[ユーロ米ドル] 買いから利食いも早めに

昨日のユーロドルは1.4280のレジスタンスが抜け、1.4324の高値を付けた。日中1.42台で「トリシェECB総裁が、ギリシャが還期限を延長すればギリシャ国債をオペの適格担保として認めない」との発言から乱高下を繰り返した後、米中古住宅販売件数とフィラデルフィア連銀景気指数が悪化を示し、1.4300~10近辺のストップロスのユーロ買いを巻き込み上昇を続け1.4305で引けた。日中下げる局面では1.4210レベルの底堅さが目立った。1.4280のレジスタンスが抜けた事、リスク志向の高まりからユーロ円が堅調に推移している事から、ユーロドルの下値は限定的と思われる。1.4280~1.4300でのユーロ買いが狙い目と考える。上値のめどは5月4日の高値1.4938と5月16日の安値1.4048の38.2%戻しの1.4388となっている。ユーロドルも基本的には米経済指標の強弱に左右されており、本日は注目される米指標の発表が無い事から、1.4388を試す展開になるとは考え難い。週末でもありロングの利食いも早めにしておきたい。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.4350~1.4280
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[豪ドル米ドル] 下がったレベルで買い


昨日の豪ドル米ドルもリスク許容に左右され、1.06台で上下を繰り返したものの、最終的には前日の引け値1.0624から40ポイントの豪ドル高の1.0664で引けた。米経済指標の悪化からリスク志向後退で売られる局面もあったが、最終的には値を回復しており、リスク志向が継続していると判断される。1.0600割れは底堅くなってきており、大幅な豪ドルの下落は予想し難い。今週末の引け値で5月5日の安値1.5036を下回るとテクニカル的に1.0300レベルまでの下げもありうるが、現状ではその可能性は低い。本日も下がったレベルでは買いをお勧め。
豪ドル米ドル予想レンジ:1.0710~1.0630
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[全般] 米国経済指標発表待ち
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[米ドル円] 流れについてドル買い、利食いも早めに

昨日のドル円は、予想レンジである「81円95銭~80円85銭」に近いものの、予想に反し東京の午前中から値を下げる結果となった。やはり、企業買収の材料はあまり長持ちせず1日が限界とみられ、ロンドンではなく東京から売りで攻めるべきであった。最終的に、ドル円はFOMC議事録から米国金利が上昇した為に高値圏で引けた。
短期的に米国指標前まではドル買いについて行きたい日柄である。東京の朝方、火曜日の高値である81.76が抜けたものの、81.80で留まっている。本日発表された日本のGDPは前期比マイナス0.9%、年率換算マイナス3.7%と事前予想より悪い数字であった。リスク回避がやや強まり、本邦から外貨売りが出るとの思惑からドル円はやや値を下げている。日本経済の弱さが、リスク回避からのドル売り円買いに押されるのか、景気判断からのドル買い円売りに押されるのかは、もう少し様子を見てからの判断となろう。
米ドル円予想レンジ:82円30銭~81円30銭
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[ユーロ米ドル] 本日はこう着状態でレンジ相場か

昨日のユーロドルは1.42台で終日推移した。東京時間には買収の思惑で買われていたが、ロンドン市場では一旦利食いのユーロ売り押され値を下げた。その後、MSCIの見直しに伴うフローとみられるスイス買い、ポンド売り、ユーロ買いが持ち込まれ、ユーロドルも1.4282まで値を上げたが、FOMC議事録が発表されると再び、売られ1.4210まで値を下げた。引けにかけては値を戻し1.4244で引けた。FOMC議事録を受けて米国金利が上昇した為に、ドル円ではドル高となっており、ユーロドルでもドル買いとなって良いはずである。しかし、リスク許容が高まりから、ユーロ円では買いが強く、ユーロのフローは売り買いが相殺されている。1.4280レベルは何度もキャップされており、55日移動平均線などの抵抗線もあり上値のメドとされる。本日発表の米国経済指標が事前予想と大きくブレなければ、レンジ内での動きに推移すると思われる。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.4280~1.4180
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[豪ドル米ドル] 変わらず短期的な買い


昨日の豪ドルは、東京の昼食時に1.0663まで値を上げたものの、その後はユーロ円が弱含みに推移した事もあり、じりじりと値を下げる展開となった。東京の午後には、ムーディーズがオーストラリアの4大銀行の格付けをAA2に引き下げた事から、さらに軟調な地合いとなり、1.5070まで値を下げた。豪ドル円も85.75まで値を下げた。しかしNY市場が始まると、株式市場、商品市場が堅調に推移した事から、リスク志向が高まり、ユーロ円を中心にクロス円が買われ、豪ドル円も値を上げた為に、豪ドル米ドルも値を回復させ1.0620で引けた。昨日の予想レンジは上値の1.0670は近かった、下値も格下げがあったにも関わらずほぼ予想のレンジ内であった。昨日指摘した通りに1.0500が抵抗線となり、以前下値は限定的とみられ、格下げも大きな売り材料とはなってない。下がったレベルでの豪ドル買いから入っていきたい。予想レンジも昨日と変わらず。
豪ドル米ドル予想レンジ:1.0670~1.0580
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[全般] 上げ下げがあったものの、ユーロは上昇
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[米ドル円] 上昇後は下落か

昨日のドル円は東京市場のオープンから堅調に推移し、ロンドン市場では81.76銭まで上昇した。背景は武田薬品のユーロ円の買いが持ち込まれるとの噂である。本日もユーロ円の買いが持ち込まれるとの噂がある。一般的に買収案件の外貨買いは、買収金額の全額の外貨買いが1度に発生する事例はまれである。それは、買収資金の調達が一部外貨で行われる事があるからである。また、為替で外貨買いを行う場合も一度に持ち込まれる事は少なく、数日に分けて行われる事例が多い。しかし、為替市場は思惑、予測で動く傾向が強く、実際に買収案件のユーロ買いが発生しなくても、思惑でユーロ円を買う参加者が多ければユーロは上昇し、ドル円も上昇する。ユーロと同様にドル円も東京市場では売りは勧めない。しかし、東京市場で買われ過ぎると、スペックの利食い売りがロンドン市場で頭を押さえ、ドル円は値を下げる可能性が高い。
米ドル円予想レンジ:81円95銭~80円85銭
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[ユーロ米ドル] 東京市場ではユーロの下値は限定的

5月4日から下落を続けていたユーロは5月16日につけた1.4048の安値から上昇に転じて引けた。東京時間から武田薬品のスイス企業買収に伴うユーロ円の買いが出るとの噂から強含みに推移していた。NY市場のオープンでは米4月住宅着工件数が事前の予想の569Kより弱い551Kと発表されると、米株価指数が下げ幅を拡大した事から、リスク回避の動きが強まり、1.4120レベルまで売られる局面もあった。
しかし、その後は原油価格、コモディティー価格が徐々に回復基調となった為に、ユーロは再び上げに転じてロンドン時間の高値である1.4225を破り、米株式市場が回復した事もあり、1.4239の高値圏で引けた。一旦はユーロ安も収まったと思われる。数日間は1.4000割れの可能性は低いと判断される。ユーロの戻しの目安は5月4日の高値の1.4938と5月16日の安値1.4048の38.2%である1.4388と見られる。東京時間は、武田薬品の買収絡みのユーロ買い、また東芝の買収絡みのユーロ買いの思惑が強く、ユーロの下値は限定的とみられる。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.4335~1.4165
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[豪ドル米ドル] 短期的な買い

昨日の豪ドルはRBA議事要旨の内容に特段の悪材料が無かったにもかかわらず、発表後は1.0532の安値を付けた。その後は堅調に推移したものの、18日0時40分にはNY株式市場の下落に伴い、安値が破り1.0504まで値を下げた。その後は
コモディティー価格、原油価格の上昇に伴い、大幅に値を回復し1.0635の高値を付け、高値圏で引けた。ユーロと同様に一旦は下落傾向に歯止めがかかったように感じられる。1.0500が大きな抵抗線となるであろう。短期的には下がったところでは買いから入ってみたい。1.0600割れのレベルで最初の買いレベルと判断される。
豪ドル米ドル予想レンジ:1.0670~1.0580
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[全般] 全ての市場で不透明感
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[米ドル円] こう着状態継続

