ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-04

[全般] 米雇用統計を控え

ドルとユーロ共に利上げ期待が高まるなか円金利は緩和策が長期化する兆しが強まる。この金利差拡大による円売りの動きはまだ始まったばかりとみる。依然として円安の動きに懐疑的な意見が多くドルの上値では売りが並んだ。昨日は多くの日本企業が期末決算という事もありアジア市場では値動きは乏しかったが、ドル円は83円台に乗せた後は実需の売りも散見され上値の重い展開となった。しかし、NY市場に入るとコチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁が「FRBは政策金利を0.75%まで引き上げる必要があるかもしれない」と発言した事でドル買いが強まった。同時にユーロでもクアデン・ベルギー中銀総裁が4月の利上げを示唆した事で米ドルユーロ共に上昇。これを受け円がほぼ全ての主要通貨に対して売りが強まった。本日は日本の新年度が始まる事で機関投資家などの外債投資の始まる可能性が高まることから円売りの動きが更に加速する可能性も考えられる。ただし、米雇用統計の発表を控えているだけに東京市場では慎重な動きになるとみる。
雇用統計は前回とほぼ同じ結果が予想されるだけに米国の景気回復期待の高まりから一層のドル買いが強まるとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 実需売りをこなして更に上昇か

(米ドル円日足)


昨日は日本の大手企業の期末決算という事からアジア市場では取引が手控えられたものの実需の売りが83円台ではみられた。また昨日は先日実施された介入の額を財務省から公表された。その規模は6925億円と昨年9月に実施された2兆円の介入に対して小規模であった事が明らかになった事もドル円の売りを誘った。しかし、結果的にドル円はNY市場で再び83円台に乗せるなど協調介入の効果がじりじりと浸透してきた事が窺われる。今日から日本は新年が始まる事から機関投資家などの外貨投資の動きが始まる可能性があり、更なる円売りの動きが始まるとみる。米雇用統計の発表を控え東京市場は慎重な動きが予想されるが、米国の緩和政策の転換は今回の雇用統計が予想を下回ったとしてもこの流れは変わらないとみる。ドル円はまだ買い遅れている可能性が高い事から下げたところでは買いを入れたい。

米ドル円予想レンジ:83円95銭(2月16日高値)~83円00銭


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[ユーロ米ドル] 3月消費者物価の上昇

(ユーロ米ドル日足)


この日発表されたユーロ圏の3月消費者物価指数が2.6%と市場予想の2.4%を上回り08年10月以来の高水準を記録した。また、クアデン・ベルギー中銀総裁が「ECBは4月に金利を慎重に引き上げても驚かない」と発言したことでユーロは再び今年高値となる1.42ミドルを試す展開となった。しかし、米国の利上げ期待も強まる中で高値を更新するまでには至らなかった。パラボリックの1.40ミドルを底値として買い意欲は強いものの、ドルの上昇が上値を抑える構図は今後も続くだろう。今日は米雇用統計の発表を控え、利食いの売りが強まるとみるが下値も限られるとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4200~1.4120


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[豪ドル円] 対ドルで最高値を更新後

(豪ドル円週足)


(豪ドル米ドル時間足)

AUDUSD20110401_jikanashi.jpg

豪ドルは対ドルで前日に引き続き最高値を更新した。昨日発表の2月住宅建設許可件数はマイナス7.4%と予想の4%を大きく下回る落ち込みを示した。一方、2月の小売売上は0.5%と予想の0.4%を上回った。市場は豪ドルに対し強気の流れもあり悪い数値には反応せず良い結果だけに反応している。豪ドル円の週足チャートでは売りサインのパラボリックSARを上抜けした事で買いサインに転換し豪ドル上昇の流れは継続とみる。しかし、対ドルではチャネルの下限を下回った事もあり、最高値更新後は利食いと売りが強まるなど短期的には高値をつけたとみる。
今日は米国雇用統計が発表され、結果次第でドル金利上昇期待が更に高まれば対ドルで豪ドルは売られる可能性が高い。週末という事もあり対円でも今日は一旦手仕舞いを入れる時だろう。

豪ドル円予想レンジ:86円20銭~85円40銭


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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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