[全般] FOMCイベント終了
欧州時間に入ると前日の米国格付け引き下げの話が再び意識されたのかドル売りから始まった。また、ドイツやユーロ圏のZEWが予想を上回りユーロ買いが強まるとドル全般に売りの勢いが目立った。この日発表されるFOMCというイベントを控え何が出るかわからないという不安感を煽る動きとも取れる。NY時間に入り11月の米小売売上高が0.8%と予想の0.6%を上回った事をきっかけにドルは一斉に買い戻しが入った。今年のクリスマス商戦が好調にスタートした事で市場には消費の高まりを好感する動きもみられる。結局この発表でドルショートの買い戻しを促すなどディーリングの動きが中心となった。注目のFOMC声明では特にこれまでの内容と違いはなく、ドルは更に買い戻しが入りこの日を終了。長期金利は前日を上回りNYダウも上昇傾向が続くなどドル上昇に対する期待は強まる。今日はドルの下値を試した後だけに上値を追う展開か。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円] FOMC内容に変化は見られず


アジア時間は全く動かずこのままいくのかと思われたが欧州時間に入るとドルが一斉に下落。前日の安値である83円前半を抜けると損切りを誘発し82円84銭を付けた。このレベルは76.4%戻しにあたるところで、予想の最安値と付けたことになる。ドイツやユーロ圏の経済指標が予想を上回った事や前日の米国格付け引き下げの観測でドル売りが強まったとされる。実際にFOMC前に振り落としを誘う投機的な動きとみられた。NY時間に発表された米小売売上が予想を上回った事でショートカバーを誘発。結局FOMC発表前にはこの日始値のレベルまで戻し行って来い。
FOMCの発表内容は殆ど前回と変わらないもので追加緩和は継続するとの見方が強まった。結局この日は長期金利は上昇したことを受けドルは更に上昇し、下髭の長い陽線で終わった。
一目の雲の上限を一旦は割り込んだものの直ぐに跳ね返された事で当面この雲は底を下支えするとみる。昨日は下値を試した事で今日は上値試しとみる。ターゲットは23.6%戻しの83円90銭付近。抜ければ84円40銭。
米ドル円予想レンジ:83円90銭~83円30銭
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[豪ドル円] 次の上のステージに

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前日に豪ドル円は5月以来の83円台に乗せた事で一旦は利食い売りが出やすくなっていたようだ。欧州時間にドル円が売られた事を受け豪ドル円でも売りが強まり82円台に押し戻された。しかし、思ったより底は浅く82円87銭付近からは買いが並び83円台に再び押し戻された。その後はFOMCなどが控えていたものの、ほぼ一本調子の上昇が始まりこの日の高値圏で引けた。時間足では上昇トレンドのチャンネルが続いていてこの流れはまだ続くとみている。
当面は昨日の付けた安値を底にフィボナッチ76.4%戻しの84円10銭付近を目指す展開とみる。
豪ドル円予想レンジ:84円10銭~83円20銭
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[ユーロ米ドル] 好調な欧州経済指標


欧州時間に発表されたドイツのZEWが4.3と予想の3.9を上回り、同じくユーロ圏のZEWも15.5とこちらも予想の10.5を上回ったことでユーロは堅調な地合いで始まった。また、前日の米国格付け引き下げ観測も引き続きドルの上値を重くした。また、イタリアのベルルスコーニ首相に対する信任投票では上院が信任したこともユーロに安心感を与え上昇。
ところがNY市場に入り発表された米11月小売り売り上げが0.8%と予想の0.6%を上回り米国年末商戦に期待が高まるとドルは上昇。FOMCを前にポジション調整と見られるユーロ売りが強まった。FOMC声明では前回とほとんど変わらない内容であった事で追加緩和の正当性を敢えて触れていないことからドル金利は上昇。結局ドルが上昇しユーロはこの日行って来いとなった。日足で見ると上髭の長い陰線が現れ、分厚い一目の雲の下限で跳ね返された。時間足で見てもヘッドアンドショルダーの形が出来上がり今日は上値の重い展開になると見る。61.8%戻しの1.33ドルを試しに行くとみる。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.3430~1.3280
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注意喚起
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