ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-06

[全般] ギリシャ議会は緊縮財政法案可決

ギリシャ議会はこの日財政赤字削減の為の中期計画を155の賛成票を獲得して可決した。市場は既にこの結果を織り込みながらユーロ買いを進めていた事で結果が発表された時点では寧ろ売りが強まった。しかし、この決定自体は一先ずギリシャにとっても一歩前進と捉えられ市場には安心感が強まりリスク回避の動きが後退。また、来週の利上げ期待もありユーロは再び買いが強まった。ギリシャが今後本当に財政赤字を削減できるかは疑問が残るものの、これでIMFとEUが追加支援を行う条件は整った。次の難問は如何に民間金融機関に自主的なロールオーバーを行う事が出来るかという事など7月3日のユーロ圏財務相会合が焦点になる。それまでは市場のリスク回避は抑えられそうだ。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 値動きが徐々に活発に

(米ドル円日足)


ギリシャの緊縮財政法案の可決を前にドル円は前日の動きを引き継ぎ底堅く推移した。しかし、ギリシャ議会が可決したとの発表を受けると既に織り込まれていたユーロの売りと伴に全面的にクロス円の売りが出てドル円は80円57銭まで下落した。また、この日はオバマ大統領が会見を行い米国債務が法定上限に達しているとし8月2日までに上限を引き上げなければデフォルトになるという見通し。これに対し大統領は富裕層の減税などの打ち切りなどを示したものの進展は未だ見られずドル売りのリスクは依然残った。しかし、ドル円単体のポジションは軽く下落幅は限られた。結局ドル円での取引自体は値動きの乏しさから余りみられないものの、これまでよりは値動きが活発になり始めている。ユーロのリスクが一旦は後退した事で再びクロス円の買いが強まるとみられドル円も今日は81円台に乗せてくるとみる。

米ドル円予想レンジ:81円30銭~80円50銭


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[ユーロ米ドル] 議会の緊縮法案は可決したものの

(ユーロ米ドル日足)


ギリシャ議会は中期緊縮財政法案を155の賛成票をもって可決に至った。既にアジア市場から楽観的な見方が広がりユーロ買いが進んでいた。また、来週のECB理事会では利上げが必至という見方も強くユーロは発表前に1.44ミドルまで上昇した。結局予想通り可決した事でことわざ通り「事実で売れ」となりユーロは100ポイント近く下落したものの、結果は市場の不安感を払しょくした事から下落前のレベル付近へ再び上昇しそのままNY市場を引けた。これで国際追加融資を受ける条件は整ったこともあり目先はユーロの底値は切り上がったとみるが、7月3日のユーロ圏財務相会合で追加融資の条件を決めなくてはならない事から上値も限られる。次は米国の債務上限の引き上げが焦点になるとみる。
来週のECB理事会での利上げも織り込んでいる事から買い材料はほぼ出尽くした事から1.45ドルを天井に売りから入ってみるのもよさそうだ。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4500~1.4350


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[豪ドル円] リスク回避後退で買い

(豪ドル円日足1)

AUDJPY20110630_hiashi2_.jpg

(豪ドル円日足2)


ギリシャ議会が緊縮財政プランを可決する可能性が高いと観たアジア市場では豪ドルが前日に引き続き上昇。前日はボリンジャーバンドの中心移動平均線の85円53銭を超えられなかったがこの日は一気に越えて一目の雲の上限である86円55銭に迫った。既に日足ではパラボリックが売りから買いのサインに変わってきた事で更に上昇の兆しが濃厚となった。ギリシャ問題が一先ず前進した事で市場は素直に反応している。NY市場ではほぼ高値で引けた事で今日は一目の雲の上限である86円60銭を目指す展開とみる。

豪ドル円予想レンジ:86円60銭(雲の上限)~84円10銭


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[全般] ギリシャ議会での法案可決見通し

ギリシャでの緊縮財政策法案を採択するための議会が開かれた。市場は議会が採択するとの期待感がこの日強まりリスク回避の後退からクロス円が全面高となりユーロやポンド、そしてドル円でもドルが売られた。また、先日フランスが提示した民間金融機関の自主的ロールオーバーもドイツがそれをたたき台として用いることを原則として合意したとの報道も市場に安心感を与えた。議会の採決は本日東京時間の夜に発表される予定だが、本当に採択されるかどうかは不透明だ。市場はかなりその結果を織り込み始めていることもあり、市場は発表後のユーロの上昇は限られるとみる。実際に、今回採択されたとしてもこれからはEUやIMFでの追加支援策の行方次第ではまだ不安が残る。また、スペインやポルトガルといった債務国問題もこれからという事からリスクは燻り続け一本調子のユーロ上昇もないとみる。


