ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-03

[全般] G7、円高阻止へ

(注:現在18日の朝6時前)
昨日は早朝の東京市場でドル円が一時76円36銭と線後最高値を更新した。80円割れでは介入が入るとの観測もあったが、結局何も見られなかった事から投機筋のドル売りに押されクロス円も含め損切りを巻き込みながら下落。その後窓埋めの動きもあり下落前のレベルまで戻されたものの既に上値は重く戻し売りが強まった。当局は市場を注視するとの決まり文句で対応したものの、市場へのインパクトは全くなかった。結果的にG7の電話会議を行うという事から、売りサイドは慎重な動きとなったものの単独介入では既にこの流れを阻止するのは難しいだろう。如何に協調介入を引き出せるかどうかにかかっている。それまではドル円の動きはもみ合いが続くだろう。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] G7で円高が止まるのか

(米ドル円時間足)


既に欧米市場では G7で円高阻止に向けて話し合われる事を織り込み始めている事から、もし実際に何もアクションを起こさなければ依然催促相場が続くとみてよいだろう。また、日本が単独で介入しても一時的な上昇に止まりかねない。協調介入を引き出せるかどうかがポイントになるが、実際には難しいかもしれない。全体のポジションを見ても今回の円高はクロス円などのロングの積み上げが解消されただけで円ロングのポジションはそれ程ないとみてよい。再び大きな円安に向かわせるにはドル円の下落を断固として阻止するという世界的な共通の意識を示す必要がある。ドルが本格的に上昇し始めるのは米国の緩和政策を解除する事も必要になるだろう。それまでは上昇しても83円を超えるような動きは難しいとみる。 現在の相場はテクニカル的なポイントを無視して動きやすくレンジを想定するのは非常に難しいが敢えて言えば上値は61.8%戻しの81円付近から下値は昨日の買いがいの安値でもある78円前半とみる。

米ドル円予想レンジドル:81円~78円


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[ユーロ米ドル] 1.4ドル台に再び乗せ

(ユーロ米ドル日足)


再び対ドルでユーロは1.4ドル台に乗せた事で底堅さを印象付けた。
この日発表された米国のフィラデルフィア連銀指数は43.4と予想の28.8を大きく上回る好結果となった。これで6カ月連続好悪分岐点の0を上回る内容であったがドル買いの動きにはならずユーロは更に上昇。米国の利上げへの期待はそれでもないとみて金利政策の違いからのユーロ買いが先行しやすい。昨日は今年最高値であった1.4035を上抜き1.4051まで上昇。一旦は押し戻されているがボリンジャーバンドの中心線の上昇トレンドが継続されていることから昨年の高値1.42ミドルを目指す展開とみる。もし、協調介入で円が買われる場合でもユーロ円の上昇により底値は限られるとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4150~1.3960


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[豪ドル円] ドル円次第

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

AUDJPY20110318_jikanashi.jpg

実際、今回のドル円の下落も豪ドル円の売りから始まったこともあり介入でドル円が押し上げられるようであれば、豪ドルの上昇も大きいものになるとみて良いだろう。ただし、本格的な円売りが始まるには米国の金融背策も含め、日本の混沌とした状況が落ち着くまではないだろう。今のところ円の動向次第で豪ドルは大きく影響されるとみる。

豪ドル円予想レンジ:79円30銭(76.4%)~76円75銭


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