[全般] ユーロ売りと円買い
アジアから欧州市場にかけてリビアの混乱拡大を懸念したリスク回避の動きが強まり、円やスイスなどの安全通貨が買われた。また、ムーディーズがギリシャの格付けを3段階引き下げる事を発表しユーロが一時対ドルや対円で大きく売られる場面もあった。しかし、利上げ期待のユーロ買いは根強く、下げたところで買いが待ち構えていた事から下落前よりも上昇。1.4ドル台を上に抜けて1.4035と今年最高値を更新。全般に荒っぽい動きが続く中でNY市場に入るとポジションの巻き戻しが強まりドル全面高となった。金利差からのユーロやポンドの買いも一巡したとの見方が広がったドル買い戻しの動きだが、これが調整的な売りかどうかはまだはっきりしない。忘れかけていたギリシャ問題も再び取沙汰されるなどユーロは依然としてリスクがつきまとう。今日もどこまでユーロの下落は続くか見極める事にする。
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[米ドル円] ドル買い戻し継続


リビアの混乱が拡大し長期化する可能性も出て来た事でアジアや欧州市場ではリスク回避の動きが強まり円買いの動きが目立った。しかし、NY時間に入るとユーロの売りをきっかけにドルは全面的に買いが強まった。この動きに攣られて一時82円を割り込んだドル円も再び買いが強まりこの日の高値82円30銭付近まで上昇してそのまま引けた。
米国長期金利の上昇がドル高を促した面もあり米国景気回復の動きが今後見直されれば期待感の高まりからドル買いは強まるとみる。一目の雲を跨いで不安定な動きが繰り返されており、どちらにも大きく振れるとも思えないが、82円の底が固まり始めている。今日は時間足でみた50%戻しのレベル82円50銭を試す展開とみる。
米ドル円予想レンジ:82円50銭~81円95銭
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[ユーロ米ドル] ギリシャの格下げなどで再びリスク拡大

先週まで利上げ期待で買われたユーロに売りが強まった。リビア情勢の混乱が長期化するとの見通しの中で原油は更に上昇し、世界的なインフレ懸念が強まる。昨日の主要国中央銀行総裁会議後にトリシェ首相は懸念に対して強い警戒を示し、各国もその懸念を共有すると発言。米国だけが利上げを様子見という状況も、今後それ程続かないと市場は見たのか、ユーロ売りの動きがNY市場で強まった。NY市場でユーロは1.4ドルの大台に乗せた事で目先達成感が強まった事も売りを誘った。結局23.6%戻しの1.39ミドルまで下落した。下落幅はまだ小さく買い意欲が依然強い事を示している。ただ、かなり投機の買いポジションが積み上がっている事から今日ももみ合いが続けばもう一段の下げもありそうだ。
ギリシャの格下げで忘れていた懸念が再び拡大すればユーロの売りも本格化してくる懸念もあり下落リスクが高まってきた。今日の下値は50%戻しの1.3870近辺とみる。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.4000~1.3870
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[ポンド米ドル] BOE委員の交代で利上げのスタンスに変化も

ユーロとともに利上げ観測の高まりから対ドルで上昇が続いたポンドも週明けの昨日は売りが強まった。米国の利上げが遅れるといった各国金融政策の温度差がもたらした上昇だが、先週の米国景気指標は堅調な回復を示している。利上げ期待はそろそろ織り込み始めた可能性もあり、ポンドの調整的な売りはまだ続くとみる。昨日はBOEの新政策委員としてこれまで利上げを強く主張したセンタンス委員が退任しGSでエコノミストを務めるベン・ブロードベント氏が後任になる事が決定。これまでのBOEの政策であるタカ派からハト派に変るとの見方も浮上し、ポンド売りを更に強めた。普段ではこの程度のニュースは為替への影響は限定的だが、それだけポンドの買いポジションが膨らんでいたという証拠だろう。
結局50%戻しの1.6180付近で下げ止まったものの、戻しがあまり見えない。今日はその下の76.4%戻しの1.61ドル付近まで下落するとみる。
ポンド米ドル予想レンジ:1.6220~1.6100
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