ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-08

[スイスフラン円]  リスク回避のスイス買い再び

(スイスフラン円日足)

CHFJPY20110822_hiashi.jpg

(米ドルスイスフラン日足)

USDCHF20110822_hiashi.jpg

アジア市場では前日のNY市場の株価急落の影響からアジア株も全般に軟調な幕開けとなった。これを受け、リスク回避の動きからアジア通貨が全般に売りが強まると安全通貨のスイスや円などのへ資金が流れ始めた。ただ、ドル円の下値を試そうとする動きが目立ちスイスは対円では寧ろ上値の重い展開がみられた。しかし、前日に結局ペッグ制の動きは見られなかったこともあり欧州時間に入るとスイス買いの動きが始まった。更にNY市場に入るとNYダウの下落に伴いスイス買いの動きが強まり一時0.7805の安値を付けた。ドル円が75円台に突入した時でも、スイスはドル円以上に上昇し対円でもこの瞬間97円62銭を付けるなど最強通貨のスイスの本領を発揮した。しかし、依然としてペッグ制の可能性を残していることからスイスの上値を追うのも今のところ慎重な動きがみられる。対ドルでは下降トレンドが0.8付近で上値を抑えていることから、このレベルを超えられるか注目したい。スイス円の日足一目の雲は上昇トレンドが続いており、上昇トレンドラインも同じ95円ミドル付近で強いサポートとなっている。ペッグ制を実施しない限りこのレベルを下回るのは難しい。

予想レンジ スイスフラン円:98円00銭~96円00銭(雲の上限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]  ECBの国債買い入れ

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

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欧州時間にECBが周辺諸国の国債を購入しているとの観測が広がると、前日から売り込まれていたユーロに買い戻しの動きが強まった。今週26日に行われるバーナンキ議長の講演ではせく年と同様に量的緩和を実施する発言に市場の注目は集まる。発言次第ではドル売りに繋がることからユーロドルの底値も限られるが、積極的にユーロを買う材料もない。結局これまで同様に1.45から1.40ドルのレンジ内での動きが今週も続くと見る。一目の雲の上限に沿ってじりじりと上値を下げており今日の雲の下限である1.42ドル付近を試す展開になると見る。ここは76.4%戻しのレベルでもある。

予想レンジ ユーロ米ドル;1.4450~1.4200

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[全般]  米景気指標の悪化を受け市場の動揺拡大

米国経済指標には強弱まだら模様が続くものの、極端に悪い指標が出ると急速にリスク回避の動きが出るなど市場の不安心理は依然として根強い。米金融当局が欧州大手銀行の米国での事業を調査していると報じられ欧州株価は下落するなど嫌なムードが漂っていた。
この日発表された米新規失業保険申請件数は前回の回復が継続されるか注目されたが予想をやや下回るものだった。一方でCPIは予想を上回るものであったことから市場はあまり反応を示さなかった。その後発表されたフィラデルフィア連銀製造業指数がマイナス30.7と予想のプラス2.0を大きく下回った事で市場は米国だけではなく世界景気への先行き不安が一気に拡大。これによりリスク回避の動きが強まるとドルや円が上昇。特に豪ドルなどのクロス円の下落が目立つなど、市場の不安感が一旦は後退したと見られた今週だが、依然として不安定な動きが残ることが分かる。一方で、景気先行指数は0.5と予想の0.2を上回り、ダドリーNY連銀総裁は7月の消費は予測よりも堅調とコメントするなど一方向の不安感ともいえず市場にはまだ期待感も残る。全般的には一頃の悲壮感はなくなり、落ち着いた状況にはなってきている。来週26日のバーナンキ議長の講演を控え徐々に市場の動きは沈静化していくと見る。

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[米ドル円]  介入警戒感と時間の戦い

(米ドル円時間足)

USDJPY20110819_jikanashi.jpg

ファンド勢などの投機的なドル円の売りはここにきて殆ど見られなくなった。時間足でのボリンジャーバンドの幅が極端に狭まっていることもドル円相場のこう着状態を示すものだ。昨日発表されたフィラデルフィア連銀製造業が予想を大きく下回ったことからリスク回避の円買いの動きが76円44銭まで10銭程度売り込まれた。いつもであれば投機筋が一気に安値を試す展開になるものが、日本の政治絡みとなった介入への警戒感が強く攻めきれずにいる。後は、時間の経過とともに上値が重くなったところで隙を狙った下攻めがどこかでるかだろう。我慢比べの様相を呈してきたが、今日のこのレベルから下を攻めたとしても最終的に週末ということもあり下落幅は限られる。ここから売ったとしてもリスクが高いだけに面白みはない。今日のドル円は見守りながら下押しをしたら考える。

予想レンジ 米ドル円:76円90銭~76円25銭

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[スイスフラン円]  下げ止まりから次の一手

(スイスフラン円日足)


(スイスフラン円時間足)

CHFJPY20110819_jikanashi.jpg

スイスはユーロとのペッグ制を行う可能性が高いと見ていた市場も前日は当座預金残高の目標を引き上げただけにとどまった事で失望感が強まった。この日は市場でスイス中銀がフォワード市場で資金を供給しているとの噂が広がりスイスの上値は抑えられた。しかしNY時間に発表された米国経済指標の予想以上の悪化を受けてリスク回避からのスイス買いが強まるなどもみあいが続いている。実際に数日中にスイスがペッグ制を実施する事がなければ投機筋はいつでもスイス買いの準備は整っていると見る。しかし、今日は週末を挟んでいるだけに買いを入れるにはリスクが高過ぎる。寧ろ、週末ということから下値を再度試す展開の可能性が高いと見る。

予想レンジ スイスフラン円:98円70銭(23.6%)~94円00銭(雲の下限)

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[ユーロ米ドル]  欧州大手銀行への米当局からの調査

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

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米紙ウォールストリートジャーナルは米監督局米国銀行の資金調達難に陥る恐れがある事から欧州大手銀行の米国部門の監視を強めているとの報道を受け欧州株式市場は大きく下落。前日まで堅調に推移していたユーロも1.45ドル台をつけた後に利食い売りも混じりながら下落に転じ1.43ミドル付近まで押し戻された。また、NY時間に発表されたフィラデルフィア連銀製造業景況指数がマイナス30.7と09年3月以来の低水準に落ち込んだ事を受けリスク回避の動きが強まるとドル売りユーロ買いの動きが活発となった。ユーロは一時1.4270まで下落。再び一目の雲の上限を下回り基準線のある1.4275付近でようやく支えられた。雲の底値は更に深くなってきていることから下値リスクは高まるが、1.4270付近は来週からの雲の上限になる事から、このレベルがサポートとなる事も考えられる。或いは、世界的な景気減速への懸念が強まれば雲の下限でもある1.41ミドル付近までの下落もありそうだ。今日は雲の下限でもある1.4220付近が下値の目途とみる。

予想レンジ ユーロ米ドル;1.4380(61.8%)~1.4220(雲の下限)

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休刊のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

17~18日の更新を勝手ながらお休みにさせて頂きたいと思います。
19日以降は更新予定でございますので何卒よろしくお願いします。

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[全般]  株価全般に堅調な地合いを受けドル安

週明けの東京市場では先週末からリスク回避の後退の動きを受けクロス円が全般に堅調な地合いで始まった。唯一下落で始まったのがスイス円だった。数日中にもスイスとユーロの相場に具体的な目標を設定し必要な場合には市場に介入するという一部の報道を受けたものだ。朝方に発表された日本の実質GDP速報値はマイナス1.3%と3か月連続マイナスとなった事で円買いの動きに歯止めをかけた格好だ。日本の企業がお盆休みということから商いは薄くドル円では動意が乏しく値動きは小幅にとどまった。アジア全般に株式は堅調に推移し、これを受け欧州も底堅い動きで始まった。この日はECBが先週に220億ユーロと過去最大規模の債券購入を実施したことを発表。ECBが本気で債券市場の鎮静化に乗り出した事を市場は好感しユーロはスイス売りの動きとともに堅調な動きに終始。また、NY時間に発表されたNY連銀製造業景気指数がマイナス7.72と事前予想の0.0を大きく下回った事や、アトランタ連銀総裁がFOMCの2年間低金利据え置きの結果を支持するとしたことでNY株価が上昇しドルは下落。ユーロは1.44ミドルのレンジの上限まで上昇した。先週までの過度な市場の不安感が後退する動きが目立つ1日だった。しかし、市場はまだ不安定な状態は変わらず、本日はRBA議事録やユーロ圏第2四半期GDPの発表いかんでは再び波乱含みになるとみる。

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[米ドル円]  お盆休みと介入警戒感

(米ドル円時間足)


週明けの東京市場では日本の実質GDPの発表を受け円は上値の重い展開で始まった。内閣府が発表した4-6月期GDPは年率換算でマイナス1.3%と3期連続でマイナスとなり、特に震災の影響で輸出が大きく落ち込んだ事が響いた。ドル円は一時77円台に乗せたものの、お盆休みということもあり市場参加者は少なく全般に動意に乏しい。スイスが近日中にペッグ制に移行するための目標設定を設定する公算があるとの報道でスイスは更に下落が進み、スイスから流出した資金が円に乗り換えるのではといった観測もドル円の上値を重くした。NY市場ではNY連銀製造業景気指数が3カ月連続で予想を大きく下回ったことからドル売りが強まり一時76円49銭まで売り込まれた。しかし日曜日のTV討論会で野田財務大臣が介入の可能性を強く示した事もあり76円前半では介入警戒感が強く、攻めきれなかった。市場は先週の様なリスク回避の動きが後退してきたことからクロス円の上昇が目立つことからドル円は底堅い動きが続くと見る。

予想レンジ 米ドル円:77円30銭(23.6%)~76円50銭

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[スイスフラン円]  数日中に目標設定の公算

(スイスフラン円日足)


(スイスフラン円時間足)

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先週末にスイス中銀がスイスの上昇を抑制するために最後の手段としてユーロとのペッグ制の可能性を示した事でスイスの下落は週明けの東京市場でも続いた。市場はその現実性に疑問はあるとの意識もあった。それを打ち消すようにこの日スイスのゾーンターク紙がスイス政府と中銀がスイスフランの目標設定の可能性について活発に議論をしていることや、数日中に目標設定する公算があることを報じた事で更にスイスフランの売りが強まった。しかし、欧米に入るとスイスの買い戻しの動きが強まり、更に米国経済指標が予想以上に悪化したことやアトランタ連銀総裁の低金利継続に対する支持などの発言でドル売りが強まりスイス買いが強まった。スイス円は日足の一目の雲の上限である96円で跳ね返されたことで、今回の下落は一旦これで終了とみる。実際に、ペッグ制に移行するという事実がなければここからは売り込みにくい。戻しは38.2%の101円付近とみる。

予想レンジ スイスフラン円:101円00銭~96円60銭

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[ユーロ米ドル]  ECBの本格的な債券購入

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD20110816_jikanashi.jpg

ユーロは週明けから一貫して堅調な動きで推移。先週のスイス中銀のユーロとのペッグ制の発言が、この日は一部の報道で数日中に目標設定をする可能性を示唆した事で朝方からスイス売りユーロ買いの動きが続きユーロは堅調に推移。また、欧州時間に入るとECBが先週に220億ユーロと過去最大規模の債券購入を実施したことを発表。ECBが本格的に債券市場の鎮静化に乗り出した事を好感しユーロは更に上昇。また、NY時間に発表されたNY連銀製造業景気指数がマイナス7.72と事前予想の0.0を大きく下回った事や、アトランタ連銀総裁がFOMCの2年間低金利据え置きの結果を支持するとしたことでドル売りが強まるとユーロは8月で最も高値の1.4475ドルまで上昇した。一目の雲の上限を一時上回ったものの、終値は雲の下にもぐったことや下降トレンドを抜けきれなかったことから今日は一目の雲に沿って上値の重い展開とみる。

予想レンジ ユーロ米ドル;1.4480~1.4310(76.4%)

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[全般]  市場の不安心理やや後退か

欧州株式市場は欧州規制当局による欧州株式の空売り規制を受け続伸。前日のスイスフランのユーロとのペッグ制の可能性をスイス中銀が示唆したことから市場の雰囲気は極端な悲観的見方に変化を及ぼし、空売り規制もその動きを強めたようだ。実際にペッグ制に移行するというのは難しいという事を市場は認識している。また、空売り規制にしても買い戻しが終わってしまえばそれ程効果は限られていることも知っている。しかし、これまでの余りに偏り過ぎた悲観論からの脱出には効果があった。これを受け、NY時間に発表されたミシガン大消費者信頼感指数が予想を大きく下回ったものの反応は薄く、寧ろ小売売上高の予想以上の強いコアに対して反応。市場に少しずつ不安感が後退してきたことを示すものだ。NYダウも欧州の勢いを受け前日に引き続き125ドルの上昇となるなどこれまでの乱高下から少しずつ抜け出し始めているようにみえる。今週は米国住宅着工や生産者物価指数、消費者物価指数などが発表されるが、米国の悪材料よりも好材料に対して反応しそうだ。また、先週に改善した新規失業保険申請件数が今回も更に改善を示すものであればNYダウなどの底上げとなることからクロス円に再び火がつく可能性もある。16日に発表されるRBA議事録に注目したい。

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[米ドル円]  最安値を目の前に膠着状態

(米ドル円時間足)

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スイスのペッグ制が示唆された事で安全通貨として買われていたドルやスイス、そして円の一角が崩れ始めた事でドル円の下落の勢いもここにきて衰えた。金曜日も結局クロス円は下を試したものの結局ほぼ行って来い状態で引けドル円も76円台後半でのもみあいに終始。先週は米国の格付け引き下げに次いでフランスの格下げの話が広がると市場の不安心理がピークに達し世界同時株安の不安が広がった。しかし、週末にかけてはその不安心理も大分後退し落ち着きを取り戻した。ドル円はこの不安心理次第では今週も76円25銭の最安値更新を市場は虎視眈々と狙っている。政府日銀もその動きを知ってか、そのレベルではレートチェックなどで牽制。今このレベルを大きく下回るようであれば介入の可能性もありそうだが、それでも上昇の幅は限られるだろう。その時は躊躇せずに戻しを狙って売りで入る。

予想レンジ 米ドル円:77円30銭(23.6%)~76円30銭

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[スイスフラン円]  ユーロとのペッグ制

(スイスフラン円日足)


前日のユーロとのペッグ制の発言はスイス売りに転換させるきっかけを作るには十分な効果を示したようだ。実際にペッグ制へ一時的にせよ移行するのは技術的に見ても可能性は低い。しかし、市場がここまで反応するということはそれだけ市場の不安心理が後退した証ともいえる。この日もその勢いは止まらずスイス売りは続いた。ただ、市場の動揺は一旦後退してもまだ根本的な世界経済の減速を止める手段は見えない。短期の投機的な売りは出たとしても資金はまだ他に行くあても見えない。97円付近からの上昇は米国の財政赤字削減の規模に対し格付け会社の格下げの話がちらついた事でスイスが買われだしたレベルだけに、一旦はこのレベルまでの下落はありそうだ。ただし、95円からの売りは期が熟していないと見る。

予想レンジ スイスフラン円:101円00銭~97円00銭

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[ユーロ米ドル]  空売り規制の効果は一時的か

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル2時間足)

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フランス大手ソシエテジェネラル銀行の株価が大幅に下落したことでドイツを除く欧州4カ国で空売り規制を引いた事で前日に引き続き欧州の株価は金融株を中心に買い戻しが活発となった。これにより欧州株価全体が上昇したことでNYもこれを受け連日の上昇となり週初から始まった世界同時株安の危機も一旦は後退したように見える。また、スイスフランのユーロとのペッグ制の話が広がったこともユーロの底を支えている。この1週間のユーロの動きは世界の株式と歩調を合わせたように上下に大きく乱高下を繰り返したが、その動きもそろそろ終了に近そうだ。結局連日の乱高下を繰り返した割には1.44ミドルから1.40ミドルでの連内で収まっている。時間足でのサポートは1.40ミドル付近を下回ると1.38前半までサポートはない。また、日足の一目の雲が今週から下降トレンドに入ることもあり下落リスクが強まる

予想レンジ ユーロ米ドル;1.4300~4050

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[全般] スイスフランの急落

前日フランスの格付け引き下げの噂が流れ市場の不安感が拡大したものの一日で動揺は薄らいだ。市場はリスクに対し過度に神経質になり過ぎていることから反応しやすいが、逆に言えば切り返しも早い。昨日はスイス中銀の副総裁が一時的にスイスとユーロを固定にすることは合法と発言。これまで最も強く安全であることから買われていたスイスは一気にあらゆる通貨に対して下落。元々、この手の話では可能性が低いことから反応は鈍いものだが、それだけ資金が流れこみ過ぎていた反動だろう。しかし、それだけ市場の不安感が収まり始めている証拠とも受け止められる。昨日のNY市場ではダウが前日の急落から一転して400ドル余りの上昇となった。連日変動の激しい展開が続くものの、このもみ合いが収まる頃は不安感も後退していく時だろう。金も最後の叫び声をあげて1800ドル台に突入した後は昨日も下げに転じている。そろそろ落ち着機を取り戻し次の展開待ちになるとみる。


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[米ドル円] レートチェックでショートカバー

(米ドル円時間足)


アジア時間にドル円はじりじりと値を下げ欧州市場の始まる頃には76円30銭と市場最安値の25銭に迫った。しかし、その直後にドル円は77円付近まで上昇。介入と思われたが、日銀のレートチェックが入ったとみられる。結局目先のショートが切らされた形となり再び押し戻されるなど上値は相変わらず重い展開が続いた。しかし、スイスフランがユーロとのペッグ制の可能性が指摘されたことからスイスフランで纏まった売りが出ると市場の雰囲気が変わり始めた。NY市場で発表された新規失業保険申請件数が予想以上に好結果となったことなどもありNYダウも一時500ドル近く戻されるなど、市場には楽観的なムードが強まった。この結果クロス円の上昇とともにドル売りが強まりドル円は76円後半でのもみ合いで引けた。76円台でのドル売りのほとんどは短期の投機筋の動きとみてよい。そろそろ下値が詰まってきていることから反発の時は近い。

予想レンジ 米ドル円:77円30銭(23.6%)~76円30銭


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[スイスフラン円] ユーロとのペッグ制

(スイスフラン円日足)


(スイスフラン円時間足)

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これまで連日高値を更新したスイスがここにきて久しぶりに下げに転じた。この日は、スイス中銀のジョーダン副総裁が「一時的にスイスとユーロを固定する事は合法」「加入をしなくても更なる金融緩和を行う余地はある」とけん制発言。普段はこのような発言には見向きもしないで買われるスイスフランがこの日は大きく反応。対ユーロで買いが強まると対ドルや円でも大きくスイスフランの売りが入った。結果的にNY株式市場も大きく反発するなどリスク回避の動きが一気に後退した。時間足のフィボナッチでみると76.4%戻しの99円60銭でサポートされた。しかし、このレベルが抜けるようであれば日足の上昇トレンドラインの97円付近までの下落もある。今日は、ドル円の底堅さが確認されるようであれば下落の速度は弱まるとみる。円安とスイス安のスピード競争ではスイスの方が有利に見える。

予想レンジ スイスフラン円:102円00銭~97円00銭


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[ユーロ米ドル] ユーロスイスの上昇

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

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前日のフランス格付け引き下げの噂の後遺症があったのだろう。欧州時間に入りECB月報が発表され成長の下振れリスクの高まりを指摘する内容がみられた。また、イタリア債の保証率が過去最高のレベルに上昇するなど欧州ソブリンリスクの高まりからユーロは1.41付近まで売り込まれた。しかし、当面のレンジ形成の底に近い事から下げ止まった、スイスがユーロとのペッグ制の可能性をスイス中銀副総裁が示した事でユーロスイスが上昇。この動きもユーロの底を押し上げた。また、NY株式市場が大きく上昇して始まったことでそれまでリスク回避により買われていた反動でドル売りが強まりユーロドルは1.4292とこの日の高値をつけた。結局、ユーロは1.44ミドルから1.40ミドルのレンジ内での動きは今後も継続するとみる。一目の雲の上限が1.44ミドルにあるが来週から下落に転じる事から週末のロングポジションは持たないようにしたい。

予想レンジ ユーロ米ドル;1.4330(76.4%)~1.4120


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[全般]  欧州不安拡大

前日の未明にFOMCが開かれ米国の超緩和策が2年間継続すると言及したことで世界の同時株安に歯止めがかかると思われた。これを受けアジアの株式市場は回復の兆しが見え始めていた。しかし、欧州市場が始まるとイタリアに続いて今度はフランス国債の格付け引き下げの噂が広がると金融株中心に株式市場が再び下落。これを受けNYダウも前日の上昇幅を上回る500ドル以上の下落となり再び世界同時株安のリスクが高まる。リスク回避の動きがこの日は再び強まりドルや円といった通貨に資金が流れ込んだ。フランス格下げの噂は複数の格付け会社が否定したものの、このような噂が広がること自体が市場の不安感が強い事を示すものだ。ドル円は76円25銭の史上最高値に迫る76円35銭を付けるなど、介入警戒感はあるものの投機的な円買いは強まるばかりだ。ドルの長期金利が下落しているにもかからずユーロやポンドに対してはドルが上昇するなど、金利差など今のところ市場は全く関係なくファンダメンタルズに市場の視点は移っている。

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[米ドル円]  76円台前半でも介入は見られず

(米ドル円時間足)

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前日のFOMCにより世界同時株安の連鎖は止まったかに見えたが、昨日はフランスの格付け引き下げの噂から再び市場の不安感が拡大。クロス円を中心に円買いの動きが再び強まりドル円も上値の重い展開が続く。この日も76円台から始まりじりじりと値を下げNY時間に入ると76円35銭を付けるなど市場最安値である76円25銭の直前まで売り込まれた。ある報道機関が市場最安値を突破したとの誤報も流れた。野田財務相の介入を匂わす発言も市場は意識しつつも円買いの手を緩めない。急激な円高に対して断固とした措置をとるという話もこのようにドル円の下落は穏やかなもので介入は難しい。もし、ここで入ったとしてもそれは絶好の売り場を投機筋に与えるだけになる。昨日も一時的に急激な上昇がみられたが、あっという間に押し戻されてしまう。東京市場は介入警戒感があり底堅い動きになるだろう。もし介入らしき動きがあればドル売りを仕掛けたい。

予想レンジ 米ドル円:77円50銭~76円30銭

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[ユーロ米ドル]  フランス格付け引き下げの噂

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD20110811_jikanashi.jpg

FOMCで2年間超低金利政策を継続するとしたことでアジア株は堅調にスタートしたが、欧州市場に入るとその動きも一転した。イタリアに続き今度はフランス国債の格下げの噂が流れると欧州の株式市場は一斉に売られ、この下落はNY株式市場にも直撃。噂は否定されたものの、市場の不安心理は再び拡大し世界同時株安の連鎖が再び始まった。ユーロも連日200ポイント以上の大幅な上下運動を繰り返している。日足チャートでの一目の雲の下限で上値は抑えられているのがみえる。しかし、底値は少しずつ切り上がってきていることから1.4ドルを大きく下回る動きは今のところ低い。ただし、1.4050を下抜けした時には下落の始まりとみる。雲の上昇トレンドは12日で終わり来週から下落に入るため1.44ドル付近ではショートをキープしたい。

予想レンジ ユーロ米ドル:1.4350~1.4100

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[スイスフラン円]  上昇も一服感

(スイスフラン円日足)


(スイスフラン円時間足)

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スイス国立銀行(SNB)はこの日スイスフランの上昇に歯止めをかけるべく先週に引き続き追加措置を発表。短期金融市場への流動性拡大を講じるとしたことで一先ずこれまでのスイス買いにも一服感が漂った。中銀は声明で「スイスフランの過大評価は国内経済にとり脅威」とし、必要なら更なる策を講じる事を示した。まるで、日本と同じ状況だが、日本の方が介入額で圧倒的に上回ることがスイス円の上昇に拍車をかけている。ただ、昨日のドル円の動きをみると介入もそろそろ限界に近付いているようにもみえ、そろそろスイス円も天井を付けた可能性もある。時間足の50%戻しである102円70銭化、或いは日足のパラボリックSARの102円付近を目指すと見る。

予想レンジ スイスフラン円:106円50銭~102円70銭

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[全般]  FOMC発表で市場は好転

前日の格下げショックから一夜明けた昨日の株式市場は急速に買い戻しの勢いが強まった。アジア株式市場ではオープニングと同時に売りが先行したがその後は回復。この日行われるFOMCでは何らかの追加緩和策が打ち出されるとの観測が高まったことが背景にあった。これにより、リスク回避の動きにより下落していた豪ドルなどクロス円の買い戻しが見られた。しかし、戻しの場面では投げ遅れた連中の売りが待ち構えていたこともあり、欧州市場では上値の重い展開となった。注目のFOMCでは経済成長が下振れリスクが強まり景気判断を下方修正し、政策金利の実質ゼロ金利を継続する方針を示した。それも、これまでの長期間という文言を2013年半ばまでと期間を今回初めて明記した。QE3に関する内容は一切触れなかったものの、期間を示した事で市場の不安は一先ず払しょくされ、NYダウは前日のお幅下落から一転し400ドル余り上昇。発表後の市場の反応はまちまちではあったものの、最終的にリスク回避の動きは後退しクロス円の買いも強まった。市場はまだ完全にショックから立ち直ったわけではないものの、不安心理が極端に傾き過ぎた事の反動がみられる。今日は米国のNYダウの上昇を受けアジア市場も堅調な地合いで推移するだろう。ドル円も76円台に一度入ったものの、過度な円高には当局介入も入る可能性が高いことが感じられた。今日は下げを拾う展開になりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]  FOMC後に76円台に突入

(米ドル円時間足)

USDJPY20110810_jikanashi.jpg

前日のNY株式市場の急落を受けアジアの株式市場も大きく下落して始まった事でクロス円の売りが先行。それを受け、ドル円も77円付近まで押し戻された。しかし、その後FOMCで新たな追加緩和策が打ち出されるとの観測が高まると株式市場は一気に回復し、それに伴いクロス円も上昇。ドル円も77円ミドルまで戻されるものの金利低下に繋がるドルは主要通貨に対して全般に上値の重い展開が続いた。未明に行われたFOMCではQE3への言及はみられなかったものの、ゼロ金利政策を長期間から2013年半ばまでと期間をはっきりと明記したことで市場は好感。株式は大幅に上昇した事でクロス円の買いが強まりドル円も77円台で引けた。野田財務相か東京時間にFOMの結果次第では対応すると言及した事もあり76円台に入ると介入警戒感は強まった。今日のアジア株式市場なNYの上昇を受けて堅調になるとみられ、売られ過ぎたクロス円の買い戻しが中心になるとすればドル円も底堅い動きになるだろう。

予想レンジ 米ドル円:77円80銭~76円80銭

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[スイスフラン円]  最強のスイス

(スイスフラン円週足)


(スイスフラン円日足)

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(米ドルスイスフラン時間足)

USDCHF20110810_jikanashi.jpg

スイスは対ドルや対ユーロでこの日も高値を更新するなど、安全通貨としてのスイスフランの上昇は止まらない。円も強いがその円を大きく上回る上昇力がスイスフランで、FOMCの声明が発表された後に売り戻しも見られたが、その下げもこれまでの上昇幅をみると小さい。昨日の105円台からの上昇はバイイングクライマックスとも思える動きでそろそろ天井をみたかもしれない。対ドルでも0.7080台に急落した後に0.72ドル台に戻された事で、このレベルがサポートになると見る。一先ず、50%戻しの102円付近までの戻しを狙う。

予想レンジ スイスフラン円:107円50銭~102円00銭

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[豪ドル円]  長い下ヒゲ

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

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(豪ドル円週足)

AUDJPY20110810_syuashi.jpg

前日のNY株式が暴落した事を受けアジア株式市場は大幅安でスタート。リスク懸念の拡大で豪ドルなどリスク通貨の下げの勢いはこの日も続き一時76円50銭まで、対ドルでも1.0の大台を下回ると0.9925ドルをつけるなど3月17日の急落以来の下げ幅となった。しかし、昼近くになると、この日行われるFOMCで追加緩和策が打ち出されるとの観測が広がるとアジア市場全体が回復基調に変わった事で豪ドルも上昇に転じた。元々、金利差や資源国通貨としての魅力的な豪ドルだけに安いところでは長期の仕込みの動きが入り易い。日足トーソク足では長い下髭が伸びた事で3月の安値とダブル底を形成したとみる。78円台では買い下がる。

予想レンジ 豪ドル円:82円00銭(8月6日NY終値)~78円70銭(23.6%)

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[全般]  世界同時株安の恐怖

朝方に開かれたG7声明では市場の安定へ協調行動を解くことを確認しあった。ECBはイタリアやスペインの国債を買い取る方針を示した。しかし、為替介入も含めドルへの具体的な対策はほとんど見られないことからアジア株は全面安の展開となった。ドルも朝方から主要通貨に対して下落して始まったが、欧米市場の株価も大きく下落すると今度は安全通貨としてのドルが全面高とった。オバマ大統領も声明を出したが格付け会社への悪口だけを言っただけという内容で市場への助け船にはなりえなかった。結局NYダウは600ドル以上の下落となった事で世界同時株安が本格的に始まるのではといった恐怖が市場のリスク回避を強めた。結果的に、豪ドルやNZランドドルといったこれまでの投資先の通貨が軒並み急落し、介入前の安値付近に近づく勢いだ。本日開かれるFOMCではQE3の可能性は先ずこのような状況ではありえないだろうが、米国だけの利益に繋がるような何らかの手段を示すようであれば世界的な景気不安を掻き立てることになる。今のところ米国債券は堅調な動きを示しているものの、一旦米国離れが強まればあっという間にトリプル安に陥る危険性を市場は嗅ぎ取り始めている。

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[米ドル円]  声明文には介入を明記できず

(米ドル円時間足)


朝方行われたG7電話会議での声明文は市場安定への協調行動とることを確認したが、具体的なものは示されなかった事で日経平均の下落は止まらず、ドルも全面安の展開となった。欧州市場に入りスペインやイタリアの債権に対してECBが買い入れを行った事で利回りが低下したものの、株価の下落は止まらない。NYダウも大幅な下落から始まると今度はドルが全面高の様相を呈しクロス円が急落。ドル買いと円買いが同時に起きたことでドル円は結果的に77円後半での小動きとなった。結局、声明文では協調介入への同意を得ることはできなかったものの、ドル買い介入は米国債の購入にもつながることから誰にも文句はつけられないものだ。ドル円が下落すれば介入は単独でも今後はいるとみられ、当面下値では買いが強まると見る。今日のFOMCではドル売りに繋がる可能性の方が強いものの、77円手前では買いを入れたい。

予想レンジ 米ドル円:78円50銭(50%)~77円00銭

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[ユーロ米ドル]  ドル高ユーロ安

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD20110809_jikanashi.jpg

G7での声明でECBがスペインだけではなくイタリア国債の買い入れを行う事を発表。欧州市場が始まると早速購入を開始した事で国債利回りは低下したが、購入が膨らめばECBへの信認が低下する両刃の剣でもあり市場の懸念は株式へと移った。結局アジアの株式市場に引き続き欧州の株価が下落し、それまでドル安ユーロ高の動きが一変。問題の米国市場はダウが大幅安で始まるとリスク回避の動きが活発化しクロス円が全般に売られるとユーロも対円対ドルで更に下落するなど、世界的な株安が投資家の心理を直撃し資金が安全なところへと避難し始めている。ただし、ドル自体に問題から始まったためドルもそれ程買っていけるという事ではなくユーロの下落も限界がある。今日のFOMCでは大胆な発案がない限りユーロの下げも一服感が出そうだ。

予想レンジ ユーロ米ドル:1.4250~1.4050(8月5日の安値)

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