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[米ドル円] 81円台に乗せ

(米ドル円日足)


ドル円は約ひと月ぶりに81円台に乗せて来た。ギリシャ議会で緊縮財政法案が採択されるとの見方が強まった事でリスク回避の後退からクロス円が全面高となった事でドル円も押し上げられた。81円付近では一旦売りが並んだものの既に80円ミドルから実需の売りなどが出ていたとみられ余り抵抗は見られなかった。寧ろ短期のショートが炙り出された事で81円25銭まで殆ど戻しもなく上昇した。しかし、本日のギリシャ議会の結果を見届けるまではポジションを大きく傾ける事は難しい。ここから買ったとしてもイベントリスクとして発表前には利食い売りで押し戻されるだろう。上値の81円25銭というのは一目の雲の下限でもあり61.8%戻しにもあたることから利食いを出したとみられる。次のレジスタンスは76.4%戻しの81円60銭になるが、議会が採択された後に勢いが強まれば82円台乗せも視野に入る。

米ドル円予想レンジ:81円60銭~80円80銭


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[ユーロ米ドル] ギリシャ緊縮財政の採決に向け楽観的な見方

(ユーロ米ドル日足)


NY時間に入り俄かにギリシャ議会での緊縮財政法案への楽観的な見方が広がるとユーロは1.44ドル付近にまで上昇した。また、ドイツは先日フランスが提示した民間金融機関の自主的ロールオーバーをたたき台として用いることを原則として合意したとの報道もユーロに安心感を与えるものとなった。しかし、ギリシャ国内では警察とデモ隊が暴徒化して議決に反対しているなど、もし採択されたとしても実際に財政緊縮策を実行できるかも怪しく、問題の先送りという見方が依然根強い。しかし、ともあれ目先の難題を今回の議会が採択されればクリアする事になる。本日の東京時間の夜に結果が発表される予定だが、イベントリスクは残る事から、それまでは1.4ドル付近を買っていくのは勇気がいる。しかし、織り込み済みとはいえ採択されれば1.45ドル付近までの上昇は十分視野に入る。一目の雲のねじれと重なり、これを機にユーロは上値を試す展開か。或いは、議会の終了後再び売りが強まるのか結果を見てから考えても十分間に合う。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4500~1.4240


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[豪ドル円] リスク回避後退から上昇

(豪ドル円日足)


ギリシャの緊縮財政法案可決への達観的なムードが高まり原油価格や世界的な株価上昇の動きを受けて資源国通貨の豪ドルに買いが集まった。ただし、この動きも一時的なものとの観測も強く上昇幅も限られた。既にひと月近く85円付近でもみ合いが続いており、そのレンジを抜けるような上昇の勢いは今のところみられない。ボリンジャーバンドの中心線でもある25日移動平均線でしっかりと頭を抑えられており、ここからは寧ろ売りで攻めたいところだ。今日は、ギリシャ議会の採決が終わったところで上値が重いとみられれば売りが強まるとみる。

豪ドル円予想レンジ:85円80銭(基準線)~84円80銭


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[全般] ギリシャ議会での採決を控え不安拡大

ギリシャ議会で本日から始まる緊縮財政計画の採決を前にして市場はリスク回避の動きが強まっている。週明けのアジア市場ではいきなりドル円が上昇し、ユーロも軟調な地合いでスタートした。特に材料が見られたわけではないがリスク回避としてドルが全面高の様相を呈している。原油価格もこの日は更に下落し金も1500ドルを下回る一方でNY株価は1万2千ドル台に復活し10年国債利回りも上昇に転じている。6月末にQE2が終了するため資金の移動が始まった可能性もある。これまで米国から流れ出ていた資金が米国へ戻り始めているとの話もあり、ドル上昇の地合いは今後も続くとのみ方もある。一方で、米国の景気回復ペースが進まなければ再びQE3を行う可能性も残っていることから一方的なドル買いも難しい。ギリシャでの緊縮財政計画が採決されればドル売りユーロ買いの動きに向かうだろうが民間金融機関のロールオーバーの問題も解決していない事から一時的な上昇に止まるだろう。今日は短期の投資マネーを中心とした上下に振れ易い展開になるとみている。


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[米ドル円] 81円には実需の売りも

(米ドル円日足)


(米ドル円4時間足)

USDJPY20110628_4jikanashi_.jpg

週明けの東京市場の9時にドル円はいきなり纏まった買いが入り80円後半まで上昇した。ギリシャ議会での緊縮財政が可決されるかどうか不透明感が高まりユーロ売りが強まる中でドルが全面高になった事が背景にあるのだろう。しかし、この時の買いはその後も高止まりしている事から実需の買いが入ったとみる。81円台には輸出企業のドル売りが控えているといわれるが、既に80円ミドル近辺から売りを出しているといわれており、それ程大きな売りはないとみる。ただ、個人投資家は80円~81円のレンジとみて利食いの売りやショートメークの動きがみられる。81円前半には一目の雲の下限が81円25銭、上限が81円45銭に並んでいるもののその厚さは薄くそれ程強いレジスタンスにはならない。61.8%戻しの81円25銭付近を抜けてくれば76.4%戻しの81円60銭まで特に抵抗はない。

米ドル円予想レンジ:81円30銭~80円60銭


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[ユーロ米ドル] ギリシャ緊縮財政の採決に向け

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD20110628_jikanashi_.jpg

週明けのアジア市場でユーロは先週の下落の勢いが残り上値の重い展開で始まった。しかし、欧州市場に入るとフランスの銀行がギリシャ債70%をロールオーバーする合意に向かっているとフランス大統領が明らかにした事。それをドイツ政府が賛同を示した事でユーロは上昇に転じた。また、本日から始まるギリシャ議会で緊縮財政策の採決の可能性が高いといった楽観的な見方が強まった事もユーロ買いを促した。しかし、こればかりは蓋を開けてみなければまだ分からず、上昇にも限りがありそうだ。また、ギリシャ問題ばかりではなく、イタリアやスペインなどの債務問題もありユーロ買いもそろそろ一服か。ただし、もし可決されればその時は一時的に上昇するとみる。
一目の雲の下限が1.4330付近、その上の上限が1.4350付近に、そしてフィボナッチの76.4%戻しが1.4360である事からこのレベルでは上値を抑えられるとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4360(フィボナッチ76.4%)~1.4220


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[ポンド米ドル] 1.59ドルをキープ

(ポンド米ドル日足1)


(ポンド米ドル日足2)

GBPUSD20110628_hiashi2_.jpg

先週の下落の流れを引き継ぎポンドは上値の重い展開で始まった。3月28日に付けた安値1.5935を下回り1.5912ドルまで下落したが、それ以上売りが続かず折り返した。1.59ドル付近は強いサポートではあるが、下落速度が遅い分だけ寧ろ戻しの値幅が小さかった。1.6ドルのサポートが今度はレジスタンスに変わった事から再び下値を試す展開とみる。ただし、ギリシャ議会で緊縮財政策を採決するようであればユーロの上昇に引き攣られて上昇すると観る。しかし、6月30日の議会採決と今後の方針が終了すれば最終的に下値を市場は試しに来るとみる。上値では180日移動平均線の1.6050が頭を抑える。

ポンド米ドル予想レンジ:1.6050~1.5900


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[全般] 収まらないギリシャ不安

ギリシャの信任案が可決されたことやEUとIMFがギリシャの追加財政政策に対して支持を表明した事などで一旦は不安が後退したギリシャ問題もなかなか収まる気配を見せない。今週行われる緊縮財政5カ年計画の議会採決が行われるが、議会を通過しないのではといった憶測が広がりユーロ売りが強まった。また、ユーロ圏債務危機が広がる事で体力のない金融機関への懸念が広がった。ムーディーズがイタリアのウニクレディトやインテサ・サンパオ等の格付け引き下げ方向で見直すと発表され銀行の資本増強が必要との話からNY株価の押し下げ要因ともなった。
今週はギリシャの議会の結果を踏まえてユーロが暴落するのか、或いは安心感から買いが強まるのかが焦点になる。しかし、議会を通過したとしても実際に財政を立て直すには1年前の支援の倍の追加支援が必要になり債務を5年で返済する事は事実上困難との見方もある。いつになってもギリシャ問題の解決は遠く、時間稼ぎにすぎないとの意見も多く上値は限られるだろう。


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[米ドル円] 格付け引き下げの話も

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USDJPY20110627_jikanashi_.jpg

東京時間に格付け会社フィッチ「日本の政治状況は弱まり財政改革などが格付け変更において鍵となる」とした事で格付け引き下げ懸念が強まったがドル円は殆ど動きが見られなかった。イタリアの金融機関の格付け見通しが引き下げられるとの見方からユーロ円の売りなどから上値の重い展開も見られたが結局NY市場で買い戻された。今週はギリシャの中長期プランの議会通過を睨んでリスク回避から値動きの乏しい動きになりそうだ。もし、議会を通過するようであればドル円は81円台を狙う展開とみる。

米ドル円予想レンジ:80円80銭(76.4%)~80円20銭


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[ユーロ米ドル] ギリシャ緊縮財政の採決に向け

(ユーロ米ドル日足)


信任案が可決されIMFやEUが緊縮財政案を支持する事に合意するなどギリシャ問題も一歩ずつ前進。今週はギリシャ国内で中長期プランが採決されるかどうかでどちらにしてもユーロが大きく動き出す事になるだろう。先週末には与党内部でも反対意見が出るなど前途は多難だが、信任案と同様に通さなければデフォルトに陥る事が明らかとなる事から、最終的に可決されるとみる。そうなれば、一時的にユーロは上昇する事になるが問題は今後ギリシャが本気で赤字削減を実行できるかだ。その不安感が再びユーロの上値を重くする事になりそうだ。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4300~1.4120


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[豪ドル円] 利上げも期待薄

(豪ドル円日足)


アジア時間にRBAのロウ総裁補佐が「経済不振の一部は個人消費の減速による」「より強い成長が示現されれば利上げが必要になる」とコメントしたものの、それであれば今の時点では利上げはしないと受け止められた。また、大手格付け会社のフィッチが豪州の住宅市場は伸び過ぎに見えるとの声明を発表したことも豪ドルの上値を重くした。豪ドル円は85円台になると利食いと思われる売りが観測されたが、84円下には新規の中長期の個人などの投資マネーも並んでいるといわれる。一目の雲が7月半ばまで続いていることからそれまでは84円から86円のレンジ内での取引に徹すれば細かく稼げそうだ。

豪ドル円予想レンジ:85円00銭~84円10銭


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[全般] ドル高株安原油安

FOMC声明では米好景気回復ペースの遅さが指摘されたもののQE3については示唆されなかった事で長期金利が上昇。景気見通しが下方修正された事で世界経済成長への鈍化懸念が強まった。ギリシャ問題でも信任案は可決されたもののギリシャ国内では依然野党の反対意見は根強く来週の選挙を控えユーロ売りが強まった。結果的にこの日は悪いながらも安全通貨としてのドルが上昇しNY株価は急落。特にポンドは1.6ドルを割り込むなどこれまでの動きに変化が見られた。原油価格も国際エネルギー機関のIEAが世界景気の下支えの為石油を放出した事もあり一時90ドルを割り込んだ。NYの午後にかけギリシャがEUとIMFと緊縮財政計画を支持したとのニュースが入り株価は急速に回復しドル売りが強まった。NY株価の下落がドル買いに繋がる動きは今後もギリシャ問題が燻ぶるなかで何度か同じような場面は見られそうだ。
しかし、原油価格の下落傾向が続とすればユーロ圏にとっても米国にとっても今後下支えの大きな要因になる。バーナンキ議長の言うように景気の鈍化は一時的なものとすれば緩和政策は思ったよりも早い段階で始まるきっかけになるだろう。


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[米ドル円] ジワリと底堅さを確認

(米ドル円時間足)


FOMCではQE3について今のところ行われない事が確認されたものの米景気回復の鈍化が指摘された事で安全通貨のドルが買われやすい状況となった。また、ギリシャ問題も来週の緊縮財政案の可決を巡り不安が残るなかでユーロやポンドなどの下落が更にドル買いを促した。ドル円はNY時間に入り一時80円80銭付近まで上昇するなどスピードは遅いもののしっかりとした動きがみられた。しかし、NYの午後に入りEUとIMFはギリシャが緊縮財政案を支持したとの報道が流れると急速に株価が値を戻すと同時にドル売りが強まりドル円は80円ミドル付近へと押し戻された。80円を今回は割り込まずに折り返した事でドル円の底を確認した事になる。81円にあった売りは80円ミドルで売りを出した模様で、次に81円を試す時にはそれ程強い抵抗にはならないとみる。

米ドル円予想レンジ:80円80銭(76.4%)~80円20銭


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[ユーロ米ドル] ギリシャ緊縮財政で合意

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD20110624_jikanashi_.jpg

FOMC声明の後はリスク回避からのドル高がみられポンドやユーロを中心に売りが強まった。欧州市場に入るとギリシャが債務返済する唯一の方法は現在の再生政策を修正することだと野党党首が述べた事で更にユーロ売りが加速。1.41前半まで売り込まれるなどこの日は前日の高値から300ポイント以上下落。しかし、NY市場の午後に入るとギリシャがIMFとEUと緊縮財政案を支持したとの報道が流れると一気に買い戻しの動きが強まったものの一目の雲の下限までは戻しきれずに終わった。一先ずこの報道で目先のリスクは後退したものの来週の28日行われる投票までは予断を許さない状況だ。フィボナッチの61.8%戻しの1.4320の上には1.4345には雲の下限が控える。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4345(雲の下限)~1.4220


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[ポンド米ドル] 1.6ドル割り込むものの

(ポンド米ドル日足)


(ポンド米ドル時間足)

GBPUSD20110624_jikanashi_.jpg

FOMC声明の発表後ドル高が進んだことでそれまで上値の重かったポンドも更に下落。1.6ドルを目の前に一旦は買い戻しが入ったもののマーケットは下値を試す動きは衰えず1.60ミドル付近から再び売りが強まった。1.6ドルでもみ合いが続く中でNY市場に入るとNYダウが大幅安の展開で始まりリスク回避の動きからドルが上昇。ポンドは1.2935と3月以来の安値を更新した。しかし、その後IMFとEUがギリシャと緊縮財政案に対して支持を表明した事でリスク後退の動きからドル売りポンド買いが入った。結局今回の1.59ドルを抜けきれずに1.6ドル台に押し戻された事で底堅さを確認した事になった。ボリンジャーバンドも下限を一旦下抜いたものの再びバンド内に戻された事や、週末という事もあり今日は再度下値を試しても最終的に買い戻しが強まると観る。

ポンド米ドル予想レンジ:1.6100(50%戻し)~1.5980


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[全般] ギリシャ信任投票可決とFOMCの声明文

朝方ギリシャの信任投票の結果が出た。結果は賛成155名、反対143名と辛うじて可決する事が出来た。結果発表後は利食いの売りにされる場面も見られたが全体的にリスク回避の後退の動きからクロス円なども底堅い動きとなった。しかし、来週には中長期プランに関する投票も控えユーロは欧州市場に入り売りが強まった。また、BOE議事録が発表され7対2で金利据え置きが決定されていた事からポンドの売りが強まった。
この日はFOMCの発表を控えていた事からポジション調整の動きも全般に強まった。
そのFOMCでは前回とそれ程変わるものは見られずサプライズはなかった。
今月末のQE2終了し償還元本の再投資する方針を維持することを確認。景気回復スピードも前回と同様思っていたよりも遅いとし0.25%の低金利政策は長期にわたって維持。日本の震災の影響や原油価格の上昇も一時的とした。また、今年のGDP伸び率見通しを3.1‐3.3%から2.7‐2.9%へと下方修正、来年も3.5‐4.2%から3.3‐3.7%へと引き下げた。
市場の影響はすくなかったものの、イベントが終了した事からドル円などは安心感も広がり上昇している。全般にポジションは軽くなったとみるが、方向感は依然掴めずにレンジ内での動きが継続するとみる。


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[米ドル円] イベント終了し底堅い動きに

(米ドル円時間足)


ギリシャの信任投票では辛うじて可決された事で一先ず7月の融資は実行されるとの観測から市場には安心感が広がりドル円は80円を割り込まずにもみ合いが続いた。NY時間の午後にはFOMCの声明文が発表されたがサプライズは見られなかった。しかし、その後のバーナンキ議長の記者会見では声明文よりやや弱気のトーンもみられたが今年後半から来年には景気回復がみられるとしたことで利上げもこのあたりから行われるとの見方も強い。結果的にドル円はギリシャの信任投票やFOMCといったイベントが終わった事でリスクが後退し買いが強まった。結局80円を割り込むことなく長時間に渡りもみ合いが続いた事からそろそろ上値を試す展開もありそうだ。それでもフィボナッチの50%戻しにあたる80円50銭がせいぜいか。

