ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-04

[全般] FOMC、QE2予定通り6月終了

注目のFOMCと今回発となるバーナンキ議長の会見が行われた。結果は予想通りQE2我6月末で終了する事を発表。市場はこの結果を殆ど織り込んでいた事から値動きは限定的となった。その後のバーナンキ議長の発言で特に注目されたのが「第1四半期の経済成長が比較的弱いことから2011年の成長率を下方修正した」とし当面は引き締めに転じる事がないとの認識を示したことだ。市場が予想していた年内までに政策転換するという観測よりも長引く可能性がありドルはやや売りが優勢となった。これを受け、低金利政策はインフレ拡大するとの思惑から金や原油価格に再び買いが集まった。また、クロス円でもほぼ全面的に買いが強まり上昇。円安とドル安の動きは今後も継続するとみる。FOMCというイベントを終了した事で市場には安心感が広がり始めるだろう。
これで明日から始まるゴールデンウイークでは極端な円高リスクは遠のいたとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] FOMC、緩和策継続観測広がる

(米ドル円日足)


アジア市場ではS&Pが日本の格付け見通しを引き下げた事で円の買い戻しの動きが活発となった。更に、欧州市場でもFOMCを控えドルのショートカバーが強まりドル円は82円台を回復。その後始まったNY市場ではFOMCの直前に更にユーロも含めポジションンカバーの動きが強まるとドル円も82円後半まで買われた。1時半に発表されたFOMC声明文でQE2が6月末を持って終了する事が発表されると瞬間的に82円78銭まで上昇したものの直ぐに上昇前のレベルに押し戻された。その後のバーナンキ議長の会見ではインフレ期待は穏やかであり2011年の成長見通しを下方修正した事を受け、FOMC声明文よりも更に今の緩和策の継続期間が長引くとの観測が高まった。これを受けインフレが更に拡大するとの見方から金や原油価格が上昇するとクロス円も上昇。また、金融政策のギャップからユーロは対ドルで高値を更新するなど円安ドル安の動きが今後強まるとみる。

米ドル円予想レンジ:82円90銭(38.2%)~81円70銭


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[ユーロ米ドル] 金融政策のギャップからユーロ上昇

(ユーロ米ドル4時間足)


FOMCを控えアジア市場でユーロドルはロングポジションの巻き戻しが上値を重くした。NY時間に発表されたFOMC声明では予想通りQE2は6月に終了するとしたことで一時的にドルが買い戻される場面も見られた。しかし、その後のバーナンキ議長の会見で今後も満期の来る保有証券の再投資を継続する事を明らかにした事で、緩和策転換時期は予想以上に先になると考えられる。ECBは今後も利上げ継続の可能性を秘めるだけにFRBとの金融政策との違いがここにきて浮き彫りとなった事でユーロは更に高値を更新してきた。投機的な資金が入りこんでいるだけに反転すると大きな下落になると観るが、まだ買いの勢いは衰える兆しが見えない。1.45から一旦押し戻された値幅が350ポイントで、同幅が高値目標とみると1.4850になる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4850~1.4700


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[NZドル円] 政策金利据え置き

(NZドル円4時間足)


(NZドル米ドル月足)

NZDUSD20110428_tsukiashi.jpg

今朝方ニュージーランド中銀のRBNZは政策金利を2.5%に据え置く事を発表した。大地震の影響から利下げの可能性も指摘されていたものの、発表後は売りが強まった。ただ、NZドル自体は米ドルの下落に伴い堅調な動きが続いていた事から利食いの売りとみてよいだろう。昨日はアジア時間に一時0.8105をつけ、最高値の0.8215に迫る勢いを見せただけにロングポジションが溜まっていたとみる。キウイ円でも66円ミドルを天井にもみ合いが続きチャネルの上限では売りが並んでいる。ゴールデンウイークでは依然もみ合いが続くと観るがいずれ上値を更新すると観る。今日はレンジの下限である65円前半付近まで押し戻されると観るが、絶好の買い場になるだろう。

NZドル円予想レンジ:66円30銭~65円20銭


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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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