ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-07

[全般]  材料難のなかNYダウ下落

先週の欧州ストレステストの結果は91行中8行が資金不足と予想以上の好結果となったものの、依然として欧州問題への懸念はくすぶり続ける。日本の祝日の中週明けのアジア市場でユーロは軟調な地合いで始まった。また、朝方発表されたNZランドの消費者物価指数が予想を上回る強い数字が発表された事を受けNZドルが対ドル対円で上昇して始まった。しかし、その後はドル円がじりじりと売りが強まる中でクロス円も全般に上値の重い展開が続いた。この日は特に材料らしい材料は見られなかった事もあり全般に動意の乏しいなかダウ先物の下落が目立った。NY時間に入るとNYダウは予想通り下落し一時170ドル近い下げる場面もみられた。大手格付け会社のフィッチは米国連邦債務上限が8月2日までに引き上げられなければ格下げ方向で見直す事を表明。先週末までに引き上げ問題は解決するといったガイトナー財務長官だが、結果的に纏められなかった事で市場の不安感が依然市場のリスク回避の動きを強める。この日金価格は1600ドルの大台に乗せるなどマネーの行き場所は限られている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]  79円を挟んでの小動きに終始

(米ドル円時間足)


週明けのアジア市場は東京が祝日ということもあり全般に値動きの乏しい中ドル円は上値の重い展開で始まった。しかし、先週の日中にも起こったが介入の噂からいきなり買いが強まる事があり、下値を売るのは慎重になっている。この日も薄商いの中昼過ぎにドル円がいきなり上昇し介入と間違う場面もあった。米国債務上限問題が先週末で解決するかと思われたが結局先延ばしとなった事でリスク回避の動きはまだ続く。どこかで下値を試しに行こうと材料探しといったところだ。ボリンジャーバンドの幅が極端に狭まっていることから、いずれどちらかに振れるときはそう遠くはなさそうだ。

予想レンジ 米ドル円:79円60銭(38.2%)~78円50銭

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[ユーロ米ドル]  イタリアやスペイン国債利回り上昇

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD20110719_hiashi.jpg

先週発表されたストレステストは予想以上の好結果となったものの、市場の不安感は払しょくできなかった。ギリシャの債務不履行の可能性を織り込まなかったことから資産査定の信憑性に疑念が残るとの指摘が強まった。この結果、この日もスペインやイタリア国債が下落しユーロ導入以来最高の利回りとなるなど不安感は残るものとなった。一方で、米国債務上限問題も難航しフィッチが格付け見直しの可能性を示唆するなど米国の不安感も漂う中ユーロドルも動きにくい状況は続く。ローソク足の下ひげが大きく伸びて終わった事で今日はやや底堅い動きと見るがせいぜい1.42ミドルがいいところか。しばらくもみ合いが続くとみる。

予想レンジ ユーロ米ドル:1.4240(76.4%)~1.4050

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[NZドル円]  政策金利発表を控え

(NZドル円日足)


(NZドル円時間足)

NZDJPY20110719_jikanashi.jpg

週明けのアジア市場早朝に発表されたNZランド消費者物価指数が前期比で1.0%と予想の0.8%を上回ると同時に、前年比でも予想を上回るなど強い消費を示した。これによりRBAのインフレターゲットの1-3%を前年比で大きく上回ったことから市場は利上げ期待が強まりNZドルは上昇。しかし、この日は日本が祝日ということもあり商いの乏しい中でドル円の上値が重く、結局この日のNZドル円も小幅な動きで終始。ローソクも十字線を描いて終了。時間足をみると短期的にダブルボトムを形成した後に横ばいとなっていることから、今日も動きにくそうだ。欧州と米国の債務問題が燻ぶることからリスク回避の動きは強いものの、それだけに資金は短期的な投資先としてNZドルに入りやすい。しかし、下落が始まると止まらないというのがこの通貨だけにストップはしっかりと入れておきたい。

予想レンジ NZドル円:67円50銭~66円50銭

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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