ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-04

[全般]  コモディティー価格上昇で

昨日は原油などのコモディティー価格の上昇が豪ドルなど資源国通貨を押し上げた。市場がもみ合い状態に入ったことや日本や上海などアジア株が堅調に推移した事もありリスク選好の動きが強まった。急激に上昇したユーロや逆に売られ過ぎた円などのポジション調整の動きも天井圏で目立つ。ユーロは1.45ドルを天井として利食いと買いが交錯。ドル円もクロス円の買いも一服した事から売りが先行。結果的に金や原油価格の上昇が進んだことで資源国通貨に買いを入れるなど短期的な動きが目立った。
この日発表されたベージュブックでは「大部分の地区で経済活動での改善傾向が続き、雇用市場が全般に力強さを増してきた」とし、ドルにとってはプラスの内容となった。小売売上高は全般に予想と殆ど変らず堅調な動きが見られる事から、今後発表される消費者物価等が同様に好調さを示すようであれば来週のFOMCへの期待が強まるだろう。今はそれまで発表される米景気指標を一つ一つ確認する時であり、もみ合いが暫く続くとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]  円の買い戻し暫らく続く

(米ドル円日足)

USDJPY20110414_hiashi.jpg

(米ドル円時間足)

USDJPY20110414_jikanashi.jpg

急激な円安への調整の買い戻しがまだ続く。クロス円の調整の売りはここにきて大分収まったが、資源国通貨である豪ドルやカナダドルなどへの徐々に買いが戻りつつある。この動きからドル円の下げも一服したものの安値圏でのもみ合いが続く。日足のフィボナッチ23.6%戻しできっちりと下げが終わった。また、ボリンジャーバンドの中心線が横這いの方向に向かっている事から暫らく安値圏でもみ合いが続くとみる。時間足フィボナッチでは38.2%戻しの84円25銭で今のところ抑えられた。そろそろ底が固まってきた今日は61.8%戻しの84円75銭までの戻しを予想する。

予想レンジ 米ドル円:84円75銭~83円50銭

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[ユーロ米ドル]  1.45ドルの天井

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル4時間足)

EURUSD20110414_4jikanashi.jpg

連続4日間1.45ドルのレジスタンスを試したが、結局完全に上に抜け切れずに1.44前半まで押し戻された。中期的な買い意欲は衰えているとも思えないが少し時間をかけ過ぎたようだ。今後もECBは利上げ継続を行うとの見方や円の先安観もあり対ドル対円でもユーロは安値で拾う動きが今後も強まるとみる。これまでの上値の抵抗線である1.4250は強い下値サポートとして意識されるレベルだ。更に、時間足でも1.34付近から1.45付近までの上昇の23.6%戻しにあたるのがこの1.4250という事から一旦はこの近辺まで下押しがあるとみる。その前に前回の安値1.4375ドル付近では最初の抵抗がありそうだ。

予想レンジ ユーロ米ドル:1.4480~1.4375

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[カナダドル円] BOC金融政策報告

(カナダ円日足)


(カナダ円2時間足)

CADJPY20110414_2jikanashi.jpg

BOCはこの日金融政策報告を発表。その中で「通貨高は輸出と成長を抑制し、政策金利の引き上げは慎重に検討すべき」とした。昨日の声明文とほぼ同じ内容であったもののカーニーBOC総裁が「通貨に対する向い風がカナダ経済における重要な問題だ」と発言。
また、この日発表された米国ベージュブックが明るい内容になった事や、オバマ大統領の赤字削減演説で米ドルが買われた事でカナダドルは軟調な地合いとなった。
日足フィボナッチは23.6%戻しの86円ミドルレベルで押し戻された事で下落は落ち着いている。2時間足で観ても86円ミドルと85円(50%)はもみ合いが続いたレベルでもあり下値は限られる。

予想レンジ:カナダドル円87円50銭~86円50銭

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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