ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-11

[全般] 米国経済の回復基調

北朝鮮による朝鮮半島の緊張も一日過ぎてくれば大分落ち着きを取り戻した。ドル円はアジア時間に一時83円割れも見られたがその後はじりじりと回復。欧州時間に発表されたドイツの11月IFO景気動向は109.3と事前予想の107.6を上回り東西ドイツ統合以来最高を記録した。この発表前にはアイルランドの債務問題はポルトガルなどへの波及懸念から大きく売られていた事から買い戻しの動きが活発となった。その後も欧州委員長の「ユーロは問題ない」といったコメントなどに支えられユーロは上昇。NY時間に入ると米国の新規失業保険申請件数が改善した事や個人支出が予想を下回るものの4カ月連続増加した事、など全般的に堅調な地合いが見られた。これを受け米国長期金利が上昇するとドルは堅調に推移する中ユーロは押し戻されている。ドイツの景気の強さや米国の景気回復ペースへの期待感の高まりは市場のセンチメントにも影響してくればリスク回避の動きは後退させる。北朝鮮の問題はそれ程長引くものではなく、いずれリスク志向の動きは戻るとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円] 朝鮮半島の緊張も緩む中再び堅調

(米ドル円日足)



北朝鮮による緊張も一日過ぎたことでリスク回避の動きは徐々に緩み始めた。アジア時間は上値の重い展開が継続し一時83円を割り込む場面も見られたが直ぐに買いが出るなど、83円付近の買いの強さをあらためて確認した。欧州市場ではドイツのIFOが予想を上回るなどアイルランドの問題で弱気のユーロに朗報となった。また、NY時間でも新規失業保険申請件数や個人支出の回復によりNYダウも前日の下落を取り戻す動きとなったことで長期金利も上昇。これによりドルも堅調な地合いを取り戻しドル円は83円ミドルまで回復した。市場は米国の悪い数字よりも良い数字に反応するような地合いになってきた事はそれだけ景気回復への期待が高まりつつあるのだろう。ボリンジャーの上限に再び向かい始めている事から、更に米国景気指標の改善が見られればドル円は84円台を試す展開もありそうだ。しかし、依然として一目の雲を抜け出あらずに喘いでおり不安定な動きは今日も続く。

米ドル円予想レンジ:83円80銭~83円20銭


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル円] はらみ線

(豪ドル円日足)



前日の北朝鮮の砲撃により一気にリスク回避の動きが強まり豪ドルやNZドルの売りが強まった。しかし、それも一日明けてみると再び買い戻しの動きが活発となりほぼ前日の下落を取り戻した。チャートを見るとはらみ線が現れておりこれは売り買いが拮抗しているという事を表す。それと同時にこのはらみ線の後はどちらかに新たな動きが始まる事も暗示するものだ。一目の雲が下値をサポートしている事からどちらかといえば上に振れやすくなった。

豪ドル円予想レンジ:83円00銭~81円70銭


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル] ユーロ不安は残るもののドイツの景気に支えられ

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル週足)

EURUSD20101125_syuashi.jpg


アイルランドは4カ年財政再建計画を発表し、その中で法人税率を維持するとした事で懸念が残った。S&Pがアイルランドの格付けをAAからAに引き下げた事もユーロの上値を重くした。しかし、欧州時間に発表されたドイツのIFOが109.3と予想の107.5を上回り東西統一以後最高を記録。これで欧州株が上昇したことバローン欧州委員長が「ユーロは問題ない」などの発言からユーロは上昇。しかし、その後NY時間に発表された米国経済指標が堅調な地合いを示した事で米長期金利の上昇からドルも上昇しユーロは再び押し戻された。日足の一目均衡表を見ると雲の下限を割り込み終値でも下回った。週足では辛うじて雲の下限の手前で引けているものの、微妙なレベルにいる事は確かだ。今日はNY市場が感謝祭で休場という事から大きな動きはないとみるが、薄商いの中で下攻めをしやすい状況にある事も確かだ。このレベルを抜けると1.3ドルを目指す展開とみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3420~1.3270


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する