ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-04

[全般] ポジション調整終了

イースター休暇前のポジション調整はそろそろ終了したとみていいいだろう。
ユーロは1.45ドルを天井に300ポイント余り下落した後、昨日は150ポイント近く安値から上昇。クロス円も下落は止まり一部下髭を伸ばした陽線となった。米国の格付け引き下げの余韻はまだ残り、ゴールドやコモディティー価格は堅調な地合いが続いておりゴールドは一時最高値の1,500ドルを付ける一方でドルの上値は重い。
明後日からは日本市場を除くほとんどの市場でイースター休暇が始まる事から今日が実質最後のポジション調整の日になるだろう。ポジションはかなり全般に軽くなったとみられ新たなポジションを仕込む動きはFOMCが発表された後になるとみる。それまでは短期の投機的な動きが中心になるだろう。今日は日本の3月貿易統計が発表されるが、震災の影響が見られれば今後貿易黒字が縮小するとの観測が強まり円売りの動きが強まるだろう。しかし、あくまで今回は短期的な動きが中心となり往って来いとなり易いことから後追いは危険だろう。


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[米ドル円] 日本の貿易統計に注目

(米ドル円日足)


米国の格付け引き下げの影響はまだ残りドルは全般に上値の重い展開がこの日も続いた。しかし、ユーロの下落が一服した事でクロス円も全般に底堅い動きになった事から円買い戻しの調整もそろそろ終了したとみる。フィボナッチの50%戻しにあたる82円20銭付近で二日連続下髭が伸びたことでそろそろ底打ちとみる。本日は日本の3月貿易統計の発表があり11日の震災の影響がみられれば今後貿易黒字の減少が続くとの観測が強まれば円安に振れるだろう。ただし、イースター休暇まえという事もあり上昇幅は限定的とみる。

米ドル円予想レンジ:83円25銭~82円00銭


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[ユーロ米ドル] ギリシャ短期債入札好調

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD20110420_jikan.jpg

1週間続けて1.45ドルを抜けきれずにいたユーロドルはイースター休暇を前にして時間切れとなりロングの利食い売りが出た。その後2日間で300ポイント余り下落したユーロもやっと底打ちをしたようだ。この日発表されたユーロ圏とドイツの4月PMI製造業は予想を上回る好調な結果となった。また、ウェリンク・オランダ中銀総裁は「インフレに引き続き非常に注意する必要があり、そうしなければ後手に回る恐れがある」と発言。また、シュタルク専務理事も「ECB政策金利は1.25%に引き上げた後でもまだ依然として非常に低い」とした。今後も利上げ継続の可能性を示した事でユーロは堅調な地合いとなった。更にこの日行われたギリシャの2年債入札が好調に終わり今後資金調達への懸念が後退したとの見方が強まりユーロ買いに繋がった。
1.45からの半値戻しにあたる1.43ミドルまで上昇。次の上値目標は61.8%戻しの1.4380はこれまでのサポートと見られたレベルでもあり意識される。イースター前という事から今日はまだ大きな動きは期待できない。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4380~1.4280


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[カナダドル円] 消費者物価の上昇により利上げ期待高まる

(カナダドル円日足)


(米ドルカナダドル2時間足)

USDCAD20110420_2jikanashi.jpg

この日発表のカナダ3月消費者物価指数が前月にプラス1.1%と予想の0.6%を大きく上回り、前年比でも3.3%と中銀の目標とするインフレターゲットの上限である3%を上回った。これにより市場は利上げ期待が再び高まった事でカナダドルは対ドルで再び最安である0.9528の手前の0.9540まで下落。安値を越えるのは時間の問題だろう。対円ではボリンジャーバンドの中心線の85円20銭でサポートされ、38.2%戻しの84円90銭を底に上昇が始まるとみる。しかし、ボリンジャーバンドが大きく拡大した事でそろそろ縮小に入る頃だ。イースター前という事もあり暫らくは87円ミドルから85円でのもみ合いに入るとみる。

カナダドル円予想レンジ:87円20銭~85円75銭


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