[全般] G7、円高阻止へ
昨日は早朝の東京市場でドル円が一時76円36銭と線後最高値を更新した。80円割れでは介入が入るとの観測もあったが、結局何も見られなかった事から投機筋のドル売りに押されクロス円も含め損切りを巻き込みながら下落。その後窓埋めの動きもあり下落前のレベルまで戻されたものの既に上値は重く戻し売りが強まった。当局は市場を注視するとの決まり文句で対応したものの、市場へのインパクトは全くなかった。結果的にG7の電話会議を行うという事から、売りサイドは慎重な動きとなったものの単独介入では既にこの流れを阻止するのは難しいだろう。如何に協調介入を引き出せるかどうかにかかっている。それまではドル円の動きはもみ合いが続くだろう。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円] G7で円高が止まるのか

既に欧米市場では G7で円高阻止に向けて話し合われる事を織り込み始めている事から、もし実際に何もアクションを起こさなければ依然催促相場が続くとみてよいだろう。また、日本が単独で介入しても一時的な上昇に止まりかねない。協調介入を引き出せるかどうかがポイントになるが、実際には難しいかもしれない。全体のポジションを見ても今回の円高はクロス円などのロングの積み上げが解消されただけで円ロングのポジションはそれ程ないとみてよい。再び大きな円安に向かわせるにはドル円の下落を断固として阻止するという世界的な共通の意識を示す必要がある。ドルが本格的に上昇し始めるのは米国の緩和政策を解除する事も必要になるだろう。それまでは上昇しても83円を超えるような動きは難しいとみる。 現在の相場はテクニカル的なポイントを無視して動きやすくレンジを想定するのは非常に難しいが敢えて言えば上値は61.8%戻しの81円付近から下値は昨日の買いがいの安値でもある78円前半とみる。
米ドル円予想レンジドル:81円~78円
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[ユーロ米ドル] 1.4ドル台に再び乗せ

再び対ドルでユーロは1.4ドル台に乗せた事で底堅さを印象付けた。
この日発表された米国のフィラデルフィア連銀指数は43.4と予想の28.8を大きく上回る好結果となった。これで6カ月連続好悪分岐点の0を上回る内容であったがドル買いの動きにはならずユーロは更に上昇。米国の利上げへの期待はそれでもないとみて金利政策の違いからのユーロ買いが先行しやすい。昨日は今年最高値であった1.4035を上抜き1.4051まで上昇。一旦は押し戻されているがボリンジャーバンドの中心線の上昇トレンドが継続されていることから昨年の高値1.42ミドルを目指す展開とみる。もし、協調介入で円が買われる場合でもユーロ円の上昇により底値は限られるとみる。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.4150~1.3960
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[豪ドル円] ドル円次第


実際、今回のドル円の下落も豪ドル円の売りから始まったこともあり介入でドル円が押し上げられるようであれば、豪ドルの上昇も大きいものになるとみて良いだろう。ただし、本格的な円売りが始まるには米国の金融背策も含め、日本の混沌とした状況が落ち着くまではないだろう。今のところ円の動向次第で豪ドルは大きく影響されるとみる。
豪ドル円予想レンジ:79円30銭(76.4%)~76円75銭
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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