ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-04

[全般] 米予算案難航からドルが全面安

米議会の予算案協議が難航している事から米連邦政府機関が閉鎖に追い込まれるとの見方が強まりドルが下落した。一方でユーロは先日トリシェ総裁の記者会見で今後も追加利上げの可能性あるとの観測が強まりユーロは上昇。心理的な節目である1.45ドル手前まで上伸するなどドルは全面安の展開となった。また、市場は日本の震災や原発への懸念が強く、日銀が追加緩和策を更に強まるとの見方から円売りの動きも止まらない。
米国の金融緩和策が6月末を境に転換すると見方も高まる中、今週は生産者物価指数や消費者物価指数、そしてミシガン大学消費者信頼感指数など今後の金融政策に影響する指標が相次ぎ発表される。次の市場の焦点が米国の利上げ期待に変る可能性が高く、ドル買いが再び強まるとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] ドル安と円安の綱引き

(米ドル円2時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY20110411_hiashi.jpg

これまでの円安スピードが早過ぎた調整の売りが入り、NY市場でドル円上値の重い展開が続いた。この日は米国予算案協議が難航している事から米連邦政府機関が閉鎖に追い込まれるとの見方からドル売りが強まった。しかし、一方で日本の地震や原発への懸念が根強い事から円買いの動きはそれ程見られず、NYでのドル円の下落はスピード調整の円買い戻しが中心であったとみてよい。日足を見ると三日連続で85円ミドルを抑えられ、最後は長い上髭を伸ばしたトンカチと呼ばれるローソク足が天井で現れた事でもう一段の売りがでるとみている。時間足のフィボナッチ23.6%戻しの84円40銭付近から84円20銭は強いサポートになるだろう。

米ドル円予想レンジ:85円50銭~84円25銭


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[ユーロ米ドル] ユーロの利上げ期待とドル安

(ユーロ米ドル週足)


前日のトリシェ総裁記者会見で市場は今後も欧州が利上げを継続するとの観測が強まり、利上げ後も買いの勢いは衰えなかった。この日はスペイン財務相がスペインによる支援要請は問題外とし支援要請の可能性を否定。更に、ポルトガル救済での金融支援規模が800億ユーロになると見込まれ、これはアイルランドとほぼ同額であることから財政危機が再び拡大する懸念もあったが、結果的にユーロ売りには繋がらなかった。一方、NY市場に入り米国予算案協議難航から米連邦政府機関が閉鎖に追い込まれるとの見方が強まった事でドルが全般に売りが強まった事もユーロ買いに拍車をかけた。ユーロはこの日1.4485とこの日の高値で引けたことで買いの勢いは強い。週足でも下降トレンドを上に抜けた。今日は1.45を抜けて更に高値を試す展開とみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4580~1.4440


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[カナダドル円] 好調な雇用などカナダ買い止まらず

(カナダドル円日足)


(米ドルカナダドル週足)

USDCAD20110411_syuashi.jpg

この日発表されたカナダの3月雇用ネット変化率がマイナス0.15%と予想の2.8万人を下回ったが、常勤がプラス9.06万人で非常勤がマイナス9.21万人と常勤が増えている事を好感。また、住宅着工件数も18.88万件と予想の18.1万件を上回りカナダは上昇。更に、米国予算案協議が難航し米連邦政府機関が閉鎖に追い込まれるとの見方からドルが売られた事もカナダを後押しした。対ドルで2007年に付けた安値以来の0.9550まで売られるなど、下落の勢いは止まらない。
また、短期から長期までの移動平均線が上向きに転換している事から長期的な上昇は継続するとみる。
ただ、今週は米国の物価動向を示す指標が相次ぐ事から米国利上げ期待が高まればそろそろポジション調整のカナダ売りも出やすくなるとみる。対円ではNY市場で円買い戻しの動きが強まった事で上値の重い展開となった。90円という大台は直近でも上値を抑えられたレベルでもあり短期的には抜けきれないとみて売りで攻めたい。

カナダドル円予想レンジ:89円30銭~88円20銭


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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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