ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-05

[全般] ドル・ユーロ共に安く

アジア市場の早い時間に中国がポルトガル支援債を購入しているとの報道でユーロは上昇して始まった。その後は全般に方向感の乏しい動きが続いたもののNY時間に入ると軟調な米経済指標でドルが売られた。この日発表された米第一四半期GDPは上方修正への期待が高まったが結果は速報値と変わらなかった。個人消費も前回の2.7%から2.2%へ下方修正された事もありドル売りが強まった。その後ユンカー・ユーログループ議長が「IMFは来月ギリシャに融資を行わない可能性がある」とコメントした事でユーロが下落。アジア市場で上昇したものの行って来いとなった。その後ユンカー議長はEUやIMFがギリシャの新たな措置に確信を持つ事が出来れば融資に問題はないと前回の発言の火消しをしようとしたがユーロの買い戻しは限定的となった。結局ドルとユーロともに売りが強まった事で円が独歩高となりドル円は81円前半に下落するなど依然として方向感のない展開が続いている。今日もユーロの話題を中心との相場展開が予想される。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 米経済指標を受け下落

(米ドル円日足)


アジア市場では相変わらず82円付近での攻防が続いたドル円だったがNY市場に入り久しぶりに急落。この日発表された米GDP改定値が1.8%と前回の速報値と変わらなかった。先日ブラードセントルイス連銀総裁がGDPは上方修正されるだろうという発言から期待が高かっただけに失望売りとなった。ドル円は81円後半からレンジの下限であった81円50銭を割り込み81円15銭まで下落し81円30銭で引けた。一目の雲の下限が81円20銭付近にあり辛うじて雲の中で引けたものの下値リスクは残る。81円を割り込んで引けると来週は更にドル円を売り込む動きが強まるだろう。しかし、週末ということからここから売ったとしても買い戻しが入るとみる。

米ドル円予想レンジ:82円20銭~81円70銭


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[ユーロ米ドル] 依然混迷のギリシャ支援問題

(ユーロ米ドル日足)


アジア市場の早朝に中国がポルトガル支援債を購入しているとの報道でユーロは100ポイント余り上昇して始まった。その後も堅調な地合いが続き何度か1.42ドル台に乗せる場面も見られた。しかし、NY時間にユンカー・ユーログループ議長が「IMFは来月ギリシャに融資を行わない可能性がある」とコメントした事でユーロは反落。その後ユンカー議長は「EUやIMFがギリシャの新たな措置に確信を持つ事が出来れば融資に問題はない」と前回の発言を必死に火消しをしようとしたもののユーロの買い戻しは限定的となった。結局アジア市場で上昇した値幅をほぼ帳消しにする下落となり行って来い。依然として不安定な動きが続いている。一目の雲は上昇トレンドにありその下限に沿ってじりじりと底が切り上がっているのがみえる。ただ、上値もフィボナッチの23.6%にあたる1.42が頭を抑え込んでおり値動きが取りにくいものの、雲の上昇に沿って1.40ミドル手前では買いを入れたい。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4200~1.4150


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[NZドル円] 天井に接近

(NZドル円日足)


前日に引き続きNZドルは堅調な地合いが続いた。前日はGEキャピタルによる資産売却の話があったものの堅調なコモディティー価格の上昇に支えられNZドルは上昇。この日は中国のSWF(政府系ファンド)がニュージーランドの資産に60億NZドル規模の投資する可能性が報じられたことで東京の終わりにかけて上昇。その後、NY時間に発表された米GDPが市場の期待を裏切った事でドル円が下落するとNZドル円も利食い売りが出て押し戻された。日足のローソク足でみると上髭を伸ばして終了し、高値も66円50銭手前で折り返している。このレベルは先月何度も試して抜けきれなかったレベルでもありダブルトップを形成する可能性が高いとみる。一目の分厚い雲が下値を支える事から当面はじり安からもみ合いに転じるとみる。

NZドル円予想レンジ:66円10銭~65円00銭


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