ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-04

[全般] ポジション調整の動き

週明けの市場は先週の雇用統計が予想以上に良かった事により急激な円安が進んだ調整の動きが強まった。欧州や米国の金融政策に市場の注目は移っているものの、市場の中心は円がリードしている。この日、日銀は異例の短観を震災前と後の回答を分けて発表。先行きマイナス2となり企業の不安を強めている事が示された。日本の景気悪化が強まるとの見方が更なる緩和を行うという見方が強まる一方で欧米の利上げ期待から円安の動きは継続するとみて良い。ただ、短期的にみると7日発表のECB政策会合を前に全般にポジション調整の動きが見られる。ECBの理事会では0.25%の利上げをすでに市場が織り込んでいる事から、更に利上げ継続されるかという事に市場は注目。米国の金融政策は今月27日行われるFOMCの内容の変更に市場の関心は高まる中で目先は短期取引が中心で荒っぽい動きが始まるとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 85円を目の前に利食い売り

(米ドル時間足)


先週の雇用統計は予想以上に好結果となりリスク回避の動きが後退し円は全般に売られた。また、欧米の利上げ期待の高まりもあり円売りが先行し過ぎた反動が昨日は見られた。クロス円が全面的に利益確定の動きが強まった事からドル円も84円を割り込む場面も見られたが、結局NYの引けは84円台に乗せて終了。円安はクロス円ではかなり進んだものの、中長期で見るとドルに対して最も出遅れているとみる。ドルに対してまだ円高とみるところも多い事から利食い売りが出たとしてもそれ程下値は深くないだろう。長期のポジションはまだ積み上がっていない事から、調整後は再び円売りが強まるとみる。
昨日の安値は38.2%戻しの83円87銭で跳ね返されているが、今日は50%戻しの83円60銭付近までの戻しもあるとみる。このレベルでは買い遅れたドル買いが並んでくるとみる。

米ドル円予想レンジ:84円50銭~83円60銭


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[ユーロ米ドル] 1.42ミドルを挟む展開

(ユーロ米ドル日足)


週明けの東京市場では一時当面の高値と見られた1.42ミドルを上抜けて1.4267ドルまで上昇。しかし、その後は利益確定の動きが先行から1.42ドル付近まで戻されてもみ合いが続いている。7日にはECBの理事会が開かれ0.25%の利上げが決定されるとの見方がほぼ織り込まれている事から、ここから買っていくのは難しいだろう。ただし、下値もユーロ円の買いが支えてくる事から浅いとみる。ECB後のトリシェ総裁の発言が注目され、今回の利上げ後でも継続的に利上げが行われるかどうかが焦点となりそうだ。ただ、これまでの発言を見ると一旦は非伝統的な緩和策を解除するという見方が強い事から1.42ミドルは当面の天井になるとみる。下値はボリンジャーバンドの中心線とパラボリックの位置する1.40ミドル。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4245~1.4150


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[豪ドル円] RBAの政策会合を控え

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円週足)

AUDJPY20110405_syuashi.jpg

週明けの東京市場では本日13時半に発表されるRBA政策会合を控え上値では利食い売りが先行。豪ドル円は87円67銭、対ドルでは1.4164と最高値を更新したところで押し戻された。昨年の高値である88円では売りが更に並んでいるといわれる。

今回は政策金利を4.75%で据え置きと予想されるものの、RBAウオッチャーのマカラン氏はその後の声明文ではハト派的な内容になると指摘した事が売りを誘ったといわれる。豪ドル円は3月18日の協調介入以来殆ど押し戻しがなく上昇しており、買い遅れたところが多いとみる。下げたところでは中長期の仕込み買いが待っているとみてよいだろう。ただし、海外勢のポジションは短期的にロングが目立つ。発表後に再び買いが強まれば88円付近では利食い売りが上値を抑えてくるとみる。

豪ドル円予想レンジ:88円00銭~86円25銭


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