ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-12

[全般] 薄商いのなかユーロ中心の動き

東京市場が休場という事もあり静かな動きになると見られたが予想に反して激しい動きとなった。ユーロのショートカバーが入ると全般的にドル売りの動きが強まるなどユーロが中心の相場展開が続いた。ドル円もこの動きに攣られ損切りなども巻き込み円高が進んだ。欧州市場に入ると一転してユーロが下落。フランスはユーロ圏共同債券を支持しないという発言や、ドイツ財務省はユーロ圏安定基金に関する否定的な態度を示した事なども下落の要因となった。これらは目新しい材料ではないもののポジションの巻き戻しを後押しするきっかけになった。NY市場に入るとフィッチやムーディーズがポルトガルの格付けを引き下げるといった報道でユーロ売りが強まった。一方、アイルランドがアライドアイリッシュ銀行に対し37億ユーロの資本注入を行い実質国有化する事を発表。また、S&Pがフランスの格付けトリプルAの維持を確認したことでユーロの買い戻しが強まるなど、この日なユーロ中心の相場展開となった。結果的に上下に激しく動いたものの1日を通して見るとそれ程前日の終値と変わらず、薄商いの中で振り回されて終わった。今日はNY市場が為替以外休場となるため昨日の動きの反動が出るとすれば東京市場になりそうだ。格付け機関の発表や要人発言などで動きやすくなっているので注意したい。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 損切りを巻き込み下落

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY20101224_hiashi.jpg


東京市場が休場にも拘らずドル円は急落し全般的に円高の動きが目立った。ユーロの上昇に攣られたのかドル売りの動きが強まり83円40銭付近のロスカットを巻き込み82円85銭を付けた。その後NY市場に入るとそれまでのショートの買い戻しが強まり83円38銭まで買い戻しが入った後に再度売られるなど終始荒っぽい動きが見られた。結果的に83円付近でNY市場が引けたが、目先のポジションは大分こなれたとみる。82円85銭の安値は12月14日付けた安値とほぼ同レベルあり強いサポートになった。このレベルを下に抜ければ12月7日の安値82円35銭を目指すとみるが、今日は寧ろ格付けの話など出尽くした観もあることから一旦は買い戻しの動きが強まるとみる。

米ドル円予想レンジ:83円40銭~82円85銭


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[豪ドル円] コモディティー価格の上昇から底堅い動き

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

AUDJPY20101224_jikanashi.jpg


原油価格が2年2カ月ぶりの高値91ドル台を付け、NYダウも今年最高値を更新。リスク回避の動きが後退したことを示すものだ。資源国通貨の豪ドルは対ユーロでも1.3011の最安値を更新。対ドルでも1.0065と前日の高値を更新し今年最高値1.0182に迫る勢いだ。ドル円の下落が豪ドル円の上値を抑える結果となっているものの、買い意欲は依然強い。ややダブルトップ気味のフォーメーションになりつつあるが下値では82円30銭付近にパラボリックとボリンジャーの下限がサポートしていることで、下値は限定的とみてよいだろう。今日は欧州も半日で取引を終了することから狭いレンジになりそうだ。

豪ドル円予想レンジ:83円40銭~83円15銭


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[ユーロ米ドル] 格付け報道に反応し乱高下

(ユーロ米ドル週足)


(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD20101224_jikanashi.jpg


昨日は格付け会社の報道などからユーロの動きを中心とした相場展開が続いた。
アジア市場では前日のショートポジションの巻き戻しを中心に値を上げた。しかし、欧州時間に入ると再び下落に転じた。フランスのラガルド財務相はユーロ圏共同債券を支持しないとの話やドイツ財務相がユーロ圏安定基金に対しネガティブな発言をしたことなどでユーロ売りが強まった。更に、ムーディーズがポルトガルの25の資産担保証券の格付け引き下げの可能性を示唆したことや、フィッチがポルトガルの長期格付けをAA-からA+に引き下げ見通しもネガティブとしたでユーロはこの日の安値である1.3055ドルをつけた。
しかし、その後S&Pがポルトガルの格付けを現在のAAAの維持を確認したことでユーロは上昇。今週に入りフランスの格付け引き下げの話が強まり国債が売られるなどしていたため、この発表で買い戻しが強まったと見る。市場参加者が極端に減少している中で年末を控え格付会社が相次いで見直しに動いているため、必要以上に反応しやすい状況だ。結局行って来いとなったが、ユーロへの不安は続いている。時間足でも下降チャネルは継続し上値は切り下げている。今日は欧州も半日で休場のため値動きは限られそうだが、格付けに関連する話や要人発言には注意が必要だ。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3150~1.3070


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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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