米ドル円予想レンジ:80円50銭(50%戻し)~80円00銭


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[ユーロ米ドル] ギリシャ信任投票可決

(ユーロ米ドル日足)


アジア早朝に発表されたギリシャ信任投票では結果は賛成155名、反対143名と辛うじて可決する事が出来た。発表後は瞬間的に買いが出たものの直ぐに売りが強まるなど既に織り込み済みの状態となった。来週は中長期プランの投票を控えているだけに積極的な買いも見込めず欧州市場に入ると上値の重い展開も見られた。FOMC発表を控えドル売りの動きが出るとユーロは再び買いが強まり短期のショートカバーを巻き込みこの日の高値1.4440を付けた。FOMC声明の発表後バーナンキ議長の記者会見ではQE3に関して今のところ考えていないという事で長期金利が上昇しドルが買われユーロ売りが強まった。結局この日は一目の雲の上限には届かずに押し戻されて陰線で終わった。一目の雲の下限である1.4345の手前で辛うじて終了した事で底堅さは残り、今日は下げたところを拾う動きもありそうだ。雲の幅が徐々に狭まることから値幅は限られるだろう。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4420~1.4280(転換線


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[ポンド米ドル] BOE議事録

(ポンド米ドル日足)


ポンドはFOMCを前にショートとロングの損切りのつけ合いが目立った。
アジア市場ではギリシャの信任投票が可決された事もありポンドは堅調に推移。1.62ミドルにあったストップをつけて1.6260まで上昇した。しかし、その後は1.6200を下回ると短期のロングを振り落とす動きが出て1.61ミドルまで下落。欧州時間に入りBOE議事録が発表され、7対2で金利据え置きを決定した事が明らかになると更にポンド売りが加速。結局1.61ドルを割り込むなどこの日は損切りの応酬から荒っぽい動きが続いた。その後FOMCの声明やバーナンキ議長の発言でドル買いが強まりポンドは引けにかけて上値の重い展開となり1.60ミドルのほぼ安値引けとなった。このレベルは5月23日の安値と同レベルで、最も意識される1.6ドルを目の前に神経質なレベルで終わった事になる。ここからポンドを売る材料は見当たらないものの、ユーロが再び下落し始めると攣られて下値を試す展開も考えられる。ボリンジャーバンドでは下限バンドに支えられたが1.6ドルを下回ればバンドウオークが始まる。1.6ドルを割込んでも勢いがなければ買いで攻めたい。

ポンド米ドル予想レンジ:1.6150~1.6000


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[全般] ギリシャ信任投票の後は中期財政計画

ユーロ圏財務相会合では120億ユーロの融資を先延ばしにしたのはギリシャの信任投票で失敗すれば融資が無くなるといった牽制の意味もあったとみてよい。その信任投票への期待感は強まりこの日ユーロはしっかりとした動きで始まり市場の不安感は後退。リスク後退の動きからクロス円も堅調に推移した。アジア時間にはフィッチが「米連邦債務上限の引き上げがなければ格下げ方向で見直しする」との声明が流れたが既にS&Pが既に発表した後という事もあり影響はみられなかった。ユーロに関しても「自発的なロールオーバーはデフォルトと見なす」とし、ユーロ売りが見られたが影響は限られた。そろそろ信任投票の結果が明らかになる頃だが、今回もし支持されなければ大きな混乱を及ぼす事になり、まず通過するとみられる。しかし、これが終わっても来週28日にはIMFとEUの支援条件である中期財政計画の採決を通す必要があり、山はこれからもいくつも残っている。ユーロの上昇もイベントが終わるたびに次のリスクを先取りする動きになれば売りが出やすい。今日のFOMCを控え次の注目はバーナンキ発言になる。


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[米ドル円] ギリシャ信任投票期待でしっかり

(米ドル円時間足)


