ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-09

[全般]  ISMが予想を上回る

アジア市場は株式市場など底堅い動きを受けリスクオフの動きが強まりクロス円が全面高で推移。ドル円も日本企業のM&Aがらみの話などもあり77円台に乗せるなど円安の動きが最も目立つ展開となった。欧州時間に入るとムーディーズが「ギリシャは中期的に重大な支払い能力の問題に直面するだろう」としたことでユーロへの不安が高まり軟調な地合いで推移。また、ECBが次回の会合で利下げの検討に入ったという一部レポートが広がり更にユーロを押し下げた。
この日はNY時間に発表された米8月ISM製造業形容指数が50.6と市場が予想した48.5を上回った。好悪分岐点の50を下回るだろうと市場が予想していただけにこの指標はポジティブサプライズとなり株価などは発表直後上昇。ドルも全面高となったものの株やドルはすぐに値を戻すなど荒っぽい動きが見られた。結局米国景気が上向くと次回のFOMCでQE3の可能性が後退するので市場の反応はネガティブに傾いたという見方。また、項目の内の雇用指数が53.5から51.8に落ち込んだことで本日発表される雇用統計への懸念が高まったことも原因とされている。マーケットはそれだけ迷いがみられるだけに、今日の雇用統計の結果次第では更に乱高下が予想される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]  徐々に動きが活発に

(米ドル円日足)


アジア市場はクロス円全般に買いが強まり円は全面安の展開で始まった。海外も含め株式市場の安定化リスク回避の後退に繋がったとみられる。また、この日は日本企業のM&A絡みから大口のドル買いも見られた。しかし、一方で輸出企業などからは77円台では売りを並べていたことから結局押し戻された。NY時間に発表された米8月ISM製造業景況指数が50.6と市場が予想した48.5を上回った。好悪分岐点の50を下回るだろうと市場が予想していただけにこの指標はポジティブサプライズとなりドル円は発表後77円台に押し戻される場面も見られたが、東京市場と同様に77円台では売りが待ち構えていて押し戻されるなど方向感の乏しい動きとなった。しかし、これまでの76円前半を狙う動きから上値を狙う動きに変わり始めてきたことが分かる。今日の雇用統計で上値を試す動きになれば当面は底値が固まるとみるが、逆に77円台前半を抜けずに終われば来週は再び円高地合いに傾きそうだ。

予想レンジ 米ドル円:77円70銭~76円30銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル円]  雇用統計前に下押しも

(豪ドル円日足)


アジア市場は全般にクロス円の買いから始まった。また、早朝に豪州7月小売売上高が0.5%と予想の0.3%を上回り、第二四半期民間設備投資も予想を大きく上回ったことなどから豪ドルは更に上昇。これを受け、来週行われるRBA理事会で利上げへの期待が強まりそうだ。前日と前々日に超えられなかった82円20銭を超えたことで損切りを巻き込んだことや、短期筋のロングが出来たと見る。フィボナッチの61.8%の82円ミドルを超えたものの日足のローソク足では上髭が伸びたことで今日は売りが出やすいと見る。
雇用統計発表前には一旦押し戻される可能性があるが、結果次第ではもう一段上の76.4%戻しの84円付近を来週は目指す展開とみる。

予想レンジ 豪ドル円:83円10銭(8月5日高値)~82円10銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]  一目の雲を突き抜ける

(ユーロ米ドル日足)


ユーロは三日連続で下落する三羽ガラスとなり下値不安が強まる。
昨日はユーロにとって悪材料が二つみられた。一つはムーディーズが「ギリシャは中期的に重大な支払い能力の問題に直面するだろう」とのコメント。もう一つはシンクタンクの「ECBが利下げを検討している」とのレポートだ。これによりユーロの下落は更に強まると同時に、米国の8月ISMが予想を上回った事からドル買いが進んだこともユーロ売りを促進させることになった。
下値サポートとみられた一目の雲の下限である1.4240を一時割り込み1.4225まで下落しその後買い戻しが入った。しかし、終値ベースでも雲の中に位置する事から依然として下値リスクは残る。今日は雇用統計を控え更に週末という事もあり下押ししたとしても最終的に雲の近辺に戻るとみる。

予想レンジ ユーロ米ドル:1.4380~1.4150(8月12日安値)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する