[ユーロ米ドル] 21日の欧州首脳会議への期待

アジア時間にはオーストリア中銀総裁がギリシャのデフォルトは深刻な結果をもたらすといったコメントがZEW発表前に出たことでユーロ売りが進んだ。
欧州市場が始まると株価などが前日の下落に対して自律反転して上昇。ユーロも21日の欧州首脳会議への期待感が高まった。しかし、その後ドイツのメルケル首相が21日の会合では大きなステップにはならずユーロ危機を明日にも解決する事は出来ないと発言したことで売りが再び強まった。また、NYの午後にオバマ大統領が超党派上院議員らとの協議では債務上限問題で進展が見られたと発言したことでドルが買われるとユーロの下落が更に強まったものの、結局この日のユーロは陽線で終了。連日ひげが上下交互に出るなどもみ合いの段階に入ってきた。ボリンジャーバンドの幅も縮小してきたことで目先値動きは限られるだろう。当面ボリンジャーの1.4280と下限の1.3980内でのレンジとみる。
予想レンジ ユーロ米ドル:1.4220~1.4020
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[豪ドル円] RBA議事録

アジア時間に発表されたRBA議事録では前回の「ある時点で利上げは必要」との文言が削除されたことで利上げ期待が後退しものの、インフレに対する警戒スタンスが示された事でCPI次第では利上げの余地があるとの観測が高まり豪ドルはしっかりとした動きとなった。東京市場では実需も含めた売りが目立ったものの欧州市場に入ると株価の上昇などからリスク回避の動きが後退し豪ドルは堅調に推移。オバマ大統領が債務問題に対して楽観的な発言をした事でドル円が上昇した事も対円で豪ドルは上昇した。これで目先の上値目標であった85円まで回復したがこのレベルは先週の下落後の高値である事ら売りが並んでいるとみられる。このレベルを上抜けしたとしても50%戻しの85円ミドルも強いレジスタンスになっている。米国の債務問題が更に進展すればリスク選好から上値を超えていくとみる。
予想レンジ 豪ドル円:85円40銭(50%戻し)~84円50銭
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[全般] 材料難のなかNYダウ下落
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[米ドル円] 79円を挟んでの小動きに終始

週明けのアジア市場は東京が祝日ということもあり全般に値動きの乏しい中ドル円は上値の重い展開で始まった。しかし、先週の日中にも起こったが介入の噂からいきなり買いが強まる事があり、下値を売るのは慎重になっている。この日も薄商いの中昼過ぎにドル円がいきなり上昇し介入と間違う場面もあった。米国債務上限問題が先週末で解決するかと思われたが結局先延ばしとなった事でリスク回避の動きはまだ続く。どこかで下値を試しに行こうと材料探しといったところだ。ボリンジャーバンドの幅が極端に狭まっていることから、いずれどちらかに振れるときはそう遠くはなさそうだ。
予想レンジ 米ドル円:79円60銭(38.2%)~78円50銭
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[ユーロ米ドル] イタリアやスペイン国債利回り上昇


先週発表されたストレステストは予想以上の好結果となったものの、市場の不安感は払しょくできなかった。ギリシャの債務不履行の可能性を織り込まなかったことから資産査定の信憑性に疑念が残るとの指摘が強まった。この結果、この日もスペインやイタリア国債が下落しユーロ導入以来最高の利回りとなるなど不安感は残るものとなった。一方で、米国債務上限問題も難航しフィッチが格付け見直しの可能性を示唆するなど米国の不安感も漂う中ユーロドルも動きにくい状況は続く。ローソク足の下ひげが大きく伸びて終わった事で今日はやや底堅い動きと見るがせいぜい1.42ミドルがいいところか。しばらくもみ合いが続くとみる。
予想レンジ ユーロ米ドル:1.4240(76.4%)~1.4050
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[NZドル円] 政策金利発表を控え


