ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-09

[全般]  ECBの金融政策転換と米国追加緩和

この日は重要なイベントが盛りだくさんで市場はポジションを整理する動きが目立った。
アジア時間には豪州の雇用者数が発表され、予想を大きく下回った。これにより、前日に買われた豪ドルの買いポジションの売りが吐き出され下落。その後は再び買いが強まるなどアップダウンの激しい一日となった。欧州時間にはBOEの政策会合が行われ政策金利とともに債券購入も前回から据え置かれた。市場の一部では量的緩和期待があったことからポンドの買い戻しが強まった。その後行われたECBの政策会合では予想通り据え置きとなったが、トリシェ総裁の記者会見に市場の注目は集まった。総裁はインフレに対してはこれまでのリスクは均衡しているが、もはや上向きではないとしこれまでの引き締め政策からの変化を示した。また、ユーロ圏経済のダウンサイドリスクが高まった事を何度か繰り返し発言したこともこれまでになかった事で、インフレ重視から経済とのバランスを見始めたようだ。スイスに関してはユーロとのペッグを事実上容認する発言もありスイスは更に下落。NY時間には更に重要なイベントであるバーナンキ議長の講演が行われた。議長は今月の会合で成長、雇用、物価に対し可能な手段はすべて実行するとし、何らかの政策を実施する構えを見せた。これは、これまでの発言から新たなものはなく、市場は比較的反応はみられなかった。
この後にもオバマ大統領が議会で景気対策や雇用創出に関するスピーチが控えるが、前日に発表された3000億ドル余りの対策が既に市場に流れているものの、4000億ドル以上になるとの観測あるが影響は限られるとみる。
結果的に、ユーロ安、円安、そしてドル高の動きが今日も強まると見る。ただ、週末ということからNY市場ではポジションの巻き戻しが入りやすく注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]  円安の動きがじりじりと強まる

(米ドル円日足)

USDJPY20110909_hiashi.jpg

ドル円は77円台を固め始めた。
この日はBOEやECB、トリシェ総裁の記者会見、バーナンキ議長の講演、そして、オバマ大統領の雇用に対する議会演説などもありポジションを縮小させる動きも見られた。これまでのドル円では円高への動きが強くドル売りの動きが出やすかったものもスイスが下落した辺りからドル円も底堅さが目立つようになった。この日もドル円は77円手前までドル円は売り込まれたが最終的に77円ミドルまで押し戻されるなど、77円付近にはかなりの買いが並んできたと見てよいだろう。BOEの量的緩和リスクはなくなり、ECBの利上げ期待は後退し米国の追加緩和は先ず行われることが明らかになったことで市場のリスクが後退すれば円買い圧力は後退する。今日から始まるG7では円高阻止の期待はできないものの、ネガティブな意見がなければ寧ろ円にとってはプラス材料と受け止められそうだ。

予想レンジ 米ドル円:78円00銭(38.2%、ボリンジャーバンド)~77円00銭

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[豪ドル円]  雇用統計の悪化

(豪ドル円時間足)


アジア時間に発表された豪州の8月雇用者数は9千700人の減少と予想の1万人増を大きく下回った。前日にはGDPが予想以上の伸びを示した事で上昇した反動もあり発表後豪ドルは売りに転じた。欧州市場に入ると豪ドルの買い戻しが出たことで下落前の82円前半まで押し戻された。また、NY市場ではバーナンキ議長が具体的な追加緩和策を出すとの期待感からドル売りが強まると豪ドルは対ドルでも上昇。ところが、バーナンキ議長は結果的に具体策には言及しなかったことから失望感のドル買いが強まると再び豪ドルは下落。結局豪ドル円は下落して終了。時間足からみると短期的にダブルトップを形成したことで目先上値の重い展開が続くと見る。しかし、同時に前回の安値である81円80銭付近がサポートされればダブルボトムにもなりうる。このレベルの手前で買ったとしても、もし抜けたら途転で売り攻めにまわる。

予想レンジ 豪ドル円:82円20銭~81円50銭(50%戻し)

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[ユーロ米ドル]  ECBの政策スタンスの変化

(ユーロ米ドル時間足)


ECB会合では予想通り政策金利を据え置いた。その後トリシェ総裁の記者会見で「ユーロ圏経済のダウンサイドリスクが高まった」「インフレリスクは均衡しているがもはや上向きではない」と言及。これによりこれまでの利上げ観測は一気に後退し一部では利下げの可能性も囁かれる。これを受けてユーロはスイス以外のあらゆる通貨に対し下落した。これまでのレンジであった1.45から1.4ドルの下限をこれで完全に割り込んだことからレンジが一段下にずれたとみる。目先のサポートは7月12日に付けた安値1.3837とみる。今日は週末という事や、ユーロの目先の売り材料がほぼ出尽くしたことからそろそろ買い戻しの動きが強まるとみる。

予想レンジ ユーロ米ドル:1.4030(23.6%)~1.3840(7月12日安値)

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