ドル円は先週に引き続きこう着状態が続いている。ユーロが上昇に転じた事や低迷する米国経済指標の結果を受けドル売りが強まった。その一方で、クロス円の上昇から円売りが強まる事でドル円は80円後半を中心に一進一退の動きとなった。福島原発やテロのリスク高まりから円買いに繋がるという見方もおかしな話だ。日本国内のレパトリもそろそろ一巡し、ヘッジファンドの決算前のポジションの巻き戻しもほぼ終了に近いとみられる。不安定な動きが終盤に近く、ドル円の下落もそろそろ終わりに近いとみる。大きな上昇は見込めないが80円前半は一旦買いを入れてみたい。
米ドル円予想レンジ:81円30銭~80円40銭
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[ユーロ米ドル] ポルトガル支援決定とギリシャ問題の先送り

この日は開かれたユーロ圏財務相会合ではポルトガルに対する780億ユーロの支援やアイルランドへの22億ユーロの融資を実行する事を決定。週明けからIMF専務理事のストロスカーンの逮捕のニュースで年長な地合いで始まったユーロだがこれらのニュースで上昇に転じた。また、ギリシャ債務の再編の話が出るとの思惑は空振りに終わった事や、米国経済指標の悪化を受けユーロは1.42ミドル付近まで上昇した。このレベルは下落の時のサポートレベルでもあった事から強い抵抗線に変っている事から簡単には上に抜けないとみる。一目の雲の上限を一時は抜け出したものの結局雲の中で引けた。フィボナッチの23.6%戻しも1.42ミドルに位置する事から今日もこのレベルを超えられないと再び売りが強まるとみる。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.4250~1.4100
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[カナダドル円] カナダ上昇はリスク

先週に引き続き原油や金などのコモディティー価格の下落がこの日も目立った。世界的なリスクの高まりが要因とされるが、ポジション調整の巻き戻しとみる方がすっきりしそうだ。原油などの下落はこの程度で終わるとも思わない。ただし、原油価格の下落は世界経済を押し上げる事にも繋がる事からいずれは株式などにとってはプラス材料とされるだろう。もう暫くはポジションの巻き戻しが続くとみれば上値の重い展開が続くとみる。昨日はカナダ中銀BOCカーニー総裁が「強いカナダドルは国内のインフレに於いて主要なダウンサイドリスクになる」と発言。一時カナダ売りが強まる場面も見られたがその勢いも徐々に収まってきている。5月5日に付けた安値82円27銭付近は強いサポートになるとみる。
カナダドル円予想レンジ:83円30銭~82円30銭
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[全般] ギリシャ債務再編の懸念でユーロ安ドル高
ドル円は欧州市場の始まる前に与謝野経済相が「円が買われているのではなくドル安が原因」と発言した事で協調介入はないとの思惑が広がった事でドル円は80円後半から前半に下落。また、パキスタンにおける爆弾テロが起きた事もリスク回避からの円買いが強まったとみられる。また、欧州時間に入りギリシャの債務再編が16日の協議で迫られるとの思惑からユーロは再び下落に転じた。ユーロ売りが強まった事でNY市場では金などの商品市況が軟調に始まるとリスク回避の動きが強まりドルと円が買われるなど、毎日日替わりで市場の動きは方向感のない動きを繰り返している。ポジション調整のユーロ安の動きは今後投機的な動きも加わり更に進むと考えられ、そうなるとドル高円高の動きも継続するとみる。
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[米ドル円] 与謝野発言や米国介入額の発表