週明けのアジア市場早朝に発表されたNZランド消費者物価指数が前期比で1.0%と予想の0.8%を上回ると同時に、前年比でも予想を上回るなど強い消費を示した。これによりRBAのインフレターゲットの1-3%を前年比で大きく上回ったことから市場は利上げ期待が強まりNZドルは上昇。しかし、この日は日本が祝日ということもあり商いの乏しい中でドル円の上値が重く、結局この日のNZドル円も小幅な動きで終始。ローソクも十字線を描いて終了。時間足をみると短期的にダブルボトムを形成した後に横ばいとなっていることから、今日も動きにくそうだ。欧州と米国の債務問題が燻ぶることからリスク回避の動きは強いものの、それだけに資金は短期的な投資先としてNZドルに入りやすい。しかし、下落が始まると止まらないというのがこの通貨だけにストップはしっかりと入れておきたい。
予想レンジ NZドル円:67円50銭~66円50銭
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[全般] ストレステスト無事通過
アジア市場の早朝にS&Pが米国格付けのクレジットウオッチをネガティブに引き下げたことを受けドル売りが先行。しかし、その動きも既にムーディーズの格付け見通しの引き下げもあり一時的なものとなった。前日にバーナンキ議長が現時点での追加緩和の可能性を否定したことで市場の米国への関心は債務上限引き上げに焦点が集まっている。この日はEUのストレステストの結果を控え欧州市場ではリスク回避の動きが強まった。これまでの予想では10から15行が不合格になるとみられたが発表直前には21行が不合格という噂も流れユーロやドル円は上値の重い展開となった。しかし、結果は90行のうち不合格が8行と予想を大きく下回ったことで市場のリスク回避の動きは後退しユーロは買い戻しの動きが入った。しかし、ギリシャ向け第2次支援に絡む民間負担については依然協議中であり査定には反映されていないということもありユーロ買いは限定的となった。
この日発表された米経済指標は全般に予想を下回り景気回復への不信感が高まったものの、ユーロ問題などで反応薄となった。
今週は米国債務問題に市場の関心は集中しそうだ。
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[米ドル円] 米国債務問題が上値を抑える

朝方にS&Pが米国格付けのクレジットウオッチをネガティブに引き下げたことを受けドル円は78円後半まで下落したがすぐに押し戻された。既にムーディーズが発表していたこともあり一時的な反応に終わった。野田財務相が円高の背景には海外の諸情勢があるとし介入にはノーコメント。結局79円台を底に値幅の狭い動きに終始。NY時間に発表された米消費者物価指数やNY連銀製造業景気指数、設備稼働率などすべてわずかに予想を下回るものであったもののドル円への影響はそれ程見られなかった。欧州ストレステストの結果を控えていたこともあるがドル円の下値リスクはやや後退している。結果的にストレステストは予想よりも良かったことを受けリスク回避の動きは後退したものの、依然としてギリシャの第2次追加融資も含め不透明感が強く、米国の債務上限問題もありドル買いも限られる。今週は米債務上限引き上げ問題に市場の関心は集まると見る。時間足では一目の雲に入り込んでいることから79円を中心の動き継続とみる。
予想レンジ 米ドル円:79円60銭(38.2%)~78円90銭
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[ユーロ米ドル] ストレステストの結果も限定的


この日は欧州銀行監督機構(EBA)のストレステスト結果の発表を控え不安定な動きが続いた。これまでは不合格の銀行が15行近いとされたが発表前には21行が資本不足で不合格になるとの噂が流れユーロは100ポイント近く下落するもののすぐに買い戻しが入るなど投機的な動きが先行。その後NY時間でもユーロ売りが強まったがEBAはストレステストの不合格は91行中8行と予想を大きく下回ったことでユーロの買い戻しが強まった。しかしNY引けにかけては再びユーロは押し戻せれた。ギリシャ向け第2次支援に絡む民間負担については依然協議中であり査定には反映されていないということもあり、今後も債務問題は不透明感が漂う。結局ユーロは1.38ドル台まで下落したことで長い下髭を伸ばしたことで下げ止まり感が強まった。目先は76.4%戻しの1.43ミドルから1.4ドルでもみあいが続くと見る。
予想レンジ ユーロドル:1.4280~1.4100
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[カナダドル円] 政策金利発表を控え

