[全般] イースター休暇で市場は閑散
この日は日本以外の殆どの市場が休場という事から値動きが乏しいものの時折激しい動きも見られた。市場は流動性が低くなっていることもあり、ある程度纏まった実需などの動きが出ると一方向に傾きやすい。クロス円は休暇前日からロングのポジション調整の動きが強まり、その売りがこの日の東京市場でも残っていたことから上値の重い展開となった。イースター休暇中は欧州市場の殆どの金融機関は取引を行わないため流動性が極端に低くなっている。そのため、東京市場のクローズ間際の16時頃からはドル円やクロス円の東京勢の買い戻しが入り上昇する場面も見られた。
本日の海外市場も金曜日と同様に休場となるところが殆どで値動きは乏しくなるだろう。ただ、このような市場で何かの材料がでると一方向に傾きやすい事から無闇にポジションを持つのは危険だ。休むも相場だろう。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円] 円安の前の静けさか

イースター休暇の長期休暇前という事から殆どの海外勢はポジションの手仕舞いを行ったとみて良いだろう。ドル円は協調介入後に7円余り一気に上昇した調整がこの2週間で約61.8%戻しを行った事になる。その間に日本の貿易統計が発表され、今回の震災による貿易黒字額が急激な減少を示した。この傾向は今後も続く見通しが強い事から円売りは長期に渡り続くとみてよいだろう。また、金融政策でも日本は更なる緩和を行わざるを得ない事になればクロス円は上昇傾向にあるとみる。ただし、米国の緩和政策は暫く継続するとの観測が強まり始めている。今週のFOMC声明文で変化が見られなければドルは利上げ期待の強いユーロや豪ドルなどで上値の重い展開となりそうだ。ドル安と円安の綱引きが今後は続くとみるが、円売りポジションが殆ど解消されたとみられ、イースター明けは円安に傾きやすいとみる。
今日は82円から81円ミドルのもみ合いが続くだろう。
米ドル円予想レンジ:82円00銭~81円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ円] 一目の雲の中へ突入

FOMCでは量的緩和の終了があったとしても米国の緩和政策は今後も継続するとの見方が強く、一方で利上げ継続期待が強いユーロは対ドルでは買われやすい。それがイースター休暇前にユーロ買いが強まった要因とみて良いが、休暇直前では再び1.45ドル手前まで押し戻された。対円では週足ベースで見ると雲の中で終わった事から上昇力は一旦抑えられるとみる。ただし、長い下髭を伸ばして終わっているだけに底堅い動きは変わらない。今日は海外市場が休場となり値動きは乏しく、119円を底にもみ合いが続くとみる。
ユーロ円予想レンジ:119円50銭~119円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル円] 上昇期待強い

豪州市場も英連邦の一つということからイースターは休場となり本日の豪ドルは殆ど値動きが乏しいとみる。今週はFOMCを控え、米国利上げの可能性が後退している事から声明文で変化が見られなければ金利上昇期待の強い豪ドルなどに買いが集まりそうだ。また、年内も米国は利上げを行わないとの観測が広がり、今後も豪ドルは底堅い動きになるとみて良いだろう。目先は86円50銭~88円のレンジ内での動きが続くとみるが、今日は88円を挟んでの小幅なもみ合いとみる。
豪ドル円予想レンジ:88円15銭~87円80銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |