ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-08

[全般]  日銀介入とトリシェ発言

東京時間の10時に政府・日銀はドル円で介入を実施。同時に日銀会合も2日間の日程を1日に短縮し予想通り10兆円の追加緩和策を発表。ドル円は77円前半で静かな動きのなか唐突とも思える介入であったものの、それ程市場には驚きはなかった。その後も日銀は断続的に介入を継続し最終的に80円前半まで3円余り上昇。しかし、NY市場に入るとECBのトリシェ総裁がユーロ圏経済は不確実性が高いとし、景気の先行きに警戒感を示した。これを受け、欧米の株価下落速度が増しNYダウは500ドル以上の下落となりリスク回避からの円買いドル買いの動きが活発化した。ドル円も、結局80円台を継続できずに78円台に押し戻さるなど、世界市場の景気不安拡大が安全な通貨を押し上げる結果となった。今回の介入は欧州市場からの避難的な意見もあるだけに、単独介入は一時的な効果しかなさそうだ。ただ、日銀の追加緩和も同時に行った事で目先は急激な円高の動きは阻止されそうだ。今日は米雇用統計の発表でもし予想を下回るようであれば、米国景気減速不安が更に加速し世界的な不安心理が高まると資金は更に安全なところへと流れ込むだろう。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]  介入と金融緩和で円安を狙う

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USDJPY20110805_jikanashi.jpg

東京時間の10時ちょうどに政府日銀はドル円の買い介入を実施した。前日のスイス中銀の緩和政策に続いた格好だが、スイスは既に元のレベル付近まで押し戻されており失敗に終わっている。この日日銀は政策決定会合を2日間の予定を1日に縮小し、追加の金融緩和を発表。追加緩和策として10兆円の増額を発表した事で介入と金融緩和策の両建てで円を押し下げた。結果は3円余りの円安となり一時80円台に浮上したが滞空時間は短く押し戻された。この日はECB政策会合が開かれ、トリシェ総裁が欧州経済の先行きへの不安を示したことや債券買い入れを再開する事も言及したことで欧米の株価下落を誘った。これにより、不安感が強まると円やドル、そしてスイスなどに資金が再び流れ込んだ。ドル円は今回4兆円という大規模介入を実施したものの、単独介入ということや欧州からの避難的な発言もあり時間稼ぎの介入になる可能性が高い。今日は米国雇用統計で予想を下回るようであればドル売り円買いの動きが強まることになるだろうが、介入は一度では終わらず今日も続け、80円付近までの戻しもあるとみる。

予想レンジ 米ドル円:80円20銭~78円20銭(50%)

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[ユーロ米ドル]  トリシェ発言で株価下落

(ユーロ米ドル日足)


この日はECBが政策会合を開き現行の政策金利1.5%で据え置くことを発表。その後のトリシェ総裁の記者会見では市場安定に向けて4カ月ぶりに国債購入を再開。アイルランドとポルトガル国債購入を実施した事と発表。また、イタリアやスペインの債務懸念に言及し景気の下振れリスクを指摘。従来の資金供給を来年1月まで継続し新たに6か月の資金供給を実施することも決めた。これを受け、欧州だけではなく世界的な景気減速懸念が強まり株価も下落。これで欧州金融政策にも変化が出る可能性もあり上値の重い展開になりそうだ。
NYダウは500ドル余り下落すると安全通貨であるドルへユーロから資金が流れ込んだ。ギリシャ不安は後退しソブリンリスクは依然くすぶり続ける欧州。米国債務問題がひと段落したものの、米国経済への不安が拡大するなど世界経済の雲行きが怪しくなっている。今日の雇用統計が予想を下回るようであればユーロドルは1.4ドルのサポートを試す展開とみる。

予想レンジ ユーロ米ドル:1.4280~1.4000

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[ポンド円]  BOE金利据え置き

(ポンド円日足)


(ポンド円時間足)

GBPJPY20110805_jikanashi.jpg

日銀が東京時間にドル円の買い介入を実施した事でポンド円は126円ミドルから上昇が始まり欧州時間には130円72銭まで4円余りの上昇となった。
BOEはこの日政策金利を予想通り現行の0.5%を据え置く事を発表した。しかし、前日にスイス中銀が利下げを行い日銀が追随した事で市場ではBOEも利下げの可能性があるとの憶測もあった事から発表後ポンドは上昇に転じる場面も見られた。しかし、その後ECBのトリシェ総裁が欧州の景気下振れリスクに言及した事でマネーのリスク回避の動きが強まりNYダウが大幅下落で始まるとポンドも下落。結局、ポンド円は高値から3円近く下落するなど荒っぽい展開となった。日銀介入は今後数日継続される可能性もあるが、単独介入という事からその効果は短期間で終わるだろう。日足の一目の雲の下限が132円70銭付近にあり結果的に押し戻された。雲は下降傾向にある事から当面はじり安に推移するとみる。本日発表の米雇用統計次第では時間足のフィボナッチでは61.8%戻しの126円70銭付近までの下落もありそうだ。

予想レンジ ポンド円:129円30銭(23.6%)~126円70銭(61.8%)

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