寧ろ介入警戒感が強まり底堅い動きが続いた。アジア時間に発表された中国PMIは54.7と事前予想の53.8を上回りリスク選好の動きが強まった。NY時間に同じく発表された米国10月ISMも56.9と予想の54.0を上回り、15か月連続で好悪分岐点の50を上回り米国の景気回復拡大を示すものとなった。明日のFOMCでは追加緩和実施がほぼ間違いないと予想されるが、その規模自体が縮小されるのではといった観測が高まりドルは上昇に転じた。しかし、ドル上昇は今度はNYダウを押し下げたことでドルは再び軟調な地合いになるなど、卵が先か鶏が先なのか分からない状態がみられた。FOMCでの結果がどうあれドル安は止まらないという見方が強いが、発表後の声明で追加緩和の出口がみられ発言でも出れば大きく相場が変動する可能性もあり、この時点でポジションを偏らせるのは危険過ぎる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 介入か誤作動化

(米ドル円日足)



週明けのウェリントン市場でドル円は先週末のドル売りの流れを受けて軟調に始まった。一時80円23銭までと80円割れ直前に迫った。ところが東京時間の9時きっかりにドル円は一気に1円以上高い81円60銭付近まで上昇。当然介入の噂が流れたものの対ユーロやポンドなどでもドルが上昇した事で介入の可能性は低いだろう。システムの誤作動ではないかという話もあるが、いずれにしても市場は明日のFOMCの発表を前に神経質な状況であることは間違いない。ドル円はその後80円33銭まで押し戻されたものの、それ以上の安値を更新する事はなかった。中国や米国ISMが予想を上回った事でリスク志向が強まりクロス円が底堅い動きとなった事でドル円の底も支えられた。明日のFOMCや中間選挙など重要なイベント前だけにポジションを縮小して短期取引に徹する。

米ドル円予想レンジ:80円80銭~80円30銭


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[ユーロ米ドル] 移動平均線がゴールデンクロス

(ユーロ米ドル週足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD20101102_hiashi.jpg


先週のドル安の動きから週明けのユーロドルは軟調なスタート。東京時間に一時1.38ドル台へ下落したが直ぐに買い戻され午後には1.4010まで上昇するなど、基本的にアジア市場ではドル安の動きが目立った。NY市場では米国ISMが予想を上回る好調な数字が発表された事で追加緩和の規模が予想よりも小さいのではとの観測も広がりドル高に転じた。結局この日は1.39ドルを維持できずにドル高地合いで終了。日足チャートを見ると徐々に三角持ち合いが収束しているのがみえる。週足の一目では雲からやっと抜け出たが雲が下に垂れ下がり、下落方向を示唆している。今週のイベントを通過した頃のどちらかに振れるとすれば下のリスクが高そうだ。しかし、今はどちらにも動ける体制を保つ。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3950~1.3825


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[ポンド米ドル] 堅調な経済指標

(ポンド米ドル日足)


(ポンド米ドル時間足)

GBPUSD20101102_jikanashi.jpg


欧州時間に発表された英国10月PMIは54.9と予想の53.0を上回った。
5カ月連続で下落が予想されていた事で発表前にはポンドが売り込まれていただけに、この数字が発表されるとポンドは1.60前半から後半に上昇した。先週発表の英国第3四半期GDPが予想以上の改善を示した事もあり、英国景気回復期待が強まった。今週木曜に発表のBOE政策会合では金利や資産買い入れ枠は据え置き予想が多いものの、一部で強気の見方も広がるのではといった観測も浮上。日足の一目の雲を見るとトレンドは上昇過程にある事から、下げた場面では買いを入れたい。短期的には1.5980ドルを下回れば50%戻しの1.5870ドル付近まで下落の余地があるとみる。

ポンド米ドル予想レンジ:1.6080~1.5980


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