[全般] 欧米で明るい兆し
欧州ではドイツ連邦憲法裁判所がギリシャの金融支援について合意性を問う訴えを退け合憲であるとの結果を示した。これによりギリシャへの支援リスクは一先ず回避された事でユーロは底堅く推移。また、スペイン上院では予算に関する憲法改正案が承認されたことも相場の追い風となった。米国でも8日に行われるオバマ大統領の演説で具体的な雇用対策の金額(3000億ドル規模の雇用対策)の中身の一部が報道され、景気浮揚効果が期待された。また、この日発表のベージュブックでは一部の地域で経済活動が下降し、株安などで短期的な見通しを引き下げるなど前回よりも弱い内容となった事で、次回のFOMCでの追加緩和策に対する期待が強まり株価も大幅上昇して終わった。また、シカゴ連銀のエヴァンス総裁が9月のFOMCでは追加緩和策の協議が非常に活発な議論になるだろうとコメントしたことも追加緩和の可能性を高めた。これらによりリスク回避の動きが徐々に後退した事でドル安とともにクロス円は全般的に底堅い動きとなった。今日は、オバマ大統領の演説の他にバーナンキ議長の講演やBOEやECBの政策会合を控える。また、ECB会合のトリシェ総裁の記者会見では今後の金融政策の方向を示すものとして注目される。
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[米ドル円] 日銀のサプライズはなし

東京時間に開かれた日銀の金融政策会合では政策金利の据え置きを決定。その後の白川総裁の記者会見では前日のスイスのユーロとのペッグ制を決定し無制限の通貨供給を示した事を受け、これに追随する形で何らかの措置を講じると一部で期待されたものの何も出なかったことから失望売りが強まった。しかし、スイス効果が強いのか77円台を割り込むことはなかった。NY市場でも株価の上昇によりリスク回避の後退からクロス円が全般に底堅い動きとなった事もドル円の底を支えた。上値では輸出の売りが散見されたもののそれ程纏まった額ではないことから、徐々に底値を切り上げる動きは続くと見る。今日はBOEやECBの政策会合やオバマ大統領の演説などイベントが盛りだくさんだが、これを乗り切ることが出来ればドル円は更に上値を試す展開とみる。
予想レンジ 米ドル円:78円20銭~77円10銭
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[豪ドル円] GDP予想以上の伸び

RBAのスティーブンス総裁は世界の金融市場が将来の不安定さを生み出す限り政策金利を据え置く意向を示唆した。既に前日の会合で据え置き決定されていた事からそれ程大きな影響は見られなかった。その後発表された同国4-6月GDPが前期比1.2%増と予想の1.0%を上回った事を受けこれまで下落が続いた豪ドルは上昇に転じた。如何に世界マネーが行き場所を探しているかを示すものだ。フィボナッチの61.8%戻しが82円ミドルということまりこのレベルでは利食い売りが並んでいる様だ。しかし、ドル円がこのところ底堅さが表れている事からもう一段の上昇期待が高い。取り敢えず前回の高値82円80銭が上値抵抗線となっている。今日はBOEやECB,そしてオバマ大統領の演説を控え慎重な動きになりそうだ。
予想レンジ 豪ドル円:82円80銭~81円90銭
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[ユーロ米ドル] ドイツ連邦憲法裁判、ギリシャ支援合憲


ギリシャ支援やEFSFがEU条約の違反にあたるかどうか審査された結果は基本的に合憲であると判断された。もし意見となれば今月のギリシャへ支援が滞り大きな混乱を生じる可能性があった事から、この結果を市場は好感。また、この日はイタリア上院でベルルスコーニ首相が打ち出した財政緊縮策を賛成多数で承認した事や、スペイン上院でも財政規律を成文化した憲法改正案が承認された事を受けユーロは堅調な動きで推移した。先日は欧州債務不安が拡大した事でユーロの下落リスクが高まっていたものが、この結果を受け更なる下落を回避する事が出来た。しかし、今日はBOEやECBの政策会合を控えECBが利下げ方向にかじ取りを変える事が示されるようであればユーロ売りが再び強まる可能性がある。今日のトリシェ総裁の発言でも前回の安値1.3975付近を下回らなければ当面は底値はこの1.4ドル前後のレベルになるとみる。
予想レンジ ユーロ米ドル:1.4260(転換線)~1.4000
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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