ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-08

[全般] 本日のバーナンキFRB議長講演を控え

本日のバーナンキ議長講演での追加緩和への期待が後退しドル円は久しぶりに77円後半に上昇。
この日は本日行われるバーナンキ議長講演でのスピーチ内容のテキストから、QE3の可能性を示さないということが予想されるとの話が広がった。結局、前回のFOMCで2013年半ばまで低金利政策を維持するといった内容を改めて踏襲するだけにとどまるだろうという観測が強まった。これを受けドルは全般に買い戻しの動きが強まる中で、日本に引き続きドイツの格付け引き下げの噂が広まりユーロは対ドルで下落。また、ドイツが空売り規制を行うという噂も欧州株価が下押ししたこともユーロ売りを強める要因となった。結局、本日のバーナンキ議長の講演への市場の関心は異様に高く、その前にポジションの手じまいを中心とした動きが目立った。三日連騰を示したNYダウもこの日はマイナス170ドルと下落。スピーチ内容は多分事前予想と大きく異なることはないだろう。講演前にドル買いが強まった分だけ終了すればドル売りが再び出やすくなったとみる。講演を終えた来週の相場は次の展開を決定する重要な週になるだろう。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] ドルショートカバーの後は

(米ドル円2時間足)


アジア市場のドル円は底堅く推移するものの前回の高値77円25銭手前には売りが並んだことで超えられずに引けた。欧州市場に入りドイツの格付け引き下げや空売り規制を導入するといった噂が先行するとユーロ売りが強まりドルは全般に買い戻しの動きも見られた。NY時間には本日の講演ではQE3には言及されず、前回のFOMCで発表された内容と同じ「異常な低金利維持」の話を繰り返すことにとどまるとの予想が広がった。ドル円はこれを受け77円ミドルにあった損切りを付けて77円69銭まで上昇。前日に発表された日本の格付け引き下げや緊急円高対策など殆ど反応しなかったが、もし講演での内容が予想されるものであればこれらのニュースは徐々に影響を及ぼすとみる。市場は昨年に行われた講演でQE2を示した事を少し過剰に意識し過ぎたことで、その反動は来週以降出てきそうだ。景気への不安感が強まれば再び円買いが強まるとみることもできるため、講演後は一旦ドル売りが強まると見るが今日は週末ということもあり下落幅は限られるだろう。

予想レンジ 米ドル円:78円00銭(50%)~76円40銭


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[ポンド米ドル] 英経済、悲観的見方高まる

(ポンド米ドル日足)


(ポンド米ドル2時間足)

GBPUSD20110826_2jikanashi.jpg

欧州時間にBOEのウイール委員長が「経済にその必要があればBOEは量的緩和を実施すると確信している」「英経済が決して二番底に陥らないとは言えない」等、英経済に対して悲観的な見方を示した事でポンドは下落。更に、ドイツの格付け引き下げの噂などでユーロが軟調に推移した事もポンドの上値を抑えた。バーナンキ議長の講演を控えポジション調整のドル買いの動きも手伝い、この日のポンドはNY時間に1.62ミドルまで下落し、その後もみ合い状態が続いている。全般にポジションは大分軽くなったとみるが、未だロングポジションは残っているとみられ、講演前にはもう一段の下値を探る展開があるとみる。下値目途としては78.6%戻しの1.62前半か、これが抜けると雲の上限の1.6160付近とみる。

予想レンジ ポンド米ドル: 1.6400~1.6220


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[ユーロ米ドル] ドイツの格下げや空売り規制の噂で

(ユーロ米ドル4時間足)


欧州時間にドイツの格付け引き下げの噂から欧州株式市場は全般に下落して始まった。また、ドイツが近く空売り規制を行うといった噂も流れるとユーロは対ドルで下落が強まった。NY市場では本日のバーナンキ議長の講演ではQE3に言及せず、緩和政策を2013年半ばまで維持するといった前回のFOMCでの内容を維持するにとどまるとの予想が広がるとドルは全面的に買い戻しの動きが強まった。ユーロはアジア市場で付けた高値1.4473から結局1.4328まで150ポイント近く下落するなど激しい動きが見られた。しかし、結局ユーロはこれまでのレンジ内での動きとなりポジション調整の域を脱していない。講演で予想通りの内容であれば一旦は買い戻しが出やすいものの1.45ドルの上値は抑えられると見る。

予想レンジ ユーロ米ドル:1.4450~1.4300


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