[全般] ECBとFRBの異なる金融政策
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円] クロス円の買いが下支え

FOMCの発表後のアジア市場では追加緩和策に対する解釈が混在し寧ろ動意の乏しいものの、じりじりとドルは上値の重い展開が目立った。特にドル円は81円台前半から80円台後半に続落したが、依然介入警戒感が残り攻めきれずに終わった。欧州時間に入るとECBやBOEが米国の緩和政策に追随しない事を示す事になりドル下落は更に強まった。しかし、同時にリスク選好の動きが強まった事でクロス円が上昇。これによりドル円はドル売りと円売りの綱引きとなったもののややドル売りが優勢。ドルが対ユーロやポンドで大きく下落した事で、今後ドル安に対する批判的な発言が出る可能性が考えられる。逆にいえば、それまでは下落は止まらないという事になる。ドル円は依然として下値リスクが高いまま雇用統計を迎える事になりそうだ。
米ドル円予想レンジ:81円15銭~80円30銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル] ECBの政策転換の時期


ECBはこの日政策会合でこれまでの1.0%を据え置く事を決定。その後のトリシェ総裁の記者会見では「12月の理事会で今後の流動性供給策について議論する」と発言。次回の理事会で金融政策の転換が話し合われ可能性がある事からFRBの追加緩和と真逆な政策を行う事になる。これにより市場はユーロ買いに大きく反応。また、アイルランド財務省が4年間で140億から160億ユーロの赤字削減プランを発表したことをトリシェ総裁が評価した事もユーロ買いに拍車をかけた。前日のFOMC直後に付けた高値1.4188ドルを抜けるとショートカバーが発動され1.4280まで上昇。ユーロ円の買いも続いた事からユーロの上昇は今後も続くとみて良い。しかし、ドル安が更に進む事になると欧州サイドから批判的な発言が強まる事になり、一方向のユーロ高はないだろう。今日の雇用統計発表前後には調整の売りが出るとみる。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.4260~1.4120
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ポンド円] 上昇の火付け役


BOEはこの日政策金利と資産買い入れ枠2000億ポンドを維持する事を発表。ECBの発表前に行われ事で欧州全体が米国の追加緩和に追随しないとの観測が強まりポンドは上昇。それまでもアジア市場でポンド円は底堅い動きが見られたことで更に買い安心感が高まった。ポンドは対ドルでは更に上昇が期待できそうだがドル円の上値は依然として重く、ここからの買いは慎重に行きたい。8月からの下降トレンドラインが131円ミドル付近にあり、これはちょうど一目の雲の下限である132円付近とほぼ同じレベルになる。雲は今後下降トレンドに沿った形で上値の重い展開が予想される。今日の雇用統計までに131円ミドルから132円を試しに行くとみるが週末という事から利食い売りに注意したい。
ポンド円予想レンジ:132円00銭~130円70銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |