ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-09

[全般]  ギリシャデフォルト懸念からリスク回避の動き

週明けのオセアニア市場からユーロは軟調な地合いで始まった。先週末に行われた欧州財務相非公式会合ではギリシャに対する具体的な対策が打ち出せなかった事を受けたものだ。ユーロが売られた事でドルは全般に底堅い動きを見せていたが欧米市場に入ると更にユーロが下落。イタリア政府が2010年のGDP見通しを1.1%から0.7%に下方修正する可能性があるとの報道や、一部のレポートがギリシャのネガティブな内容のものを出したこと。更に、EU/IMF/ECBが電話会議後に公式声明を出さないと報じられ市場には失望感が強まった事でロンドンフィキシングに向けてユーロ売りが更に加速した。同時にユーロ円などのクロス円の売りが強まるとドル円は損切りを巻き込みながら76円32銭の安値を付けた。その後はNYダウの回復とともにユーロやクロス円の買い戻しが強まった。その後電話会議の声明が発表されこの電話会議が生産的で現実的なものであったことや本日20日も更に話し合われることを発表したことで買い戻しの動きを強めた。米国のFOMCが本日から始まることからそろそろユーロの問題から米国追加政策へ市場の注目が移りそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]  クロス円の売りが下押し

(米ドル円日足)

USDJPY20110920_hiashi.jpg

週明けからユーロ売りが強まりドルが全般に底堅い動きで始まったドル円も欧米市場では上値の重い展開となった。ギリシャ支援で具体的な対策が打ち出せなかった事もあり10月のギリシャ追加融資が出来なくなるとの懸念が強まる。EU/IMF/ECBが電話会議を行ったものの声明文は出さないといった話が広がると失望感からユーロがNY市場で更に下落。ユーロ円を中心としたクロス円の売りが強まった事でドル円も76円ミドルにあった損切りを着けるとこの日の安値である76円32銭まで売り込まれた。その後は介入警戒感もあり買い戻されたものの、下値を試そうとする動きが再び市場には強まり始めている。今日もじりじりと76円前半を試す展開とみるが、短期筋の動きが中心となり最終的に買い戻しが入りやすい。パラボリックが売りに転じたことから今日は売り攻め最初の日になりそうだ。

米ドル円予想レンジ:77円00銭~76円20銭(ボリンジャーバンド下限)

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[ポンド円]  最安値118円80銭を意識

(ポンド円日足)

GBPJPY20110920_hiashi.jpg

ユーロの下落につられる格好でポンド売りが強まった。
欧州時間には120円付近で一旦下げ止まったもののロンドンフィキシングタイムに向けてユーロ売りが強まると同時にポンド円も下落。120円付近の損切りを付けると119円45銭とこの日の安値を付けた。市場は2009年1月に付けた市場最安値である118円80銭を俄かに意識し始めている。しかし、ポンド自体の売り材料で下げてきたわけではないことからこの下げもそろそろ終わりに近いと見る。ボリンジャーバンドの下限を割り込んで長い下髭が伸びたものの、終値ベースではバンドの内側で収まったことから底値感が強まる。今日は下げたところでは買いを仕込んでいきたい。

予想レンジ ポンド円:121円20銭(先週末のNY終値)~119円70銭

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[ユーロ米ドル]  ギリシャ追加支援を巡り不安拡大

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD20110920_jikanashi.jpg

先週末のEU財務相会合ではギリシャ支援に対し追加支援で一致したものの具体的な策が出なかったことや各国の議会の承認を得ていないことなどからオセアニア市場ではユーロが安値から始まった。欧州自金にはイタリア政府が2010年のGDP見通しを1.1%から0.7%に下方修正する可能性があるとの報道や、一部のレポートがギリシャのネガティブな内容のものを出しているとの噂もきかれた。更に、EU/IMF/ECBが電話会議後に公式声明を出さないと報じられ市場には失望感が強まった事でユーロは1.3585とこの日の安値を更新した。その後電話会議ではIMFとの支援継続の合意が近いとの内容がギリシャ筋から発表されたことでユーロは引けにかけて買い戻しの動きが強まり1.37ドル台に乗せた。今日もIMFとの電話会議が継続されることからギリシャ支援の継続が確認されるようであれば更にユーロ買いが強まる可能性が高まりそうだ。一方で今日から始まるFOMCでは追加緩和策への期待感もありその動き次第では一喜一憂しそうだ。短期的にはギリシャ問題が一つのヤマを越えることが出来ればユーロの買いが優勢とみる。

予想レンジ ユーロ米ドル:1.3800(先週のNY終値)~1.3620

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