アジア時間に与謝野経済相が円高について「ドル安であって円自身の強さではない」と発言した事で介入の可能性が低いとの見方が強まりドル円は下落。アジア市場では81円付近でもみ合いが続いたドル円もこの発言を受け80円35銭付近まで下落した。しかし、円買いの需要は貿易黒字の減少などをみても急速に減少している状況だけに円買いにも限界が見られた。結局短期の投機的なドル売りはNY市場に入り買い戻しの動きが強まった。結局ドル円はドル高と円高のせめぎ合いが続いた。一目の雲の下限が81円前半で上値を抑えていることから今週も81円を挟んでの動き難い展開が継続するとみる。
米ドル円予想レンジ:81円30銭~80円30銭
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[ユーロ米ドル] ギリシャ債務再編の行方

アジア市場ではユーロの買い戻しが活発となり一時1.4338まで上昇。これまでの下落基調がこれで終了したかと思われた。欧州市場に入りユーロ圏GDP速報値は0.8%と予想の0.6%を上回るなど好調な数字が示されたがユーロは寧ろ上値の重い展開となった。その後、
16日の本日行われるユーロ圏財務相会議でギリシャ債務再編の話が話し合われるとの見通しが強まると市場は再びユーロ売りに転じた。結局前日に付けた安値1.4123を下回り1.4067とこの日の安値を更新した。利上げ期待で買われたユーロも南欧の債務懸念が再び強まった事でヘッジファンドなどのユーロロングのポジションの巻き戻しはまだ続くとみる。次の下値目標は61.8%戻しの1.40ミドルから大台割れの1.4ドルとみる。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.4150~1.4000
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[南アフリカランド円] ランド売り止まらず

前日にSARBは政策金利を据え置く事を発表し「当面インフレ懸念はない」との見通しを示した事でランド売りが加速。それを裏付けるようにこの日発表された南アフリカCPIが0.5%と前回の1.2%から大きく下落した事でランドは更に下落した。
雲の下限を完全に抜けた事で損切りも巻き込みながら11円43銭まで下落。このレベルは61.8%戻しの強いレベルでもある事から一旦は下げ止まったとみる。ただし、金価格の下落が更に進むようであれば76.4%戻しの11円10銭が視野に入るが、高金利通貨でもあり安値レベルでの需要は高い。雲の下限を再度上抜け出来れば上昇再開とみる。
南アフリカランド円予想レンジ:11円65銭~11円45銭
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[全般] 方向感定まらず・・・次の流れを見極めてから
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[米ドル円] 雲の下限に抑えられもみ合い

東京時間に発表された日本の貿易黒字額が前月よりも78%減少し2403億円まで減少した事を受け円売りで始まった。更に81円付近では輸入のドル買いもみられドル円は81円32銭まで上昇。しかし、このレベルは前日の高値でもあり一目の雲の下限も位置している事から利食い売りなどが上値を抑え押し戻された。NY市場に入るとNYダウやコモディティー価格が上昇すると円売りが再び強まり81円台に乗せたもののドルが全般に上値が重い事からもみ合いが続いた。
一目の雲の下限が81円25銭付近で今後ひと月余り続いており、6月末終了のQE2に何らかの動きがあるまでレンジ取引に徹した方がよさそうだ。
予想レンジ 米ドル円:81円50銭~80円80銭
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[豪ドル円] 4月雇用者数変化の悪化


アジア時間に発表された4月の雇用者数変化がマイナス2.21万人と予想のプラス1.7万人を大きく下回った。前日からの商品価格の下落も影響し豪ドルは下落。また、欧州時間には中国人民銀行が預金準備率を引き下げた事も豪ドルの下落を加速させた。しかし、大きく下落して始まったNYダウではあったが、ホワイトハウスが債務限度引き上げの必要性で合意したとの報道が伝わると上昇に転じた事でコモディティー価格も全面高。これを受けリスク回避の動きが後退し豪ドルは上昇に転じた。ドル円はもみ合い状態ということから対ドルでは豪ドルの高値を付けた後の調整の売りも一段落したとみる。
予想レンジ 豪ドル円:86円50銭~85円80銭
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[南アフリカランド円] SARB政策金利据え置き決定

