ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-03

[全般] 日本の大地震が為替市場に影響

日本の三陸海岸で起きた大地震により円は一時的に売り込まれた。日本の主な銀行は機械的に円を売るようだ。その後欧州市場に入るとクロス円を中心とした円買いが強まり、その後はドル全面安の展開になった。材料としては日本の地震が為替市場に大きく影響を与えた事になる。市場は95年に阪神大震災の折に円が100円から80円まで下落した事を意識したのか、円が強まるとみたようだ。日本の保険会社が中心として保険の支払いの為に外貨売りが強まるとの見方も円買いを促した。しかし、95年の時と今とでは状況が全く違い、米国が日本の市場開放を引きだすためにドル安を意図的に行ったものだ。今回の円高は投機的な動きでもあり一時的なものになるだろう。また、地震で打撃を被る日本が更に円高に向かうのであれば介入も含め円安に誘導する事も考えられる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 東日本の大地震で円高?

(米ドル円日足)


大地震の起きた時点では円売りが強まりドル円は一時前日の高値を超えて83円28銭まで上昇した。しかし、欧州市場に入ると一転してドル円が下落。日本の保険会社が中心とした災害保険の支払いの為に外貨、特に米国債などを売って支払い資金を確保するのではといった憶測も飛び交った。また、95年時の阪神大震災の年にはドル円が100円から80円割れまで下落して事から今回も円高になるといった思惑もあったようだ。しかし、あの当時は米国が日本の市場開放をするように圧力をかけていた時でもあり状況は全く違う。83円台を付けた事で売りを呼び込んだ事もあり、一時的にドル円の上値を重くしたとみる。いずれ83円付近までの戻しもあるとみている。81円60銭は強いサポートだが、まだ売りの勢いがあり81円付近までの下落もありそうだ。

米ドル円予想レンジ:82円75銭~81円30銭


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[カナダドル円] 雇用統計の悪化を受け下落

(カナダドル円日足)

(NEW)CADJPY20110314_hiashi.jpg

(カナダドル円時間足)

(NEW)CADJPY20110314_jikanashi.jpg

欧州市場では日本の大地震を受けてドル円が大きく売られて事でカナダ円も上値の重い展開が続いた。NY時間に入りカナダの2月雇用統計が発表。雇用ネット変化率が1.51万人と予想の2.5万人を下回り失業率も7.8%と予想の7.7%を上回った事でカナダ円は更に下落。前回の安値83円80銭を下回り83円57銭まで下落した事で、ぎりぎりでパラボリックが買いから売りサインに転換した。NYの引けにかけては買い戻しが強まったが、50%戻しの84円50銭までには届かなかった。もし今日中に84円50銭を上に超えるようであれば83円57銭が当面の安値になるとみる。しかし、戻さずに再び83円57銭を割り込むと83円前半まで下落は止まらないだろう。

カナダ円予想レンジ:84円50銭(50%)~83円20銭


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[ユーロ円] 日本の大地震で急落

(ユーロ円日足)

(NEW)EURJPY20110314_hiashi.jpg

(ユーロ円時間足)

>(NEW)EURJPY20110314_jikanashi.jpg

日本の大地震で日本の保険会社などによるレパトリの動きが強まるといった観測から円が一気に買い戻された。これを受けユーロ円も115円付近から2円近く下落した。また、この日行われた欧州首脳会議でユーロ救済基金の規模拡大について合意に至らなかった事もユーロ売りを強めた。しかし、NY時間に発表された3月ミシガン大学消費者信頼感が昨年10月以来の低水準になった事からドル売りが強まったことでユーロは対ドル上昇に転じた。ユーロ円も引けにかけては買い戻しが強まった。上値は38.2%戻しのレベルで一旦は抑えられているが、このレベルはそれ程強いレジスタンスではなく61.8%戻しの114円20銭付近までの戻しもあるとみる。日足のパラボリックの手前で辛うじて下げ止まった事で下値リスクは一先ず遠のいた。

ユーロ円予想レンジ:114円20銭~113円50銭


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