[全般] 中東情勢と欧州の信用危機の行方
ユーロは入札前には上値の重い展開で推移したが、最終的に入札結果が無事に済んだ事を好感し買い戻しの動きが強まった。また、この日は米国10年債の入札が行われたが結果は順調で長期金利は低下した。一旦収まりかけたリビア情勢も再び国内での内乱が拡大しOPECの増産の話もはっきりしない事から原油価格の動向も再び上昇する場面も見られた。最終的に前日よりも下落して引けたが、原油価格も欧州危機も米国金融政策の行方も全て不透明感が漂う動きが目立った。これらの混沌とした動きは、そろそろ結果が見えてくる前ぶれで一つの流れの変わる前兆ともいえるかもしれない。
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[米ドル円] 83円に一歩届かず

前日にOPECの増産話やリビアの平和交渉の道筋が見えた事から原油価格が落ち着いたと思われた。この動きから円売りの流れを継いで東京市場では82円91銭まで上昇。しかし83円台には売りがしっかり並んでいるとの観測もあり利益確定の売りが出たことで押し戻された。
欧州時間に入るとユーロ円が急落した事でドル円も売りが強まった。その後も中東情勢の混乱や欧州財政再建への懸念などでリスク回避からの円買いも見られた。しかし、NY市場では原油も徐々に下落し始めると再びドル円は上昇に転じ82円85銭を付けた。底が徐々に切り上がってきているものの日足の雲を挟んでの不安定な動きが続いている。前日に続いて雲の上にローソク足の髭が出たが終値ベースで雲の中で終わったことで、暫くもみ合いが続くとみる。終値ベースで雲の上限である82円75銭よりも上で引ければ、次には上値を試す展開になるとみる。
米ドル円予想レンジ:83円05銭(61.8%)~82円45銭
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[ユーロ米ドル] ポルトガルの入札を巡り乱高下

欧州時間にムーディーズがギリシャ6銀行の格付けを引き下げると発表。また、S&Pがユーロ圏諸国の更なるソブリン格下げを想定しているとしたことで、イタリア10年国債の利回りが08年以来の5%へと上昇した。この日はギリシャ国債の入札を控えていたこともありユーロは急落した。結果的にギリシャ国債の入札はすべて消化された事でユーロは上昇に転じたが利回りはユーロ誕生後最大まで上昇した。これを受け、今後ギリシャの財政再建への懸念がくすぶり始めるとユーロの下落リスクが高まりそうだ。昨日は米長期金利の下落でECBの利上げ期待との温度差から辛うじて下げ止まったものの、米長期金利が再び上昇に転じればユーロは更に下落するとみる。次の下値目標は38.2%戻しの1.3800付近とみる。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.3950~1.3800
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[NZドル円] RBNZ、利下げ幅0.5%

ニュージーランド中銀RBNZは早朝政策金利を0.5%引き下げ2.5%にする事を決定。これを受けNZドルは一時0.7395から0.7330まで下落した。対円では61円55銭から60円55銭まで下落するなどショックが走った。市場の予想では0.125%から0.25%までとみていただけに0.5%と発表されたのはサプライズ。しかし、0.5%は既に現地紙でも予想された数字でもあり直ぐに買い戻されるなど荒っぽい動きとなった。
一部の報道で利下げ自信の復興需要でインフレが高まる可能性もあり利下げはリスクが高い事が伝えられており、この利下げの期間もそれ程長くはないとみる。この利下げでほぼ売り材料が出尽くしたとみるが、ショックの影響はまだ尾を引くとみている。上昇に転じたとしても上値は38.2%戻しの61円ミドルまでで、その前に朝方の高値61円20銭付近までとみる。下値は瞬間付けた安値レベルの60円55銭。
NZドル円予想レンジ:61円20銭~60円55銭
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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