ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-03

[全般] 全般的に方向感乏しく短期の動き中心

この日はユーロを中心とした取引が目立ちドル円は殆ど値動きの乏しい一日となった。前日にはポルトガルの財政問題が拡大した事で売りが強まったユーロだったが昨日は一転して強含みで推移。一方で格付け引き下げの可能性が高まるポンドは売りが加速するなどドルの動きは各主要通貨に対してまちまちの結果となった。NY時間に発表された米2月耐久財受注我マイナス0.9%と予想のプラス1.2%を大きく下回ったが、新規失業保険申請件数がやや予想を下回った事で値動きは相殺される形になった。NY株式市場は原油の反落や欧州市場のリスクが緩和された事を受け強含みで推移するなど、世界的な株価の下落リスクが一旦は遠のいたとみられる。円高への介入はこの様な株価下落を背景に行われた事もあり、株価が堅調になれば介入警戒感が薄まる事から円高に向かうというシナリオもあるが、それは時期尚早だろう。目先は短期の材料に反応しやすいものの一方向に動きにくい状況が続くとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 依然くすぶる円高リスク

(米ドル円時間足)


介入実施後のドル円は81円を挟んでのもみ合いが続いている。しかし、徐々に81円が天井になり始めており円高へのリスクが完全に消えていない状況だ。3月の期末を直前にして機関投資家などのレパトリエーションの動きも出やすく今日は下値を試しに行くとみる。しかし、その下落も80円ミドル付近が限界だろう。寧ろ、下値を試しに行き再度介入の強さを確認できれば上昇に転じる機会になるとみる。80円ミドルでドルロングを仕込む事にする。

米ドル円予想レンジドル:81円30銭~80円50銭


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[ユーロ米ドル] ポルトガルの格下げ

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロポンド時間足)

EURGBP20110325_jikanashi.jpg

格付け会社のフィッチがポルトガルの格付け引き下げを発表した。既にムーディーズが16日に引き下げを発表していたが、前日の議会で緊急財政プランを否決したこともあり財政再建が難しいとの観測が強まりユーロは売られたものの下げ幅は限られた。その後EU高官の話としてポルトガルがEUとIMFに救済を求めたとしてもEFSFで十分対応できるとした事でユーロは上昇に転じた。不安が後退した事で再び利上げ期待が強まったこともありユーロポンドでも纏まった買い戻しが入った。ただ、日足でみると徐々に上値が切り下げている事から今日は再び売りが強まるとみる。下値は61.8%戻しの1.40前半とみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4200~1.4030


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[ポンド米ドル] 格付け引き下げリスクでポンド下落

(ポンド米ドル時間足)


(ポンド米ドル日足)

GBPUSD20110325_hiashi.jpg

この日発表された英国2月の小売売上高はマイナス1%と予想のマイナス0.6%を下回った。前回がVATの引き上げ効果などから大幅続伸した後だけにその反動とみられるが、ポンドは下落。一旦は押し戻されたものの、その後格付け会社ムーディーズが「低成長で財政健全化の足並みが損なわれるのであれば英国のAAA格付けがリスクにさらされる恐れがある」とした事で再びポンドが下落に転じた。特にユーロポンドが大きく上昇した事もポンドの下落を加速させた。しかし、5月の利上げ期待は強く最終的に買い場を探す事になるとみる。
76.4%戻しの1.60ミドル附近は一目の雲の上限でもありこのレベルでは買いを入れる事にする。

ポンド米ドル予想レンジ:1.6200~1.6035(雲の上限)


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業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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