ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-01

[全般] 欧州不安の拡大から株価下落

アジア市場は東京市場が休場の為全般に値動きは乏しく静かな展開が見られた。先週末に発表された米国雇用統計が予想を下回ったことから全般にドル売りが強まった。しかし、対ユーロではユーロへの不安から寧ろドルが強まり、その動きは昨日もアジア市場から目立った。市場ではドイツとフランスがポルトガルに支援要請をするように迫っているとの一部報道でポルトガルが金融支援要請に踏み切らざるを得ないとの観測が広がると欧州の株債券が下落。ポルトガルが明日12日に国債入札を控えるなかユーロ圏債務問題が拡大し、ユーロは一時1.2873ドルと昨年9月以来の安値を付けた。しかし、その後ドイツがこれを否定した事でユーロの買い戻しが強まった。NYダウも欧州不安から一時100ドルを超す動きで始まったものの、その後は買い戻しが強まった。ナスダックは寧ろ上昇するなど米国経済への期待感は強いようだ。ユーロ不安が米国経済の足かせになるとの懸念が株式市場の売りを誘ったものだが、為替市場では寧ろユーロ安はドル高に反応。ドルの方向感を探る動きはまだ続くとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円] もみ合い継続

(米ドル円時間足)



東京が成人式で休場ということからアジア市場でのドル円の動きは小幅にとどまった。先週末の米雇用統計が予想を下回る伸びであった事でドル円は下落した。しかし、下落幅は調整の域を脱しておらず83円を挟んでのもみ合いが続いている。欧州不安が再び拡大する中で株価が下落し、米国債券も長期債が買われ長期金利が3.3%を割り込んだ。この動きからドル円はNY市場では上値の重い展開となり先週末の安値82円85銭を割り込み82円67銭まで下落。ほぼ安値近辺での引けとなった。このレベルはフィボナッチ38.2%戻しのレベルでサポートされたが、このレベルを抜けると50%戻しの82円30銭が視野に入る。買い戻しが入ったとしても雇用統計前のレベルである83円ミドルが当面上値を抑えるとみる。

米ドル円予想レンジ:83円30銭~82円30銭


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[ユーロ米ドル] ポルトガルの支援問題

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD20110111_jikanashi.jpg


ポルトガルの資金調達コストが急上昇した事からフランスやドイツがポルトガルに対し支援要請の圧力をかけたとの一部報道が広がった。これを受けてユーロは対ドルで一時1.2874ドルを付けた。しかし、その後ドイツが否定した事やポルトガルも否定しているとの事から買い戻しが強まった。欧州株式全般が軟調な地合いとなった事でNY市場も100ドル近い下落で始まり長期金利も下落。これを受けドル売りが強まりユーロも底堅い動きとなりNY市場では1.29ミドルに上昇して引けた。ユーロに対する不安感は昨年の5月の時ほどは感じられない。1月という事から方向を見極めようとする動きが強いようにも見える。1.3ドルに乗せるようであれば寧ろ底堅さを確認した事で買い戻しが更に強まるようにみえる。日足ではダブルボトムを形成する動きも見られ、ボリンジャーバンドの下限の内側で引けた。まだ上昇余地は残されている。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3000(23.6%戻し)~1.2880


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[豪ドル円] 中国株価下落から上値重い展開

(豪ドル円日足)



昨年末に起きた大洪水の影響や中国の利上げなどで上値の重い展開が続いている。昨日は中国の株価が下落した事や、先週末の米雇用統計が予想を下回ったことなどでドル円の上値がおもいことなどから豪ドル円は軟調な地合いが続いた。一時82円を割り込み81円88銭まで下落。しかし、NY市場の後場からは株式市場が回復する動きに伴い豪ドル円の買い戻しが入り82円ミドル近辺まで戻した。NY原油価格や金価格の堅調な地合いは続いている事から、リスク志向への動きに変化は見られない。欧州問題もそれ程豪ドルに影響を与えなくなっており、今後も下落時における豪ドル買いの動きは継続とみる。81円70銭はフィボナッチ50%戻しのレベルでもありかなり強いサポートとみる。ただ、大きな上昇は今のところ期待は出来ない。当面83円ミドルから81円後半のレンジとみる。

豪ドル円予想レンジ:82円80銭~82円00銭


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