ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-04

[全般] クロス円中心の動き

アジア時間に発表された中国CPIやGDPが予想を上回る好結果であったことで更なる金融引き締めから中国経済の鈍化が意識された。この結果発表で豪ドルは対円でも下落が始まるとクロス円も全般に売りが強まった。その後ムーディーズがアイルランドの格付けを引き下げた事でユーロの下落が強まるとクロス円は更に下落の勢いを増した。NY市場に入るとNY連銀製造業景気指数やミシガン大学消費者信頼感指数など予想を上回る好調な結果を示した事でドルは全般に堅調な地合いとなった事でユーロなどは対ドルで下落。結果的にユーロ円などクロス円全般にこの日は上値の重い展開となった。しかし、ほとんどのクロス円は前日の安値を下回るまでの売りとはならなかった事から高値圏でのもみ合いが今後も継続するとみる。今週末は米国イースター休暇を控え週前半までにポジション調整は終了するとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] G20声明と協調介入

(米ドル円日足)


(米ドル円4時間足)

USDJPY20110418_4jikanashi2.jpg

アジア時間では中国の更なる金融引き締めの動きが強まるとの見方から豪ドル円が下落するとクロス円全般に売りが強まった。欧州時間に入ると一時ドル円は前日の安値82円96銭まで下落すると一気に買い戻しが入り83円ミドルまで上昇したものの、その後クロス円の売りが強まると再び83円付近まで押し戻されてNY市場を引けた。G20では期待された協調介入へ協力を要請する言及がなかったことから今後の協調体制を疑問視する声も聞こえてきそうだ。日足の38.2戻しの前に4時間足フィボナッチ61.8%戻しである82円50銭付近を試す展開とみる。

米ドル円予想レンジ:83円50銭~82円50銭


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[ユーロ米ドル] アイルランドの格付け引き下げ

(ユーロ米ドル4時間足)


アジア時間からユーロ円の売りなどで上値の重い展開が続いたユーロはその後ムーディーズがアイルランドの格付けを引下げたとの報道が流れると更に下落。NY時間に発表された好調な米経済指標によりドルが上昇するとユーロは更に下落の速度を増した。金融引き締め継続期待から何度か1.45ドルを試したものの、結局6日間かけても抜けきれなかったことになる。4時間足を見ると約200ポイントの幅を繰り返しながら階段のように上昇してきている。その期間も約2週間で次のステップに移行している事から今週辺りに上値を超えていくか、あるいは下落が始まるとみる。今日はまだもみ合い状態から脱しきれずにレンジ取引が続くとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4500~1.4370


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[豪ドル円] 本日はドル円次第

(豪ドル米ドル時間足)


(豪ドル円日足)

AUDJPY20110418_hiashi.jpg

アジア時間に発表された中国消費者物価は5.4%と予想の5.2%を上回った。また、1-3月GDPも事前予想の9.4%を上回る9.7%と発表された事で中国の引き締めが更に高まり中国経済が鈍化するとの観測が強まった。最大の貿易国である豪州にとって最も影響を及ぼすとの思惑から豪ドルは88円台から87円付近まで1円余り下落した。その後はドル円などが持ち直した事もあり週末という事からショートの買い戻しが強まるなど、底堅い動きは継続とみる。この87円付近は協調介入後の安値と高値からの23.6%戻しにあたり、レベルとしては新規の豪ドル買いが並んでくる。対ドルでは1.0580の最高値に近付いてきた事でそろそろ上値は抑えられそうだが上昇力は依然として残る。
今日はドル円が83円を割り込んで更に下落するのであれば再び87円付近を試す展開とみる。ドル円次第だろう。

豪ドル円予想レンジ:88円00銭~87円00銭


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業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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