ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-05

[全般] 予想を上回る米雇用統計とユーロ不安

注目の4月米雇用統計は非農業部門雇用者数が24.4万人と予想された18.5万人を大きく上回った。失業率は9%と前回の8.8%を上回ったものの市場は米景気回復が加速するとの観測が強まった事で発表後ドルは上昇した。
その後独誌がギリシャ政府はユーロ圏から離脱し独自通貨を導入する可能性を示唆し、欧州委が緊急会議を開催すると報道。これを受けユーロは前日の下落に引き続き更に売りが加速した。ドイツ政府やギリシャ政府はこの報道を否定したもののドイツ政府関係筋として独財務相と財務次官がルクセンブルグに出席する事を明らかにした事で報道に信ぴょう性があるとし、ユーロの下落を止めるには至らなかった。
結果的にこの日は米景気への期待とユーロ安によりドルは全面高となりNYダウや米債券に買いが強まり利回りは低下。
これまでの欧州と米国の金融政策の違いからユーロ買いドル売りの動きがみられたが、今後は欧州の財政問題を抱える国への不安と米国景気回復への期待により更に調整の動きが強まるとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 円高観測燻ぶる

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USDJPY20110509_jikanashi.jpg

連休の狭間でもあった先週金曜日は朝方からドルの買い戻しで始まった。ドルは米雇用統計を控え前日のショートカバー中心に堅調に推移。注目された米雇用統計は非農業部門雇用者数が24.4万人と予想の18.5万人を上回り民間部門が26.8万人と政府部門の減少以上に増加。失業率は9%と前回の8.8%から再び上昇したものの、市場は米景気回復への期待が強まりドル円は80円92銭まで上昇した。その後はギリシャがユーロ離脱の可能性を示唆する報道によりリスク回避からのクロス円売りが強まった。結局、発表前のレベルである80円前半まで押し戻されたものの、引けにかけては強含んだ。
米国低金利政策でドルの上値は重いものの、円自体も買う要因は減少している事から下げ幅は限定的とみるが、市場では依然としてドル安観測が燻ぶる。
一目の雲の下限にぎりぎりで乗せて終わった事から今週は上昇に転じるとみるが、雲の中では不安定な動きが続きそうだ。

米ドル円予想レンジ:81円15銭(50%)~80円20銭


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[ユーロ米ドル] ギリシャのユーロ離脱報道

(ユーロ米ドル日足)


先週の二日間でユーロは過去1年間で最大の600ポイント近く下落し、ほぼ安値圏でNY市場を引けた。
この日発表された米雇用統計は予想以上の増加となりドルは上昇。先週発表されたADP雇用統計や新規失業保険申請件数が悪化した事からこの今回の雇用統計は大きく悪化するとの見方が強まっていた。それだけに今回の雇用統計の結果はサプライズとなりドル買いユーロ売りに繋がった。
また、その直後に独誌シュピーゲルが「ギリシャ政府はユーロ圏から離脱し独自の通貨を導入する可能性を示唆」とし、欧州委がこの問題で緊急会議の開催を要請したと報道。これを受けユーロは更に売りが加速。ドイツ政府やギリシャ政府はこの報道を否定したものの、一方ではドイツ政府関係筋として独財務相と財務次官がルクセンブルグに出席する事を明らかにした。市場はこの報道には信ぴょう性が高いと受け止めユーロの下落は止まらず安値引けとなった。
利上げ期待で買われたユーロであったがギリシャなど財政問題を抱える国々への懸念が再び強まれば利上げも逆に悪材料になりかねない。パラボリックのSARは売りに転じた事もあり、ユーロ売りは調整段階としてもまだ下落余地は大きい。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4400~1.4150


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[豪ドル円] 利上げ期待高まり

(豪ドル円時間足)


(豪ドル米ドル4時間足)

AUDUSD20110509_4jikanashi.jpg

アジア時間にRBAの四半期報告書が発表され「鉱業投資は失業者の減少やインフレの加速を引き起こす」「ある時点で金利引き上げが必要とされる可能性がある」とし、利上げ期待から豪ドルは上昇。前日の下落幅をほぼ回収する上昇となった。市場では商品市況の強気な見通しは消えていない事もありレベル感から銀行や投資家の買いが入ったとみられる。ドル円も連休中に買いが強まったものの連休が明けた事で金利の高い豪ドルには再び買いが入り易いとみる。50%戻しにあたる87円付近で一旦上値を抑えられたが、今日のドル円次第では61.8%戻しの87円ミドル付近まで上昇するとみる。

豪ドル円予想レンジ:87円60銭~85円80銭


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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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