ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-05

[全般] 米経済指標悪化からクロス円の売り加速

ビンラディン容疑者殺害によりアルカイダの報復テロの脅威が高まるとして売られたクロス円もアジア市場では買い戻しの動きが強まった。
NY時間に発表された米4月ADP雇用統計がプラス17.9万人と予想のプラス19.8万人を下回った事や、ISM非製造業景況指数も52.8と予想の57.5を下回った事を受けNYダウは大幅な下落となった。また、ローゼングレン・ボストン連銀総裁の発言が低金利政策の長期化を示す内容であった事から米長期債の利回りが低下するとドル売りが加速。前日のアルカイダ報復テロや今回の米経済の悪化などによりリスク回避の動きが強まりクロス円全般に損切りを伴う売りが強まった。ドル円も80円半ばまで売り込まれるなど円買いの動きが目立った。日本が休みという事もあり介入が入りにくい中での動きとみられ、特にリスクとは思われないものに対しても過剰に反応しているとみる。そろそろもう一段の下押しの後は買い戻しの入る頃合いとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] クロス円でも円買い進む

(米ドル円日足)


アジア時間には前日のドル売りの買い戻しの動きが活発となり、81円前半まで上昇。しかし、NY時間に発表された米ADP雇用統計やISM非製造業景況指数が予想を下回った事でNY株価が大幅に下落しリスク回避の動きが強まった。また、ボストン連銀総裁の緩和政策長期化を改めて示した事で長期債利回りが低下しドル売りが強まった。ドル売りと同時にクロス円の売りが強まった事で結果的にドル円は80円43銭まで売られ協調介入後の安値を更新。80円付近からは介入警戒感が強まる事からそろそろドル円のショートの買い戻しも入り易くなるとみる。日本が休日という事から介入は難しいという判断があるとみるが今日で日本のゴールデンウイークも終了する事から買い戻しが入り易い。一目の雲が今日から上昇に向かう事もドル円の底は近い事を示している。

米ドル円予想レンジ:81円30銭~80円30銭


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[ポンド米ドル] BOEの利上げ期待と景気低迷

(ポンド米ドル日足)


アジア市場では徐々にポンドの買い戻しが強まるなか欧州時間に発表された英4月PMI建設業が53.3と予想の55.9を下回ったことで売りが強まる場面も見られた。しかし、その後ギーブ元BOE副総裁が金利引き上げに賛成するとした事や、S&Pが3カ月以内にBOEが利上げを行う可能性が高いとみていると発表した事でポンド買いが強まった。結局この日は1.64ミドルを底に反発した事で日足チャートを見るとヘッド&ショルダーの形を形成し始めている。フィボナッチ38.2%戻しがこの1.64ミドルにある事からこのレベルは強いサポートとみる事が出来る。反対に、もしこのレベルを完全に下回るようであれば下落の勢いはかなり強まるとみてよい。

ポンド米ドル予想レンジ:1.6550~1.6450


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[ユーロポンド] BOEとECBの政策会合を前に調整

(ユーロポンド日足)


(ユーロポンド時間足)

EURGBP20110505_jikanashi.jpg

欧州時間に発表された欧州小売売上が前年比でマイナス1.7%と低調に終わったものの、その前に発表された英国PMI建設業が予想を下回った事からユーロポンドは上昇し、それまで上値を抑えていた0.9を上抜けて0.9026まで上昇した。しかし、その後S&PがBOEは3カ月以内に利上げを行う可能性が高い事を発表した事でポンド買いが強まった。これによりユーロポンドの利食いも見られたが下げは限定的。本日はECBとBOEの金融政策決定会合が開かれる。ユーロは既に先月に引き続き利上げ期待が高まっている事からユーロポンドの買いが先行している。一方、もしBOEが利上げの可能性を示すようであればユーロポンドの売りが強まる事になる。発表前に一旦利食い売りが出たものの、依然としてユーロの利上げ期待が高い事を現わしている。BOEの声明次第ではユーロポンドの下落リスクが高まる。

ユーロポンド予想レンジ:0.9025~0.8960(38.2%)


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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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