南ア準備銀行SARBはこの日政策金利を予想通り5.5%に据え置くことを決定した。マーカス総裁は「インフレ見通しは悪化したが、インフレ率は2012年第2四半期に中銀のターゲットレベルに回帰するだろう」「現時点では利上げは適切ではない」とした。発表前に既に南アランドは売り込まれていた事から発表後は買いが寧ろ強まり上昇。また、NY株式や金価格が上昇した事でリスク回避の動きが後退したこともランド買いに繋がった。ランドは高金利通貨と資源国通貨でもある事から、リスク低下が長期化すれば買いが入り易いものの、今のところ寧ろ投げが続いていた。昨日は陰線の十字線が現われた事からほぼ売りはこれで出尽くしとみる。昨日は61.8%戻しの11円60銭手前の11円64銭で止まったが再度下値を試す展開があれば下を拾いたい。一目の雲の下限のある11円85銭は50%戻しのレベルでもありこの抵抗線を抜けるか注目。
予想レンジ 南アフリカランド円:11円85銭~11円60銭
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[全般] ギリシャの次はポルトガル
S&Pが「仮に実行リスクが顕在化すればポルトガルの格付けを引き下げる可能性がある」とした事でユーロ圏に対する不安感が再び拡大しユーロは先日の安値を下回る大幅安となった。また、あるレポートでギリシャ救済は難しいという報道もユーロ売りを促した。
一方、注目されたECB次期総裁がインフレファイターで知られるイタリアのドラギ中銀総裁が就任する事に内定したがユーロ売りの歯止めとはならなかった。NY時間に発表された米3月貿易収支が予想以上に拡大したものの、ユーロ売りの勢いに押されてドル売りには繋がらなかった。この日は前日と打って変わり原油や金価格は下落し、米国10年債入札も不調に終わった事で利回りは上昇するなど連日方向感の定まらない動きが続いている。ドル安とユーロ安の綱引きは今日も続きそうだが、ややユーロ安が先行し始めているようにみえる。
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[米ドル円] ドル高が円高の勢いを抑える


ユーロが再びポルトガルの格付け引き下げの可能性が拡大した事で急落した事でドルは全面的に上昇。同時にクロス円の売りも進んだことからドル高と円高との綱引きになったが、結果的にドル買いの勢いが円を抑えてドル円は底堅い動きとなった。NY市場で発表された米貿易赤字額が予想以上に拡大した事を受け一時的にドル高のスピードが和らぐ場面も見られたがユーロ安の勢いに押されドル円は81円台でNY市場を引けた。
テクニカル的にみると、この日は一目の雲の下限を上回って終わった事やパラボリックのSARが下落から上昇に転じた。勢い自体はそれほど感じられないがドル円の底は切り上がってきた事で本日はもう一段の上値を試す展開を予想する。次の高値は時間足の100%戻しにあたる81円70銭だ。
米ドル円予想レンジ:81円70銭~80円80銭
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[ユーロ米ドル] ポルトガルの格付け引き下げの可能性

欧州時間にメドレーレポートがギリシャ救済は出来ないとした記事を流した事でユーロの上値は重くなった。その後、NY時間にA&Pが「仮に実行リスクが顕在化すればポルトガルの格付けを引き下げる可能性がある」とし、ギリシャだけではなくポルトガルも加わった事からユーロ圏に対する不安感が再び拡大。ユーロドルは前回の安値1.42ミドルを下回ると1.4175ドルまで下落しほぼ安値圏でNY市場を引けた。この下には4月18日に付けた安値1.4160とフィボナッチ38.2%戻しの1.4150と、更に雲の上限がサポートしているだけに辛うじて手前で押しとどまった事になる。このレベルを超えるようであればもう一段の下げになる可能性もあり1.4ドルの大台か或いは1.39ドル付近が次の安値目標になる。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.4280~1.4000
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[ユーロポンド] BOE政策金利引き上げ期待