先週のカナダ円は三日連続で陽線が続いて赤三兵がみられる。やや短い上髭が出たことで先詰まりにも見える。一目の雲の上限83円であり、フィボナッチの50%戻しも83円でもあることが意識され跳ね返された。明日はBOCの政策金利の発表を控えているものの1%据え置きと予想されることからそれ程インパクトはないとみる。ただ、カナダドルは米ドルに先行することが多く、ドルの安心感が強まれば雲へ突入する可能性が高い。今週は84円付近を目指すと見るが今日は日本の祝日ということもあり値幅が限られると見る。
予想レンジ カナダドル円:83円00銭~82円30銭
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[全般] バーナンキ議長発言、緩和期待後退
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[米ドル円] 介入警戒感から膠着

早朝にムーディーズの米国格付け引き下げ見通しの話が伝わったことから再び東京のオープン前にドル売りが強まった。しかし、ドルロングの損切りも78円ミドルレベルでは見られず下げ幅は限定的となった。その後、再度前回の安値78円48銭を試す展開もみられたが結局安値を更新できずに押し戻された。午後に入りいきなりドル円が1円余り上昇したことで介入ではといった噂も広がったが実際には介入ではなくどこかが介入の振りをしてまとまった買いを出したとみられる。NY時間に入りバーナンキ議長が前日には追加量的緩和の可能性を示唆したバーナンキ議長はこの日の議会証言ではインフレが上昇していることから現時点では直ちに行う必要がないことを示した。また、ホワイトハウスが1.5兆ドルの歳出削減で合意したとの報道により米国債務上限問題の解決が近いとの思惑が広がったものの、ドル円の反応はほとんど見られなかった。結局、介入かどうか分からないがどちらにしても一気にドルが上昇したことからドル売りにはかなり慎重になっている。今日は連休前の週末ということからショートカバーが入りドルは底堅い動きを予想。
予想レンジ 米ドル円: 80円00銭(50%戻し)~78円80銭
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[ユーロ米ドル] ドル買いの圧力に押される


前日のバーナンキ議長が追加量的緩和の可能性を示唆したことでユーロ売りから一転して上昇するなど、その発言の影響力に驚かされた。それが昨日のバーナンキ議長の発言で再び今度はユーロ売りが強まった。議長はインフレの上昇を指摘し現段階では量的緩和は行われないとの判断からドルが上昇。また、この日発表された米小売り売上や新規失業保険申請件数などが予想以上に好結果を示したこともドル買いを促した。結局、ユーロ自体のニュースは見られずドルに振り回される動きが続く。今日はストレステストの結果が発表され、もし不適格の銀行が予想以上に出るようであればユーロ売りにつながるとみられる。また、EU緊急首脳会議が行われる可能性もあり、今度はユーロの材料で動き始めそうだ。本日は一目の雲のねじれがみられることから注目したい。
予想レンジ ユーロ米ドル:1.4250~1.3940(76.4%)
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[NZドル円] 対ドルで最高値更新


アジア時間に発表されたNZランド第一4半期GDP が0.8%と予想の0.3%を上回ったことでNYドル円は一気に1円余り上昇した。薄商いということもあったが、対ドルでは市場最高値を更新するなどNZドルへの市場の関心は高まった。ユーロも買えずドルも買えないという状況下で豪ドルやNZドルへ資金が流れ込んでいる。時間足ではダブルボトムを形成したことで底堅い動きは本日も継続とみる。ただし、この通貨は流動性が低いことから一気に下落する可能性が高いことから節目では売りを入れておきたい。日本の連休前ということから利食い売りが出やすいことから先日付けた高値の67円80銭の手前では利食い売りが並ぶとみる。
予想レンジ NZドル円:67円50銭~66円40銭
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[全般] バーナンキ議長発言を受け
また、この日はNYの引けにかけてムーディーズが米国債の格付け引き下げ方向で見直すと発表した事でドル売りが強まりドル円は一時78円65銭まで下落するなど依然としてドルの上値は重い。今日も東京市場は介入警戒感と投機的な売りとの綱引きが続くとみるが、クロス円の回復が目立つ事から下げはそろそろ終盤に近いとみる。
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[米ドル円] 3月の時と同じになるのか

3月17日と全く同じ早朝6時にドル円は一気に下落し78円50銭まで下落した。その後直ぐに買い戻しが入り元のレベルの79円ミドルまで戻すなど全く同じ様な動きがみられた。その後野田財務相や与謝野経済相の円高に対する口先介入もあったが市場は全く反応しなかった。NY時間に入りバーナンキ議長が議会証言で労働市場の弱さを指摘するとともに景気回復が遅れデフレリスクが再び現れれば追加の政策支援が必要となると発言した事でドルが全面安となった。ドル円もじりじりと再び下値を試す展開が続き78円台に再び突入するなど上値の重い展開が続いた。更にNYの終わりにかけてムーディーズが米国債の格付け引き下げ方向で見直すと発表した事でドル円は前日と同様に朝の薄商いのなかで一時78円65銭まで下落するなど荒っぽい動きとなった。3月は安値をつけた次の日に協調介入を行った事でドル円は急騰したが、今回は震災の影響も薄れたことや欧州や米国への不信感が漂う事から介入は難しいとみる。ただし、クロス円の買いが強まる事からドル円の底はそろそろ近いとみる。
予想レンジ 米ドル円:79円60銭~78円50銭
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[ユーロ米ドル] ドル安でユーロ買い戻し


前日までのユーロの下落も一服しこの日はドル安の影響でユーロのショートカバーが入った。ギリシャ支援策の取りまとめを8月末にした事などで債務問題はイタリアやスペインにまで波及しかねない勢いから前日まで売られたユーロも上昇に転じた。この日バーナンキFRB議長は議会に於いてデフレリスクが再び現れれば追加の政策支援が必要となるだろうと発言。これを受けドルは一斉に売りが強まりユーロもこれまでのショートカバーも出て大きく上昇。それ程目立った発言とも思えなかったがショートカバーの切っ掛けを作ったことになる。その後ムーディーズが米国国債の格付けを引き下げ方向で見直すと発表した事で東京の早朝に更に買いが強まり1.42ミドル近辺まで値を戻している。結局米国と欧州の悪材料の綱引きが続く動きは今後も続くとみてよいだろう。61.8%戻しの1.43ドル付近までの戻しが限界とみる。
予想レンジ ユーロ米ドル:1.4300~1.4130
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[スイスフラン円] 買いサインに転換


有事のスイス買いと円買いもスイスの買いが円を上回っている。ユーロスイスでこの日更に高値を更新したことでスイス中銀のヨルダン副総裁はデフレになった場合には行動する準備があるなど介入を示唆するものの、過去殆ど介入効果のなかっただけに寧ろスイスがいが強まった。特にユーロスイスはユーロの買い戻しが強まるにも拘らずスイス買いが上回ったことで1.15を割り込むまで売られた。ユーロもドルも買えずに結局ゆき場所のない資金がスイスや円を買っているといった傾向が明らかにみえる。スイス円で96円85銭にあったパラボリックのSARを上に抜けた事で売りから買いのサインに転換した。前回の高値97円65銭とほぼ同レベルまで今朝方上昇した。これで上値を超えきれないと短期的なダブルトップを形成する格好になる。NYの終わりの96円50銭を下回らなければ再度上値を試す展開とみる。
予想レンジ スイスフラン円:97円65銭~96円50銭
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[全般] ユーロもドルも買えず
一方、米国債務上限引き上げ問題も難航していることからユーロもドルも買えず最終的に円やスイスフランにマネーが還流し始めた。一時的な動きとみるが、15日の会合まではこの動きは続くとみる。
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[米ドル円] クロス円全面安

強いサポートと思われた80円を欧州時間が始まるとあっけなく割り込んだ。17時ちょうどに纏まった売りが出たのはオプションの可能性もある。いずれにしてもこの下げでクロス円の損切りを巻き込み円は全面高の展開となった。しかし、損切りを付けた後はクロス円の買い戻しが見られたがドル円はNY市場で再び上値の重い展開となった。また、NY時間に公開されたFOMC議事録でFRBメンバーの一人が米国経済成長の遅れるようであれば一段の緩和の必要性があるとしたコメントが意識された。債務上限引き上げ問題の難航する中でドル自体売りが強まった。今日はバーナンキ議長が半年に一度の議会証言を行うが、その中で前回の雇用統計の悪化などに再び言及するようであればドルが更に売り込まれる可能性もある。ドル円は既に前回の安値79円70銭を割り込んだことで76.4%戻しの79円を試す展開とみるが、そろそろ介入警戒感が強まり自律反転もありそうだ。
予想レンジ 米ドル円:79円85銭~79円00銭
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[ユーロ米ドル] 15日の臨時会合へ期待

