ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-09

[全般]  ユーロ独歩安

週明けのアジア市場では前週末の米雇用統計の悪化からNYダウが下落した流れを継いで株は軟調な地合いで推移。米国の追加緩和期待は強いもののドルは全般にリスク回避から買いが強まりドル円もしっかりとした動きで始まった。一方、先週から上値の重い展開となったユーロは、メルケル首相の地元選挙で与党CDUが敗退したことで求心力が衰えギリシャ支援などに支障を来たすとの思惑が強まった。この日はNY市場がレーバーデー殆どの市場が休場となる中で、ムーディーズがイタリアを格下げするとの噂が広がるとユーロの下げ足は加速し、この日の安値である1.4060まで下落。その後イタリアの噂は否定され買い戻されたものの、ドイツのメルケル首相が「ギリシャが経済成長プログラムを達成できなければ今月の融資をしない」の見解を示した事で再びユーロは下落。
結局この日はユーロが独歩安となりドルは蚊帳の外となった。今日は米国が連休明けということから一旦はユーロなどの買い戻しなどが強まると見るが、アジアや欧州の株価が今日も下落が続くようであればNYダウの下落とともにクロス円の売りやドル買いは更に強まると見る。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]  円高の動きは一服感漂う

(米ドル円日足)

USDJPY20110906_hiashi.jpg

米雇用統計の悪化からリスク回避の動きが強まった事でドルは追加利下げの期待にもかかわらず買いが強まった。一方、豪ドルなどのリスクの高い通貨が対円で売りが強まるなどドル買いと円買いが綱引き状態となりドル円は76円ミドルから後半での小幅なもみあいが続いている。この日はドルの上昇に伴いアジア通貨が全般に上値の重い展開となった事もあり、これまでの様な“隙あらばドル円を売る”といった動きは殆ど見られなくなっている。日銀の政策会合や週末のG7で円高への対策が期待されるだけにドル円は底の堅い動きが今日も続くと見る。日足のボリンジャーバンドは下落から横ばいに転じていることから77円を挟んだ動きが目先継続とみる。

予想レンジ 米ドル円:77円20銭~76円70銭

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[豪ドル円]  RBAの政策会合を控え売り強まる

(豪ドル円日足)


(豪ドル円4時間足)

AUDJPY20110906_4jikanashi.jpg

米国の雇用の悪化や欧州の債務危機などの影響などからアジア市場ではリスク回避からの豪ドル売りが先行して始まった。対ドルでもドルの上昇から下落圧力が強く欧州にかけても下落は止まらず、イタリアの格付け引き下げの噂やドイツのギリシャへの支援が滞るとの話から一時81円を割り込んだ。しかし、NY市場が休場という事もあり直ぐに買い戻しが入った。その後はじりじりと再び上値の重い展開が続いた。本日はRBAの政策会合が開かれるが、金利は4.75%で据え置きと予想される。前回の声明文では利上げについて検討した事が明らかとなったが、最近の動きをみるとスタンスはニュートラルに近いとみられる。もし、弱気の見通しを出せば売りが強まる中で更に下値を試す展開が予想される。
下値目途としてはフィボナッチの38.2%にあたる80円40銭付近とみる。もし、下落勢いが強まればパラボリックの位置する79円80銭も意識されそうだ。

予想レンジ 豪ドル円:81円45銭(9月5日高値)~80円40銭(38.2%)

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[ユーロ米ドル]  景気減速と債務懸念

(ユーロ米ドル日足)


ユーロ圏の総合景気指数は50.7と4カ月連続で下落し09年8月以来の低水準となった。小売売上高も0.2%のプラスとなったものの伸びは鈍化し成長への懸念は強まっていると市場は認識。また、ムーディーズがイタリアの格下げを引き下げるといった噂や、メルケル首相が「ギリシャが経済成長プログラムを達成できなければ今月の融資をしない」の見解を示した事などもあり欧州株は軒並み下落。ユーロも一時1.4060まで下落するなど、欧州への景気減速と債務懸念がここにきて広がり始めた。結局、先週末に発表された米雇用統計の悪化が世界的な不安感を掻き立てたことが背景にあるとみてよい。
一目の雲を抜けた後はその下落の勢いは更に増してきており陰線が5日連続となった。そろそろ勢いも衰える頃とみて1.40付近では一旦買いを入れたいが、その戻しは限られそうだ。

予想レンジ ユーロ米ドル:1.4000~1.4160

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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