[全般] 米雇用統計発表後乱高下
市場は失業率の改善を受け最初ドル買の反応を示したが直ぐに反落するなど荒っぽい動きとなった。結果的にドルやクロス円は行って来いの動きで先週は終了。
雇用者数は前回前々回共に上方修正されており予想を若干下回ったと言っても前回の6.3万人から大きく増加している。前回は天候不順の影響もあったが改善の兆しが見えて来た事は確かだろう。前日の新規失業保険申請件数やISM非製造業等の結果が良かった事から今回の雇用統計にはかなりの期待が高まり、発表前からドル買いを進めていた事も行って来いの要因だろう。バーナンキ議長が先日の議会証言で景気回復が幾分早いペースになってきたとの発言を裏付けるものだが、それでも市場は米国の金融政策を変えるという事は難しいだろう。ユーロやポンドの利上げ期待が選好するなかで、結局米金融政策は今回の結果を受けても変わらないとの市場の観測がドルの上値を抑えたとみる。
リビアの混乱はこの日も続き原油価格が再び上昇した事でNYダウは下落し長期金利も下落するなど毎日原油価格の動向で一喜一憂する状態はもう暫く続きそうだ。
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[米ドル円] 一時83円台乗せ


雇用統計発表前からドル円は82円前半からじりじりと値を上げていた。注目の雇用統計は失業率が予想の9.1%を下回る8.9%と発表され、その結果を受けドル円は一時83円03銭まで上昇したがすぐに利食い売りに押し戻された。結局NY終値ベースで見ると82円前半まで下落し完全に行って来い。日足のローソク足は長い上髭を伸ばして陰線出先週は終わった。一目の雲の上限を大きく上回ったものの、結局終値が雲の下で終わった事で上値の重さを寧ろ印象付けた格好だ。結局ドル円は仕切り直しとなり今週も82円を挟んでやや上値の重い展開とみる。
米ドル円予想レンジドル:82円50銭~81円90銭(76.4%)
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[ユーロ米ドル] 1.4ドル乗せ

米雇用統計の結果は失業率が予想以上の改善を示した事で一時ユーロ売りも見られたが、結局この日はユーロ買いが進んだ。米国の景気回復ペースは幾分早いペースになっている事をバーナンキ議長が指摘した通りの結果だ。しかし、米金融政策を変える事はないとの市場の認識もあり、雇用統計の改善にもかかわらず利上げ期待の高まるユーロやポンドへの買いが強まった。また、メルケル独首相はECBが利上げ行ったとしても債務国危機対策には影響しないとした事もユーロ買いを下支えするものだ。ユーロは発表後1.4ドル台に乗せたがその後利食い売りに押された。取りあえず達成感が出た事で今日は1.4ドルを再度試しに行くとみるが最終的に上値は重いとみる。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.4010~1.3920
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[NZドル円] 利下げの可能性高まる


クライストチャーチの大地震により2011年の経済成長は大きく落ち込むとの観測が広がった。
現地のヘラルド紙はこの日「ボラードRBNZ総裁はこの10日の理事会政策で金利を0.5%引下げ2.5%にすることを決定し、2011年後半には更に金利引き下げを行うだろう」というエコノミストの観測記事を載せた。これを受けて前日の上昇から再び売りが強まり60円54銭まで下落した。しかし、2日前の今年最安値である60円46銭までは届かず押し返されている。日足のボリンジャーバンドの幅が大きく開いて下限のバンドウォークも60円ミドルから内側に収まってきた。利下げ観測も出た事でそろそろ下落の勢いも限界とみる。10日に0.5%の利下げがなければ寧ろ買い戻しの動きが強まるとみる。
NZドル円予想レンジ:61円00銭(38.2%)~60円50銭
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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