スペインやイタリアの国債利回りが6%台に上昇。これを受けこの日はECBが国債の買い入れを行ったとされ何とか国債の投げ売りは収まった。また、15日にはEU首脳が臨時会合を開く見通しとなった事でユーロの下落も落ち着き100ポイント近く買い戻された。ギリシャ問題も一旦は後退したものの、今後その他の債務国がギリシャと同様な状況になればユーロそのもの自体の存続が危ぶまれるといった恐怖感が少しずつ湧いてきたようだ。元々問題を先送りしているという意識が市場には強い。この不安感を払しょくできるかどうか15日の会合まではユーロは不安定な動きが続くとみる。一方、ドルも債務上限問題など不安材料が多くユーロの下落も限界がありそうだ。76.4%戻しの1.3780付近が当面のサポートとみる。
予想レンジ ユーロ米ドル:1.4040~1.3850
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[豪ドル円] 雲のねじれ


欧州不安の拡大からリスク回避の動きによりクロス円は全面安の展開。これを受け豪ドル円も3月以来の安値を更新するなど三日連続で下落している。豪州政府が先日CO2削減による環境税を来年から実施するとの方針を示した事で豪ドルに対して売りが出やすい状況であった事も今回の売りが加速した背景にある。一目の雲のねじれが丁度12日であった事も売りを誘ったのだろう。ボリンジャーバンドの下限で一先ずサポートされたがドル円が79円を割り込むと更に下落の可能性が高まるとみる。しかし、ユーロやドルなど不安材料が高く、資金は最終的に資源国であり金利の高い豪ドルに戻るとみて、下げたところは中期的な投資として買いを入れるのもよいだろう。サポートレベルは50%戻しの82円30銭付近とみる。
予想レンジ 豪ドル円:84円50銭~82円50銭
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[全般] 欧州債務危機がイタリアへ波及
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[米ドル円] リスク回避から円買い強まる

先週の米雇用統計でドル円は一円近く下落したことで週明けの東京市場では買いが旺盛で始まった。しかし、先週末からイタリア債務問題が浮上した事で更にリスク回避の動きが強まりユーロ円を中心に売りが出るとクロス円が全面安の展開となった。この日は80円30銭にあったパラボリックのSARを抜いた事で売り転換のサインが点灯した。また、6月から少しずつ始まった上昇トレンドラインも下抜けした事で弱気のセンチメントが出始めたとみる。今日は80円を試しに行く動きもありそうだが、このレベルでは前回も見られたようにかなりの買いの注文が入るとみられ、結果的にはもみ合いから抜け出す事はないとみる。
予想レンジドル円:80円80銭~80円00銭
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[ユーロ米ドル] ユーロ圏債務危機拡大

先週末にイタリア株式が銀行株を中心に下落した事で既に市場は欧州債務問題がイタリアに波及するといった懸念が強まっていた。週明けの欧州市場ではオープニングから再び株価が大きく下落し、国債利回りも10年来の高値を付けた。市場ではイタリアがデフォルトに陥るといった話も聞かれたがビニスマギECB理事はこの日の会合でイタリアは富裕国で明らかに国債を償還する事が出来るとしデフォルトの可能性を否定した。しかし、市場の懸念は払しょくされる事はなくユーロは一時NY時間に1.4ドルを割り込み1.3985ドルを付けた。一目の雲の下限を二日連続で下回り大きく下落した事で上値の重さを確認したと言いたいところだが、5月23日付けた安値1.3670を超えられなかった事で辛うじて首の皮一枚繋がっている。このレベルを今日下抜けするようであれば、1.37ミドルまでそう時間はかからないだろう。
予想レンジ ユーロ米ドル:1.4125~1.3970
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[ユーロ円] サポートを下抜け

