ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-05

[全般] 商品価格とドルの下落

ギリシャの債務再編問題などによるユーロの下落も先週は一服。一方で米国経済回復に対する懸念を示すような経済指標が相次ぎ米国長期金利の下落からドルの上値も重い展開が見られた。また、世界的に不安定な動きを見せた株式市場は商品相場の下落を引き起こし原油や金貨価格の下落がドルを下支えするなど複雑な動きが続く。今週の焦点はふたつ。一つは米国経済指標の結果から先週下落した長期金利の巻き返しになるかどうか。もう一つはユーロの動向。ギリシャ債務の再編問題に関して要人発言などから再び深刻化すれば下げ止まったユーロも再び下落する可能性も高い。ユーロの下落とドルの上昇が起きればドル円は円高と円安の動きに挟まれ動き難い展開になるなど、今週も相場は踊り場状態から脱しきれないとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 底が切り上がる

(米ドル円日足)


震災による日本の経済成長鈍化から貿易黒字の減少で輸出の円買いの勢いはここにきて極端に減少した事でドル売りが後退。また、日銀の更なる金融緩和への期待から金利差からの円売りなどドル円の底は切り上がった。ドル円が80円に近付いた事でFXの個人のドル買い残高も減少した事もあり、今後上値での売りはそれ程ないとみてよい。終値ベースで見ると一目の雲の中を4日連続で引けたものの勢いは見られない事から不安定な動きは続いている。フィボナッチの50%戻しの82円50銭を超えられれば次の目標は61.8%戻しの83円20銭。

米ドル円予想レンジ:82円50銭~81円20銭(雲の下限)


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[ユーロ米ドル] ギリシャ債務再編の動き

(ユーロ米ドル日足)


先週はギリシャ問題も一服し買い戻しが強まったが最後の金曜に再び売りに転じた。バイトマンドイツ連銀総裁が「ギリシャ国債償還期限が延長されるようであればECB担保として受け入れが不可能になる」と発言。格付け会社のフィッチがギリシャ格付けをBB+をB+に引き下げ「ギリシャ債の期限延長はデフォルトに相当する」とした。更に、ノルウエーがギリシャに対する4200億ドルの助成金の支払いを呈すると発表するなどユーロ売りの材料が軒並み示された。これにより買いの勢いが戻っていたユーロは再び下落に転じた。これによりユーロはパラボリックのSARが位置する1.4370に届かずその手前の1.4343で折り返した。更に一目の雲を再び割り込んで引けた事で上値の重い印象が強いものの、雲の上昇トレンドは継続しており、今日明日にも雲から上に抜けだす事が出来れば上昇トレンドは継続とみる。逆に、5月16日に付けた安値の1.4048を下抜けするようであれば雲の下限である1.3970を目指す展開とみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4250~1.4100


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[豪ドル円] 商品価格の下落

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

AUDJPY20110521_jikanashi.jpg

(豪ドル米ドル2時間足)

AUDUSD20110521_2jikanashi.jpg

商品相場の下落により資源国通貨のカナダや豪ドルの上値を抑えている。対ドルで見ると先週を通して堅調な地合いが見られたものの、1.07付近で頭を抑えられた。このレベルは先々週の下落後の高値に位置している事からここから上値を試すには更なる材料が必要だ。対円では日足でみると87円70銭パラボリックを超えられずに跳ね返され十字線を描いたとこで今日は売りから入りたい。時間足のパラボリックが位置する86円70銭付近を目指す展開とみる。

豪ドル円予想レンジ:87円50銭~86円70銭(時間足パラボリック)


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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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