この日もドル円は80円を底に小幅な動きに終始した。ギリシャの信任投票が支持されるとの期待感が高まるなかリスク後退の動きが強まりクロス円もしっかりとした動きがみられた。結局ドル円も80円附近の買いも厚く79円台に割り込む事はないものの積極的な買いも見られずに横這い状態。今日のFOMCを控え更に値動きは慎重になりそうだ。FOMCではQE2の終了を改めて確認する事になると同時にQE3の可能性を否定すればドル買いに動きやすい。しかし、一方で最近の米経済への弱さが改めて指摘されるようであれば緩和政策の期間が長期化することから上値は重くなりそうだ。いずれにしてもドル円は動き難く取引通貨としては余りいじりたくない。

米ドル円予想レンジ:80円50銭(50%戻し)~80円00銭


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル] ギリシャ問題は今後も山と谷が続く

(ユーロ米ドル日足)


信任投票を控え市場の混乱は大きくなるため今回は支持されるとの期待感が強まりユーロは上昇。株価もアジアや欧州の株価は軒並み上昇。これを受けNYダウも100ドル余りの上昇となり市場の安心感は拡大しリスク後退の動きが一先ずみられた。今回の信任投票が支持されたとしても、来週の21日にはIMFとEUの支援条件である中期財政計画の採決を通す必要があるという事から、ユーロの上昇も一方向には動きにくい。今日から始まるFOMCではQE2終了の確認や米国の連邦債務上限の引き上げへの期待感もありドル高に動けばユーロ売りも出やすい状況になる。テクニカル的にみると一目の雲の下限を上に抜けて来たもののフィボナッチ61.8%戻しで6月15日の高値でもある1.4450に届かなかった。雲の上限がここから下降方向にあり来週の28日頃には雲のねじれが見られる事から、徐々に天井を下げてくる動きとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4450~1.4330(雲の下限)


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[豪ドル円] RBA議事録での失望感

(豪ドル円日足)


アジア時間に発表されたRBC議事録では先週利上げ期待が高まっていた事から注目された。しかし「国内経済をみると利上げに対する緊急性を示していない」とされ市場に失望感が強まり豪ドル円は85円前半から一気に下落した。しかし、声明文には「ある時点で一段の引き締めが必要だ」とする文面もありじりじりと値を戻した。その後はギリシャ信任投票への期待感も強まりリスク志向からクロス円全般に買いが入った事で豪ドル円も上昇。結果的にこの日は往って来い。ドル円同様豪ドル円も狭い範囲でのもみ合いが続いている。ここ数日陰線が続いたが下髭が長く底値では買いの意欲が強い事を示している。転換線が85円25銭付近で上値を抑えているものの、今日のFOMCというイベントが終われば基準線の位置する85円80銭付近を試しにいくとみる。

豪ドル円予想レンジ:85円70銭~84円70銭


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[全般] 混迷するギリシャ問題

ユーロ圏財務相会合が終わった。しかし、期待されたギリシャへの120億ユーロの次回融資に関する最終決定は先送りされた。ギリシャの緊縮財政の議決が出来るかどうかが依然不透明な状態では決定も先送りせざるを得なかった。本日21日にパパンドレウギリシャ首相は追加改革策をかけて信任投票が行われる事から、その結果を先ずみるまではユーロは積極的に買いを入れる事は出来そうにない。
アジア市場では日本の貿易収支が発表されたが2カ月連続となる赤字となったが市場の反応は限られた。既に上中旬での赤字額が大きかった事もあり、数字自体は寧ろ縮小したためともみられる。明日のFOMCを前に今日もギリシャ問題の行方を巡りユーロを中心とした動きが続くとみる。


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[米ドル円] 80円付近では買いが並び

(米ドル円日足)


アジア時間に発表された日本の5月の貿易収支が発表され、予想を上回る2カ月連続の赤字となった。週明けのドル円は先週末に安値付近で引けた事で80円を目の前に売りを仕掛けようとする動きが強まる中での発表であったためか殆ど円売りの動きは見られずもみ合いが続いた。欧州時間に入りクロス円の売りなどから再びドル売りが強まると80円03銭まで売り込まれたが80円には実需の買いが並んでいるとの話もあり結局先週金曜日と同様に80円を割り込めずに押し戻された。NY時間に入ると株式市場が上昇に転じた事もありリスク回避の動きも後退しドル円はショートカバーが入るものの80円前半での狭い動きには変りはない。ギリシャ問題の燻ぶり続けることからドル円単体の動きは更に細ってきているものの、80円の執拗な買いの強さが確認された事から今日は上値を試す展開もありそうだ。

米ドル円予想レンジ:80円70銭~80円00銭


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