ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-04

[全般] 米国格下げでリスク回避の動き

週明けから円は全般に買いから始まった。週末のG20では日本に対して全面的に協力を継続する事を謳ったものの、協調介入に関しては新たなものは見られなかった。一方、欧州ではギリシャ債務の再編が欧州債務への懸念を高めたことに加え、新たにフィンランドでは反EUを掲げる愛国主義党が勝利した事で今後ポルトガル支援に支障を来たす可能性が高まったとしてユーロ売りが強まった。NY時間に入るとS&Pが米国の長期格付け見通しを安定的からネガティブに引下げた事でリスク回避の動きが強まりNYダウやドルが下落。金が買われてクロス円の売りが強まるとドル円も82円前半に下落した。今週末からはイースターによる長期休暇が始まる事からポジション調整がこれらのリスク回避も手伝って一気に進んできた。この動きもそろそろ終わりに近いとみるが今日はまだその勢いが残りそうだ。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] クロス円の手仕舞いで円高

(米ドル円日足)


ユーロ円の売りがクロス円全般に波及した事で円は全面高の展開で始まった。ギリシャ債務再編の話が拡大したうえに、新たにフィンランドが反EU政党が選挙で勝利した事でユーロ売りが一気に進んだ。これによりユーロ円下落がクロス円全般に波及したことでドル円も82円ミドル近辺まで下落した。また、NY市場に入るとS&Pが米国長期債格付けを安定からネガティブに引き下げた事でドルが下落するとドル円損切りを巻き込みながら82円19銭まで売られた。しかし、円を積極的に買いを入れる材料はなくその後は買い戻しと新たな買いが出て82円70銭付近まで押し戻された。イースター休暇前のポジションの手仕舞いが円高の背景にあり、そのポジションも大分解消されたとみて良いだろう。そろそろドル円の買いを仕込む時だ。

米ドル円予想レンジ:82円20銭~83円00銭


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[ユーロ米ドル] フィンランドの選挙では反EU政党が勝利

(ユーロ米ドル日足)


ギリシャ債務の再編の話に加え、新たに反EUを掲げる愛国主義党が勝利した事で今後ポルトガル支援に支障を来たす可能性が高まったとしてユーロ売りが強まった。高値である1.4420から1.4157までと260ポイント以上の今年最大の下落幅となった。大きな陰線に下髭を伸ばした事で一旦は下げの勢いも大分収まり始めた。今週はイースター休暇が始まる事から明日あたりまでこの調整は続くとみれば徐々にその下げ幅は縮小するとみる。一目の転換線が1.4180を上回って引けた事で一旦は底値を付けたとみるが、再度このレベルを下回るとフィボナッチの23.6%にあたる1.4130までの下落も視野に入る。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4280~1.4130


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[NZドル円] NZランド消費者物価0.8%上昇

(NZドル円日足)


アジア時間に発表されたNZランドの第一四半期消費者物価指数が前期比でプラス0.8%と予想の+1.0%を下回った。前年比でも予想を下回った事からNYドルは軟調な地合いで始まった。更に、ユーロ円などの下落からクロス円が全般に売りが強まるとNZドル円は市場規模が小さい分だけ他のクロス円に比べて大幅な下落となった。ただ、NZドル円は安値54円70銭から66円70銭までひと月足らずで12円上昇した事を見ると今回の2円程度の下げ幅はそれ程大きいともいえない。あくまでイースター前の調整の売りとみて良い。
フィボナッチの23.6%戻しの64円30銭から64円付近は今年1月の高値付近でもあり意識されるレベルとみる。

NZドル円予想レンジ:65円50銭~64円20銭


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