ギリシャ問題が後退した次にポルトガルの格付け引き下げがユーロの不安感が高まったものの、ECBは先週に特例として担保の受け入れを表明した。ところが次は欧州第三の国イタリアの債務問題が浮上。ユーロは1.4ドルを下抜けすると同時にドル円も80円前半まで下落した事でユーロ円の下落は超特急並みに売りが加速した。これで二日続けて4円50銭近く下落した事になる。如何に掛け算通貨が走り始めると勢いが凄いかを実証した。61.8%戻しの113円40銭付近は3月の協調介入後の最安値で、このレベルを超えて来た事で、今度は戻しの高値に変るとみる。76.4%戻しの111円が次の下値目標となるが、15日にはストレステストの結果も発表され、今日の会合でイタリアに対する救済の話が出れば一気に戻しかねない。深追いは禁物だ。
予想レンジ ユーロ円:113円40銭~111円00銭
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[全般] 米雇用統計のネガティブサプライズ
前日に発表された米ADP雇用統計が大幅に改善されていた事を受け市場は今回の6月雇用統計には期待感が高まっていた。しかし、発表された非農業部門雇用者数は1万8千人増と予想の10万人を大きく下回った。更に、失業率も9.2%と前月の9.1%から更に悪化した事でドル円は1円近く下落。また、クロス円も安全通貨のスイスフランを除き全面安となった。この結果が今後米国景気回復ペースへの懸念を拡大するとの見方が強まるのか。或いは、今回は日本の震災による影響が出たことからの一時的な現象とみるのか見極める週になりそうだ。失業率は景気の遅行指数なだけに単月だけを見ても判断を下すのは時期尚早だが、少なくともこの衝撃は暫く後を引くとみる。
再びQE3への思惑が高まり始め米国の債務上限枠拡大が難航し米国デフォルトの懸念が高まればドル安への拍車が強まるとみる。今週から始まる米企業の決算発表も注目したい。
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[米ドル円] 元の黙阿弥


期待された米雇用統計は予想を大きく下回り市場はカウンターパンチを負ったような衝撃が走った。元々今日統計の数字はぶれ易い事は分かっていたがこれ程予想と違った事も珍しいかもしれない。発表後にドルは全面安となりドル円も81円ミドルから80円ミドルへと一気に1円下落。約ひと月かけて1円上昇したドル円が一瞬のうちに押し戻されたという印象が残る。こうなると輸出の実需筋も戻しはしっかりと売っておきたいという気持ちが強まり戻し上値は再び81円付近が重くなりそうだ。一目の雲の下限を超えられずに押し戻された事で目先はこの下限に沿って80円後半のもみ合いが続くとみる。ただし、短期のチャートでは上昇トレンドラインを下回らなかった事から一時的な下落から再び上昇の可能性も残っている。
予想レンジ 米ドル円:81円00銭~80円30銭
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[ユーロ米ドル] 米雇用統計の悪化がユーロ売り


前日にECBが利上げを行い、更にポルトガル国債の担保受け入れを明らかにした事でユーロは大幅に上昇。しかし、先週末に発表された米雇用統計が予想を大きく下回ったことで世界景気への懸念拡大か強まった。発表直後はドルが全面安に反応したものの、その後はユーロに対する不安感の高まりから結局前日の上げ幅を上回る下げとなった。一目の雲から再び下に抜けて引けたことで上昇の勢いは目先ここで潰えたとみる。しかし、時間足で見ると76.4%戻しの1.42前半で跳ね返されている。また、上昇トレンドラインの上に位置する事から下落も一先ず今週は限られるだろう。一目の雲の下限に沿ってじりじりと値を戻す展開とみるが週末の金曜日には雲が一旦キレる事から、その時が流れの変わるタイミングとみる。
予想レンジ ユーロ米ドル:1.4450~1.4300
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[NZドル円] 高値更新後一服感


先週の雇用統計の悪化により米国景気への懸念が強まり、欧州もギリシャ問題だけではなくポルトガルやイタリアなど今後の課題が山積する中で最も上昇が著しい通貨がNZドルだ。先日も大きな地震が起こったものの寧ろ買いが強まるなど人気の高い通貨となっている。先週金曜日は米国雇用統計の発表後に対ドルでは変動相場以降最高値の0.8383を付けてそのまま高値圏で引けている。対円では前日の大幅上昇後にドル円が1円近く下落した事で下落したものの前日の安値66円74銭までは届かず66円95銭で折り返した。下値では依然として買いが待ち構えていると思ってよいだろう。世界リスクが高まる程NZドル円は買われるという構図は今週も続くとみる。
予想レンジ NZドル円:67円80銭~67円20銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |