ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-05

[全般] ギリシャ債務再編の懸念でユーロ安ドル高

アジア市場ではドルが全面安の展開となった。
ドル円は欧州市場の始まる前に与謝野経済相が「円が買われているのではなくドル安が原因」と発言した事で協調介入はないとの思惑が広がった事でドル円は80円後半から前半に下落。また、パキスタンにおける爆弾テロが起きた事もリスク回避からの円買いが強まったとみられる。また、欧州時間に入りギリシャの債務再編が16日の協議で迫られるとの思惑からユーロは再び下落に転じた。ユーロ売りが強まった事でNY市場では金などの商品市況が軟調に始まるとリスク回避の動きが強まりドルと円が買われるなど、毎日日替わりで市場の動きは方向感のない動きを繰り返している。ポジション調整のユーロ安の動きは今後投機的な動きも加わり更に進むと考えられ、そうなるとドル高円高の動きも継続するとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 与謝野発言や米国介入額の発表

(米ドル円日足)


アジア時間に与謝野経済相が円高について「ドル安であって円自身の強さではない」と発言した事で介入の可能性が低いとの見方が強まりドル円は下落。アジア市場では81円付近でもみ合いが続いたドル円もこの発言を受け80円35銭付近まで下落した。しかし、円買いの需要は貿易黒字の減少などをみても急速に減少している状況だけに円買いにも限界が見られた。結局短期の投機的なドル売りはNY市場に入り買い戻しの動きが強まった。結局ドル円はドル高と円高のせめぎ合いが続いた。一目の雲の下限が81円前半で上値を抑えていることから今週も81円を挟んでの動き難い展開が継続するとみる。

米ドル円予想レンジ:81円30銭~80円30銭


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[ユーロ米ドル] ギリシャ債務再編の行方

(ユーロ米ドル日足)


アジア市場ではユーロの買い戻しが活発となり一時1.4338まで上昇。これまでの下落基調がこれで終了したかと思われた。欧州市場に入りユーロ圏GDP速報値は0.8%と予想の0.6%を上回るなど好調な数字が示されたがユーロは寧ろ上値の重い展開となった。その後、
16日の本日行われるユーロ圏財務相会議でギリシャ債務再編の話が話し合われるとの見通しが強まると市場は再びユーロ売りに転じた。結局前日に付けた安値1.4123を下回り1.4067とこの日の安値を更新した。利上げ期待で買われたユーロも南欧の債務懸念が再び強まった事でヘッジファンドなどのユーロロングのポジションの巻き戻しはまだ続くとみる。次の下値目標は61.8%戻しの1.40ミドルから大台割れの1.4ドルとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4150~1.4000


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[南アフリカランド円] ランド売り止まらず

(南アフリカランド円日足)


前日にSARBは政策金利を据え置く事を発表し「当面インフレ懸念はない」との見通しを示した事でランド売りが加速。それを裏付けるようにこの日発表された南アフリカCPIが0.5%と前回の1.2%から大きく下落した事でランドは更に下落した。
雲の下限を完全に抜けた事で損切りも巻き込みながら11円43銭まで下落。このレベルは61.8%戻しの強いレベルでもある事から一旦は下げ止まったとみる。ただし、金価格の下落が更に進むようであれば76.4%戻しの11円10銭が視野に入るが、高金利通貨でもあり安値レベルでの需要は高い。雲の下限を再度上抜け出来れば上昇再開とみる。

南アフリカランド円予想レンジ:11円65銭~11円45銭


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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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