ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-07

[全般] 米債務問題協議を控え

米国債務上限問題協議が一日伸びて本日の東京時間に共和党の債務上限を2段階に分けて引き上げる法案可決に向けて採決が行われることから、その結果を見極めたいとする動きから神経質な展開が続いている。しかし、共和党内の一部が反対に回る可能性も高いことや、下院で可決されたとしても上院では民主党が否決されることは確実ということから、この問題は8月2日までぎりぎりまで長引くとの観測もある。そんな混乱が続くなかでドル円は8月2日までは介入が入らないという噂が広がった。その間は下値を試そうとする動きが続く可能性が高いとみる。与謝野経済相が介入額は1兆円か2兆円かいくらで済むのか難しいといった発言がその噂を加速させた。いずれにしても今日の法案が可決されたとしてもドルの上昇は限られ、寧ろ戻し売りが強まるとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 介入は難しいとの思惑から

(米ドル円日足)


ドル円は依然上値の重い展開が続いている。この日も東京市場では8月2日までは介入が入らないという噂が流れじりじりと77円ミドル付近まで売りが進んだ。与謝野財務相が介入に対して1兆か2兆円かかるのか難しいといった話が伝わると市場は当局の介入の本気度を試すかのように売りを出してきた。今日は東京の早い時間に共和党の債務引き上げを2段階に分けて行うかどうかを採決される。もし、採決されたとしても上院で否決の可能性もあり依然混迷は続くことから、ドル円はその度に下値を試しに行くことになりそうだ。
ただし、77円を超えるようであれば流石に何らかのアクションは入るため77円ミドルからの売りは短期でポジションを閉じた方がよさそうだ。

予想レンジ 米ドル円:78円20銭~77円20銭


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[ユーロ米ドル] イタリアへの懸念高まる

(ユーロ米ドル日足)


欧州時間に発表された欧州の7月業況判断指数や消費者信頼感指数などの経済指標が悪化したことや、米国の債務上限引き上げ問題の混乱継続などから市場は神経質な展開が続いた。特に、この日行われたイタリア国債の入札で利回りが上昇したことを受けユーロ圏債務危機が欧州全般に波及するとの懸念が強まりユーロは下落。一目の雲の下限である1.4320を下抜け1.4255まで売られた。その後は本日行われる下院での採決を控えショートカバーが入り雲の下限を少し上回る1.4325まで上昇して引けた。しかし、下降トレンドラインを上に抜けなかった事で上値の重い展開は今日も続くと見るが、欧州問題は米国の債務問題で影が薄く、当面はレンジ内での動きになりそうだ。

予想レンジ ユーロ米ドル:1.4400~1.4250


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[ポンド米ドル] 欧米債務懸念からポンド買い

(ポンド米ドル日足)


米国の債務上限問題が未だに決着をみずに混迷。欧州も、昨日のイタリア国債の入札が不調に終わるなど依然債務問題は燻るなかで市場の余剰マネーは一旦ポンドの国債などに流れ込んでいる。この日はMPCメンバーのマイルズ委員はインフレ抑制措置を余りにも急速に実施した場合、景気回復が失速するリスクがあるとしたことで利上げ期待が後退した。しかし、リスク回避から比較的安心なポンドに対し安値レベルでは買いが待ち構えた。前日に一目の雲に突入し上値の重い展開となったポンドもこの日は荒っぽい動きの中で再び雲の上限に辛うじて顔を出した。雲はこの後やや下降気味に推移する動きを見せている。米国の債務問題が一先ず決着をみる事があれば再び雲の下限を目指す展開とみる。
今日の下院での決着が長引けば雲の上限付近でのもみ合いが予想される。

予想レンジ ポンド米ドル:1.6440~1.6270


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