[全般] 米債務上限問題の結果待ち
この日はまた、ムーディーズがギリシャの格付けを引き下げたこともリスク回避の動きを加速させた。結局ドルからの逃避の動きは止まらず、金やスイスは対ドルで過去最高値を更新した。そろそろ今日あたり米債務問題も決着がつく可能性もあるが、これだけ政府の決断が纏まらずに引き延ばされたことは米国への不信感は今後も当面払しょくされないだろう。格付けも結果的に引き下げられるとの観測が強く、ドルの上昇は限られそうだ。
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[米ドル円] 米債務上限問題やギリシャの格付け引き下げで円高

週末に米国債務上限の引き上げ問題が決裂したことで早朝からドル売りが強まり、ドル円は先週末のNY終値の78円55銭から78円13銭まで下落して始まった。しかし、介入警戒感は依然強いことから78円を割り込むまでにはいかなかった。この日はまた米国格付け会社がギリシャの格付けを3段階引き下げてデフォルトの二歩手前としたが、市場には予め想定していたこともありそれ程動揺は見られなかった。ただ、リスク回避の動きは米債務問題と重なり継続、金やスイスが最高値を更新するとともにクロス円も上値の重い展開が見られた。個人のドル買いなどはこのレベルで断続的に入っているようだが、利食い売りも80円付近に置いてあるとの指摘もあり当面狭い値動きになりそうだ。今日にも米債務問題が決着すれば取りあえず買いが強まると見るが80円を抜ける勢いはないだろう。
予想レンジ 米ドル円:79円00銭~78円00銭
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[ユーロ米ドル] ギリシャ格付け引き下げで


週末の米国債務上限問題が決裂したことで週明けのユーロドルは上昇して始まった。NY市場の終値1.43ミドルから1.4416まで窓があいた状態で始まったユーロはその後は窓を埋める動きが強まった。また、この日は米国格付け会社がギリシャの格付けを3段階引き下げたことでユーロ売りが加速し先週金曜日の安値である1.4325ドル付近まで下落した。格付けはデフォルトの二つ手前とした。しかし、既にギリシャ格付け引き下げはほぼ織り込み済みということもあり、市場の影響は限られた。結局この日は米国の債務問題の決着を待つ事になりユーロは1.43後半で終了し底堅い動きとなった。日足のチャネルの上限でもみあいが続いていることから、そろそろ下落が始まる頃とみる。そのきっかけを作るとしたら米債務問題に一つの決着がつく時とみる。
予想レンジ ユーロ米ドル:1.4400~1.4180(61.8%)
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[米ドルスイスフラン] 安全資産のスイス買い


ギリシャ問題がひと段落した事で一時的にリスク回避の動きが後退しスイスも買われる場面もみられたものの、米国債務問題から再びスイスは上伸。週末で結果が出ると思われた米債務上限引き上げ問題は最終的に決裂し今週にもつれ込んだ。これを受けドル売りが強まると安全通貨である金やスイスに資金が流れ込んだ。更に、米国格付け会社のムーディーズがギリシャの格付けを3段階引き下げた事で更にリスク回避の動きが強まりスイスはこの日ドルに対し史上最高値となる0.8020をつけた。8月2日までに米債務上限問題が決着する事はまず間違いなく、その時には一旦ドルスイスも買いが強まるとみる。上値の戻しとしては先週末のニューヨーク終値の0.82付近かその日の高値の0.8250付近とみる。しかし、最終的にドルへの不信感が残る事になれば再び売りは強まりチャネルの下限の0.79ミドルを目指す展開になりそうだ。
予想レンジ 米ドルスイスフラン:0.8250~0.7950
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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