欧州の債務問題で揺れるなか昨日はBOEが四半期報告を発表。報告では「中期的な消費者物価指数はインフレターゲットの範囲内につり合う」としたものの「インフレは短期的に5%に達する可能性」と指摘。これを受け従来の据え置き見通しから利上げ期待が高まった事でポンドはしっかりとした動きになった。一方で、ポルトガルの格付け引き下げの可能性が示された事でユーロポンドの売りが強まった。ユーロポンドの50%戻しにあたる0.8662手前の0.8676まで下落した事で一旦下げ止まり感が強い。ポンドドルでも1.63付近は76.4%戻しとなりポンド自体利上げ期待もある事からそろそろ買い場とみる。
ユーロポンド予想レンジ:0.8730~0.8660
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[全般] ギリシャ問題も一時より後退
IMFやEU、そしてECBなどがギリシャの財政調査を始め6月までに追加支援について判断されるとの事。アジア市場ではオーストリア中銀総裁がギリシャ問題の深刻さが低く見積もられていたと発言した事で100ポイント近く下落した。しかし、今回のギリシャ財政調査を始めたことより6月に600億ユーロの新たな支援策がまとまる見通しが伝わるとリスク回避後退からユーロは上昇。これにより一先ずユーロ下落リスクは後退したいえそうだ。この日は強気と弱気が入り混じり安全通貨のスイスフランも乱高下するなど市場リスクへの見方が交錯したが、結果的にNYダウや原油などリスク商品は上昇。米長期金利も上昇するなど連休中の混乱は後退し新たな方向性を見極めようとする市場の動きが始まる兆しか。
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[米ドル円] 一目の雲の下限に沿って上昇


朝方は前日のドル売りの勢いもありドル円は上値の重い展開で始まった。
しかし、80円前半を2度試して失敗した事から底堅さを確認した事で実需の買いも散見され、底値付近からドル買いが強まった。欧州市場に入るとギリシャ支援の可能性を示すユーロの買い材料が流れるとユーロ円を中心にクロス円が上昇。これに攣られた格好でドル円は80円後半まで買われた。しかし、81円手前では前回も抑えたれた事もあり利食い売りが並んだがNY市場に入りリスク後退からの円売りが強まった。
80円85銭付近は一目の雲の下限でもあり先週の79円ミドルの安値を付けた後からは雲に沿って上昇に転じている。今日の雲の下限は80円90銭に位置するが、昨日は既に転換線を上抜けしていることからそろそろ上値を試しにくるタイミングは近いとみる。
米ドル円予想レンジ:81円20銭(76.4%)~80円50銭
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[ユーロ米ドル] 6月に追加支援の可能性


アジア時間にノボトニー・オーストリア中銀総裁が「ギリシャ問題の深刻さが低く見積もられていた」と発言した事でユーロ売りが強まり一時前日の安値1.42ミドル付近まで下落。しかし、その後IMFやEU、そしてECBなどがギリシャの財政調査を始め6月までに追加支援について判断されるとのニュースから一部の関係者からの話として600億ユーロの支援が6月に纏まるとされるとの報道により上昇に転じた。NY市場でも株価や原油などの上昇によりユーロは堅調に推移。1.42ミドルを抜けきれなかったことで一先ず下落リスクは後退したとみる。この日の高値引けとなり二日連続で長い下髭を伸ばした事で今日はもう一段の買いが見込まれる。次の上値目標は38.2%戻しの1.4520。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.4520~1.4350
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[NZドル円] 中国の輸入拡大期待

早朝にIMF年次審査報告書で「NZドルは20%ほど過大評価されている」「NZの緩和政策は適切だ」と指摘されたことでNZドルは売られて始まった。しかし、先日までの金や原油などのコモディティ価格の下落が再び堅調な地合いに戻った事や欧米の株式市場が堅調な地合いになった。これによりNY市場でもリスク選好の動きが強まりNZドルも堅調な地合いになった。NYは64円ミドル付近のほぼ高値引けとなった事で堅調な地合いは継続とみる。本日11時に中国の経済指標が発表されるが、CPIや鉱工業生産等の数値が予想通りであれば豪ドルも含め買いのサインになるとみる。64円45銭は直近の半値戻しで一旦は利食い売りが並んでいるとみられるがそれ程強いレジスタンスではない。76.4%戻しの65円ミドルが次の高値目標になる。
NZドル円予想レンジ:65円25銭~64円10銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |