[全般] 数々の円売り材料も影響薄く
NY時間に発表された米耐久財受注や住宅価格指数など予想を上回る好調な結果となったことでNY株式市場は143ドル上昇。先週と打って変わり堅調な動きとなったのもバーナンキ期待の一因とみられる。どうも、期待感が先に進み過ぎているようにも見えるが今日も最後のポジション調整の動きになりそうだ。
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[米ドル円] 円高対策と格付け引き下げ

アジア市場が始まるとすぐに格付け会社のムーディーズが日本の格付けを1段引き下げたことを発表。ドル円は76円ミドルから後半にじりじりと上昇。また、東京時間の11時半に野田財務相が円高対策について発表するとされたこともドル円を支えた。円高対策として財務相は国の外国為替資金特別会計から1000億ドルを使って日本の企業によるM&Aや資源権益の確保に活用するなどを打ち出した。しかし、市場は介入も含めたより即効性のある具体策を期待していたと見られ失望売りが強まり76円ミドル付近に押し戻された。通常であれば、一つをとっても円が数円売られてもおかしくはない材料が二つ合わせても50銭も上昇しないというのは異常だ。明日のバーナンキ議長講演で米国の追加緩和策への期待が強すぎるとみる。今日も77円付近を上値にもみあいが続くと見るが、NY株価の堅調な地合いからクロス円が上昇すればもう一段の上昇も期待できる。
予想レンジ 米ドル円:77円30銭(ボリンジャーバンド)~76円40銭
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[スイスフラン円] 安全通貨同士の競争

日本の格付け引き下げや政府が1000億ドルの緊急円高対応策を打ち出した事で、円安に若干動きがみられた。一方、スイスはユーロとのペッグ制を検討しているものの、具体的な物はまだ見られない。安全通貨としての円とスイスの競争は再び円安に傾きそうな地合いとみる。95円付近はスイス円が上昇する前のレベルであり、このレベルを下回る可能性は低いとみる。明日のバーナンキ議長講演次第で再びスイス円の上昇が見込まれる事から、95円台はそろそろ仕込みの時期とみる。
予想レンジ スイスフラン円:98円00銭~95円80銭
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[ユーロ米ドル] 明日のFRB議長講演を前にポジション調整

この日発表のドイツ8月IFOは108.7と予想の111.0を下回った。発表直後にユーロは1.4380付近まで下落したものの直ぐに反転するなどユーロは底堅い動きが目立った。その後ECBが債券を購入しているとの噂などもありユーロはNY市場にかけて買いが強まり1.4480ドル付近まで上昇。しかし、ここからは伸び悩んでいたところで、米国住宅価格指数が予想以上の伸びを示した事でドル買いが優勢になった。また、メルケル首相がギリシャやスペインが元の自国通貨に戻すというのはソブリンリスクの解決策にならないといった発言でユーロは下落。1.45ドル付近がかなり強いレジスタンスになってきており明日のバーナンキ議長講演を前に、ポジション的にはドルの買い戻しの動きからユーロの下落が更に強まるとみる。
予想レンジ ユーロ米ドル:1.4480~1.4300(基準線)
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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