[全般] ストレステスト無事通過
アジア市場の早朝にS&Pが米国格付けのクレジットウオッチをネガティブに引き下げたことを受けドル売りが先行。しかし、その動きも既にムーディーズの格付け見通しの引き下げもあり一時的なものとなった。前日にバーナンキ議長が現時点での追加緩和の可能性を否定したことで市場の米国への関心は債務上限引き上げに焦点が集まっている。この日はEUのストレステストの結果を控え欧州市場ではリスク回避の動きが強まった。これまでの予想では10から15行が不合格になるとみられたが発表直前には21行が不合格という噂も流れユーロやドル円は上値の重い展開となった。しかし、結果は90行のうち不合格が8行と予想を大きく下回ったことで市場のリスク回避の動きは後退しユーロは買い戻しの動きが入った。しかし、ギリシャ向け第2次支援に絡む民間負担については依然協議中であり査定には反映されていないということもありユーロ買いは限定的となった。
この日発表された米経済指標は全般に予想を下回り景気回復への不信感が高まったものの、ユーロ問題などで反応薄となった。
今週は米国債務問題に市場の関心は集中しそうだ。
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[米ドル円] 米国債務問題が上値を抑える

朝方にS&Pが米国格付けのクレジットウオッチをネガティブに引き下げたことを受けドル円は78円後半まで下落したがすぐに押し戻された。既にムーディーズが発表していたこともあり一時的な反応に終わった。野田財務相が円高の背景には海外の諸情勢があるとし介入にはノーコメント。結局79円台を底に値幅の狭い動きに終始。NY時間に発表された米消費者物価指数やNY連銀製造業景気指数、設備稼働率などすべてわずかに予想を下回るものであったもののドル円への影響はそれ程見られなかった。欧州ストレステストの結果を控えていたこともあるがドル円の下値リスクはやや後退している。結果的にストレステストは予想よりも良かったことを受けリスク回避の動きは後退したものの、依然としてギリシャの第2次追加融資も含め不透明感が強く、米国の債務上限問題もありドル買いも限られる。今週は米債務上限引き上げ問題に市場の関心は集まると見る。時間足では一目の雲に入り込んでいることから79円を中心の動き継続とみる。
予想レンジ 米ドル円:79円60銭(38.2%)~78円90銭
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[ユーロ米ドル] ストレステストの結果も限定的


この日は欧州銀行監督機構(EBA)のストレステスト結果の発表を控え不安定な動きが続いた。これまでは不合格の銀行が15行近いとされたが発表前には21行が資本不足で不合格になるとの噂が流れユーロは100ポイント近く下落するもののすぐに買い戻しが入るなど投機的な動きが先行。その後NY時間でもユーロ売りが強まったがEBAはストレステストの不合格は91行中8行と予想を大きく下回ったことでユーロの買い戻しが強まった。しかしNY引けにかけては再びユーロは押し戻せれた。ギリシャ向け第2次支援に絡む民間負担については依然協議中であり査定には反映されていないということもあり、今後も債務問題は不透明感が漂う。結局ユーロは1.38ドル台まで下落したことで長い下髭を伸ばしたことで下げ止まり感が強まった。目先は76.4%戻しの1.43ミドルから1.4ドルでもみあいが続くと見る。
予想レンジ ユーロドル:1.4280~1.4100
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[カナダドル円] 政策金利発表を控え

先週のカナダ円は三日連続で陽線が続いて赤三兵がみられる。やや短い上髭が出たことで先詰まりにも見える。一目の雲の上限83円であり、フィボナッチの50%戻しも83円でもあることが意識され跳ね返された。明日はBOCの政策金利の発表を控えているものの1%据え置きと予想されることからそれ程インパクトはないとみる。ただ、カナダドルは米ドルに先行することが多く、ドルの安心感が強まれば雲へ突入する可能性が高い。今週は84円付近を目指すと見るが今日は日本の祝日ということもあり値幅が限られると見る。
予想レンジ カナダドル円:83円00銭~82円30銭
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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